ガボンは中部アフリカに位置する大西洋・ギニア湾に面する国です。

 

地図で見るとアフリカ大陸の左側、ちょうど湾曲しているところの真ん中あたりですね。

 

「地球の肺」とも呼ばれる地域で国の8割ほどが森林地帯という特徴から、アフリカにおいては比較的に林業が盛んな場所でもあります。

 

20世紀半ばまではフランス領赤道アフリカの一国として存在していましたが、その後独立を果たしています。

 

石油などの天然資源も豊富で、国のGDPは先進国の約75%と実は豊かな国という一面も。しかし、実際は労働者の大半が近隣アフリカからの移民だというガボン。

 

なかなか不思議な国・ガボンですがその魅力やアクセス方法、また渡航する際の注意点などをご紹介していきたいと思います。

 

またオススメの観光地や物価情報なども合わせて見ていきますので、どうぞチェックしていってくださいね。

 

【ガボンの基本情報】

・正式名
ガボン共和国 (フランス語表記が正式とされるRepublique Gabonaiseレピュブリックガボネーズ)
・首都
リーブルヴィル
・人口
1,980,000(2016年時点)
・使用通貨
CFAフラン(XOF)
・公用語
フランス語 ※先住民族バントゥー族の使用していたファン語なども使われています

 

参考データ外務省HP参照

出典:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/gabon/index.html




  

【ガボンへのアクセス方法やパスポートビザの取得について】

~アクセス方法~

ガボンへのアクセス方法は大きく分けて2つです。エチオピア経由かフランスなどヨーロッパ経由かのどちらかですね。比較的本数が多いのはエチオピア経由となっています。

 

どちらもガボンの首都にあるリーブルヴィル空港に到着します。

 

本数が多く料金的にも安いエチオピア・アディスアベバ経由

日本からなら成田空港発着のエチオピア航空を利用するのが便利。

時間はおよそ20時間~25時間ほどで、本数も比較的多いのが特徴です。

 

フランス・モロッコ経由

こちらはエールフランスなどを使ってのヨーロッパ経由です。

そちらに立ち寄る必要があまりないのであれば、金額・時間的にもエチオピア経由をオススメしますね。

 

~パスポートやビザについて~

近年多くの国がオンラインビザ取得システムに切り替えている中で、ガボンもそういった形をとるようになっています。

そのため必要な書類をデータ化してネット申請⇒現地空港でビザ受け取りという流れになります。

その際におけるいくつかの注意点をご紹介していきます。

 

ネット申請のため必ず72時間以上かかる

これ以上は短くならないので、入国する際には到着時刻などを踏まえて申請を出しましょう。

 

パスポートの余白

パスポート申請時には6ヶ月以上の有効期間、2ページ以上の余白部分が必要となります。

 

証明写真は6ヶ月以内の撮影

こちらは大丈夫だと思いますが、証明写真は6ヶ月以内に撮影した鮮明なものとなります。

スキャンしてデータ化、その後添付といった形ですのでその点ご注意ください。

 

~予防接種の必要性について~

イエローカードが必須

ガボンは黄熱病予防接種が必須となっている国です。

その他にも様々な病気の危険性も指摘されていますので、以下にガボンにある日本の大使館の文章をご紹介しますね。

 

予防接種

 

1)長期滞在者に必要な予防接種

 入国に必要なワクチン:黄熱病 ガボンはWHO によって予防接種が義務付けられています。

 接種すべきワクチン:A 型肝炎、B 型肝炎、破傷風

 接種が薦められるワクチン:狂犬病、髄膜炎、腸チフス

都市部の薬局でこれらワクチン(ほとんどフランス製)は手に入りますが入荷は必ずしも安定しません。

 

2)小児予防接種

BCG

 6 種混合:ジフテリア+破傷風+百日咳+ポリオ+ヘモフィルスインフルエンザBB 型肝炎

 肺炎球菌

ロタ

黄熱病

MMR:麻疹+おたふくかぜ+風疹

 腸チフス

日本の定期接種は完了してくることが望ましい。

 

3)ワクチン接種証明書

イエローカードは必須。児童・生徒が入園・入学する際に英文または仏文の予防接種証明およ び健康診断書が必要です”

引用:http://www.ga.emb-japan.go.jp/ja/seikatsujyouhou/seikatsujyouhou_iryou_j.html

(在ガボン日本大使館)

 

マラリアやデング熱といった感染症も懸念されていて、薬はあるものの必ず手に入るものではないという注意書きがされています。

そのため、日本から持っていけるようであれば予防薬などを準備していくことが望ましいとされていますが、なかなか一般人で専門的な薬を手に入れられるかというと難しいところですね。

 

~ガボン旅行におけるおおまかな費用~

往復航空券目安

エチオピア経由¥170,000前後

フランスなどヨーロッパ経由¥250,000前後

どちらも時間指定なしの場合における参考価格です。

時間指定や時期によっては多少前後するかと思います。

 

よほどの理由がない限りはエチオピア航空をオススメします。

金額も時間も大幅にダウンできますからね。

 

滞在にかかる1日の平均予算

現在100CFAフラン=20円程度のレートとなっています。(2018年5月)

物価はものによって大きく異なり、野菜などの生鮮食品は日本と変わらない値段となっています。

ガボンは亜熱帯地域で農業が盛んではないため、ほとんど輸入に頼っているというのが現状。

そのため日本人が普通に摂る食事だと800円~1,000円程度、ホテルも5,000円以上からが相場となっていますね。

 

食事・ホテルなど全て平均的なチョイスをしたとして1日の予算は10,000円弱かと思います。(宿泊費・食費3食分)

 

※※※

 

天然資源による利益によって国からの恩恵が国民にも多少あり、国民の所得高がアフリカの平均値をかなり上回っているというところにも理由があるようです。

こうしたことからあまり頑張って働かないというところがガボンの国民性のようで、生鮮食品は諸外国まかせというのが一般的な認識みたいですね。

 

主な観光にかかる費用・予算

ガボンの主な観光地域は首都リーブルヴィル周辺となります。

これは国土のほとんどが、およそ人が踏み込めないようなジャングル地帯になっているからです。

そのため交通費があまりかからないので、比較的観光における費用がほかのアフリカ諸国より低めの設定となります。

一般的なのは首都リーブルヴィルからおよそ車で45分のポイントデニスビーチなどが観光の名所となっていますが、そこまでの交通費はおよそ2,000円~3,000円程度です。

 

【ガボンの特徴と歴史】

ガボンは1960年に独立するまでフランスの統治下にありました。

そのため現在でもフランス文化が根強く残っています。

教育機関などは比較的アフリカの中では整っている方で、6歳から小学校・中学校と通い19歳で卒業するというカリキュラムになっているようです。

 

経済においては産油国としての一面を持ち、国土に保有する豊富な材木資源と共に国を支えています。

アフリカにおいては先進国のような存在で、多くの出稼ぎ労働者が集まる地域といえますね。

 

20世紀最大のヒューマニスト」と称されたドイツ人医師・アルベルトシュバイツァー博士が医療活動を行っていたのが、こちらのガボン。

独立前夜のガボン国民の健康のために尽力し、独立後も同地で活動を続けたことから博士の診療所は記念館として現在も残されています。




 

【ガボンでおススメの観光地はここ!】

 

ガボンは中部アフリカのリゾート地としても知られています。

そのため観光地にはビーチや都市型観光スポットが多い印象ですね。

もちろん手付かずの自然も豊富ですから、そういった点も踏まえてご紹介していきましょう。

 

○ロアンゴ国立公園

首都リーブルヴィルからは離れていますが、ガボン南部に位置するロアンゴ国立公園がオススメ観光地のひとつですね。

大西洋に続く湿地帯・サバンナ・ラグーンといった様々な立地条件が続く特殊な公園です。

ローランド・ゴリラやバッファロー、また沿岸部ではウミガメの産卵なども観測できる自然のレジャーランドとなっています。

車でも回れますし、ボートやカヤックといったアクティビティもあります。

ザトウクジラの群れなどのホエールウォッチングが楽しめる場所としても人気ですね。

 

○ビーチを楽しむなら「サガラビーチ」

リゾートホテルもあり観光客にも楽しめるビーチです。

大西洋沿岸に位置していて、ガボンの中では水質がいい地域となっています。

 

○ローカルを楽しむであれば「チチバ」

廃墟好きにはたまらない施設がガボンにある「チチバ」と呼ばれる建物。

もともとは「バントゥー国際文明センター」という国の施設で、先住民バントゥー族に関する研究施設だったようです。

しかし、建設途中で国の財政が厳しくなって中断。

そのまま廃墟化して、現在は貧困層の居住空間となっています。

施設内には屋台と教会があり、現地の生活をより知れる場所としてバックパッカーからは知られていますね。

 

【ガボンについてのまとめ】

国の天然資源が豊富で、亜熱帯地域における自然環境も特徴的なガボン。

アフリカにおけるリゾート地としての顔もあり、比較的経済活動が順調な地域といえるでしょう。

もちろん貧富の差はありますが、そこをおぎなう明るい国民性の裏には多少の国からの恩恵もあるようです。

ぜひ一度は訪れて欲しい中部アフリカの国ガボンについてご紹介いたしました。