赤道直下ギニア「おにぎり作り」で学びを届ける日本人女性

 

 

はじめまして、木村麻衣子です。介護職で福祉の楽しさや素晴らしさを感じ現在は児童発達支援をしています。

 

たくさんの人にギニアを知ってもらいたい、今みんなで出来ることを考えながら子どもたちにも身近に世界を知り感じてほしいとボランティアで学校の出前授業や地域で楽しく参加できる国際交流を行っています。

 

今回はギニアでの活動について紹介させていただきます。

 

こども食堂

 

日本では、たくさんの「こども食堂」が地域の人たちの取り組み等で広がってきております。

 

身近な場所で私も何かできないかと息子と一緒に地域のこども食堂に参加させていただきました。

 

以前、私と娘2人の生活していた事があります。その時はお金がなく、12食をとることも大変で、即席ラーメンを娘に麺を食べさせ私はスープを飲む、そんな経験があります。親として子どもに食べさせてあげることが出来ない、悲しさ、切なさ、情けなさ、とても辛い経験になりました。その時に、この気持ちはきっと国が違っても、みんな同じだと思いました。

 

私が辛い時、たくさんの人が私に優しくしてくれました。生まれて初めて人気持ちの温かさを感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

(写真)こども食堂 旬の野菜たっぷりカレー




 

おにぎり作りで学ぶ公衆衛生 

 

ギニア人である今の夫やギニアに住んでいる家族からの話を聞き、食べることができない子ども、家の仕事で学校に通うことができない子ども、病院に行き薬を買うことができない子どもがいる事、多くの子どもたちが困っているというものでした。

 

子どもたちはお腹がすいていても誰も言いません。

 

それは家族の悪口となってしまうのです。

 

まだまだ支援の届かない地域が多くある現状を知りました。

 

今の私に何かできないかと考えていました。

 

 そこで私は、ギニアの食であるお米を使い、キシドゥグ県の小学校の生徒とおにぎり作りで、感染予防の大切さを伝え公衆衛生の改善に皆で取り組んでいくためのきっかけ作りをしたいと考えました。

 

(写真)キシドゥグ県ヤサフェ小学校のみんなとで順番に手洗いをしている写真、首都コナクリから車で約12時間かかるKissidougouにあります

        

 

おにぎり作りでは、なかなか三角に上手く握れずに何度もイメージ、練習をみんなでやりました。

 

 

子供達は笑顔で難しいと言いながらおにぎり作りを楽しんでいました。

 

 

人数が多いため三角ではなく丸にしました。

 

 

何度か作るうちいつの間にか職人のように早くキレイに握れるようになっていました。

 

 

初めてみる黒い海苔を子供達は食べてくれるかと心配していましたがそのまま、パリパリと食べる子もおいしい、もっとほしい、家族にも食べさせてあげたいとみんなが言ってくれました。

 

 

おにぎり、いただきます。と私が帰るまで、子供達からのコール!!とても嬉しかったです。

 

 

地元の保護者、県知事、教育委員会の皆さんも協力応援してくださいました。本当に感謝します。

 

(写真上)おにぎりイタダキマス!とみんな喜んでいる写真は世界食糧デーソーシャルアクション2017おにぎりグランプリで賞をいただきました。
(写真下)
炊きたてのイイ香りのお米を混ぜているところグローバルフェスタ2017外務省テントにて展示。

(写真)汚水がたまってドアすべて外れたままのトイレを女の子もこのトイレを使用していました。

 

たくさんの方からの支援や応援でトイレの修繕、机の修理、新しい机を作ることができました。

 

机は自分で買わないといけないためにお金がなくていけなかった子もいました。

 

今回机を新しくしたことで学校に通えるようになった子もいると聞きとても嬉しいです。

 

これから少しずつですが学校を応援していきたいと思っています。

 

誰もが夢を持つことのできる世界になってほしと私は願っています。

 

子ども達の夢をかなえるためのお手伝いができたら嬉しいです。

 

 

次回は息子が感じたギニア、そしていま輝いている子ども達を紹介させていただきます。

 

ただいまアフリカ全体における精神科医療の変革を目指しクラウドファンディングに挑戦しています。

 

ネクストゴールまで、あと1歩となりました。たくさんの人に知っていただきたいと思います。

皆さん応援よろしくお願いいたします。

 

クラウドファンディングページはこちら☟

https://readyfor.jp/projects/guineapsychiatry

 

 

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