【Dress for two】シングルマザーとオシャレを共に!ルワンダ日本人宿キセキでオーダーメイド服

ルワンダにある日本人宿キセキでは首都キガリにある貧困地区のシングルマザーたちの支援を行っている。

 

それは、キセキでのスタッフとしての直接雇用だったり、法律で禁止されてしまった野菜を売ったりなどの路上販売の販売先としての場所提供から、キセキで働くシングルマザーのお宅訪問ツアーでの支援など。

 

 

そして、数ある支援の中でも私がより一層素敵だなって思ったのが、今日書きたい「Dress For Two」というプロジェクト。

Dress for Two プロジェクトとは

 

キセキの中にある服を仕立ててくれるテーラーさんがいて、市場などで気に入った生地を買って持ち込めば1日~2日でオーダーメイドの服を仕立ててくれてしまう。

 

ルワンダだけではなく、アフリカでは自分の好きな生地を買ってきてオーダーメイドでオリジナルの服を作ることは、よくあること。

 

キミロンコ市場でもたくさんの布、そしてテーラーさんがいる。

 

それでも、シングルマザーたちにとっては、身一つで数人の子供を育てていく中では、決して気軽には服を作れない。

 

洋服を仕立てるには、月収の半分近くが飛んでしまう。いつだってオシャレは家族のために後回しにされてしまう。

 

家族のために頑張るママたちにこそ、もっともっと笑顔になって欲しい。幸せになって欲しい。そこでキセキの女将である山田美緒さんが考案されたのが、Dress For Two

 

アフリカ布は1反6ヤード(約5.5m)で売られていて、1人分の服を作るには十分すぎる、というより大いに余ってしまうほど大きい。

 

だからそれを、シングルマザー1:4日本人ゲスト というふうに生地の価格を持ち合って、1枚の大きなアフリカ布から2人分の服を作る、というもの。

 

ママたちもより安い価格で服を仕立てることが出来て、そして自分の買ってきた布が日本人に選ばれるかをドキドキと待つ楽しみがある。

 

私たち日本人ゲストも、オリジナルの服が作れて、しかもそれはシングルマザーの支援にもなって、そしてルワンダに同じ生地で服を作ったママが出来る。

 

という皆が本当にハッピーになれる、そんな企画。

 

ということで、私も作ってきました!オーダーから完成までを写真付きでじっくり解説。

 

実は、このDress for Two プロジェクトは日本からも参加できる!

詳しくは、下記リンクから

オーダー方法

このオーダー方法はキセキだけでなく、アフリカ各地のテーラーさんでもほとんど同じ行程なので(実際にケニアとベナンでも仕立ててきた)この記事をきっかけにアフリカで服を仕立てたくなったら、参考にしてもらえればとても嬉しい!

※事前に、キセキで働くママたちが自分好みの布を購入し、服を既に仕立てている。

 

個性が光る、このカラフルさアフリカ布最大の魅力。着る人皆が自然と笑顔に、自信を持てるようになるのが大きく頷ける!

①布選び

キセキの共有スペースに並んでいる布から好みの柄を選ぶ。(自分の選んだ布が選ばれるかソワソワなママ達の視線を背中に感じながら。)

 

ここが一番時間がかかる。とにかく悩む。悩みに悩む。私は多分、ここで30分以上も悶えた。

 

どれも可愛すぎるし、布の状態だとどんな仕上がりになるのか想像するもの結構難しい。(ここが楽しみのポイントでもある。)

 

もしひとめぼれで決められる布があったら、それはもう運命としか言いようがない。迷わずそれにして下さい。

キセキの中に並ぶ素敵なアフリカ布たち。

②デザインを決める

生地を選ぶと、次は自分の好みのデザインイメージを探す。

 

私は、ワンピースを仕立てることに。Googleで検索したスタイルを保存しておく。(生地の大きさによって出来るデザイン、出来ないデザインがあるのでそこはテーラーさんと相談しよう)

画像を保存して、テーラーさんに見せれば、彼らは型紙をひくこともなく、簡単なスケッチだけをして見事に再現してしまう。

 

もし細かい要望があれば、しっかりと伝えよう。(スカートはタイトめで、とかふんわりめでなど)英語が苦手でも大丈夫、ジェスチャーでも伝わるから。

③実寸を測る

写真以外にも全部で12か所くらいしっかり測ってくれる。(※これはまだ私服です。決してアフリカ布ではありません)

④サインをする

シンプルにサインをするだけ!これで契約は完了。

 

完成は2日後♪(頼んだのが週末で日曜日はテーラーさんがお休みなので、予約が詰まってなければ最短1日での仕立ても可能らしい)

 

完成日にあわせて、すでに私の選んだ柄で服を仕立てているママが、お揃いをお披露目するためにわざわざ服を持ってきてくれることに。ジャネッタっていう可愛い双子のママなんだって!

 

まさにお揃いをお互いに実感する、最高の演出をしていただけることに。

⑤いよいよ完成

丁寧に、丁寧にアイロンをかけてくれている。もうすぐ完成!すでに可愛い。すでに愛しい。

 

そしてついにその時が!

私が選んだのは、この緑色のドレス!

 

もともと緑が好きっていうのもあるし、何より前日に行ったルワンダの農村での緑の美しさ、深さ、生命力にすっかり魅了されてしまっていて、私なりにルワンダの思い出を最高の形で詰め込んだものにしたかったから。

お揃いのドレス大公開

さぁ、そしていよいよこの日の主役ジャネッタが登場!

(私が興奮しすぎてて写真がブレてます。ごめんなさい)

見て!このフルコーディネート!素敵すぎる!本当に!

 

この日のために、服だけはなく、アクセサリーとヒールの靴も持ってきてくれて、最高のお洒落を披露してくれた!(キセキでは普段は制服があるため)

 

可愛すぎる!素敵すぎる!服も、そして笑顔も!ジャネッタ可愛すぎる!

 

そしていよいよ本日の主役(って言ってもいいよね?)2号の私登場!

どうですか?似合ってるでしょ!素敵でしょ!

 

もう本当に最高の気分になれました。幸せすぎる。嬉しすぎる。

 

ただでさえ自分のための服を仕立てられて、そこに更にルワンダで家族のために力強く生きているママとのお揃いの生地で、想いがいろいろと溢れてきちゃう。

 

仕立ててくれたテーラーママさんと3人でも写真をとって。

 

嬉しすぎて笑顔が溢れて溢れて、仕方なかった。

Dress for Twoはオシャレで世界を変える

ここ、キセキではいつでも幸せな笑顔があふれている。

 

 

生きることは簡単ではない。

苦しいこと、辛いことって嫌でもやってくるんだ。でも、それを支え合って、踏ん張って、必死になって乗り越えてでも生きる希望は、そして日々をたくましく生きている人々が集うこの場所には、奇跡が起きている。

 

キセキで働くママの子供が学校に行けるようになる。ママも服を仕立ててお洒落を楽しめるようになる。

 

キセキで働くママの子供たちが土曜日には庭で元気いっぱいに遊んでる。10年後にキセキで寿司を作っているのは、この子達の誰かかもしれない。

 

 

ママの仕事をその目でみて、興味を持って、自分なりの将来の夢を描くんだろう。10年後に私の服を仕立てるのは、もしかしたらこの子かもしれないんだ。

 

 

奇跡は誰かの差し伸べる手をただ待っているだけではこない。奇跡は誰かの幸せをただただ願うだけでも起こらない。

 

奇跡を信じて、願って、そしてその手で、自らの手で生み出す力があってこそ、自ら動いてこそ、ようやく芽吹いてくるんだろう。

 

私の作った1枚の服も、そんな日々の1ページになったとしたら、お互いがこの服を着るときに相手のことを想えば、世界は少し優しいものになる。

キセキをその目で見に行こう

分け合えたのは生地だけじゃなく、むしろ私の方がたくさんのモノをいただいてしまったのかもしれない。

 

ルワンダのキセキ、ここには力強く日々を生きている人々の想いが集まっている。

 

「アフリカ」という国は存在しない。


アフリカには一つ一つの国があり、都市があり、生活があり、想いがあり、そして一人一人の掛け替えのない人生がある。

 

そんな生活の一端に、触れさせて貰えた気がした。

 

昼間には食べ放題の日本食ブッフェもやっているから、旅の疲れをここで癒して、ここで英気を養って、世界を、そして自分を優しくしていくために出来る最大限の事をやっていこう。

 

ルワンダのキセキ、絶対に来て欲しい。行って欲しい、見て欲しい、感じて欲しい。

 

そしてこのDress for Two プロジェクトは日本からも参加できる!

詳しくは、下記リンクから