シロアリは世界の救世主!?

「そもそもシロアリマンは、これほどシロアリの栄養価が高いっていうのは知っていたんですか?」

 

いや、正直ここまで栄養があるっていうのは知らなかったです。ただ、虫の中では一番おいしい食べ物だと思っていました。ケニアでは、バッタも食べるますが、それはあまりおいしくないんですよ。生で食べられないし、焼いて塩かけてるだけだし。」

 

「では栄養価があるっていうのは、同僚から昆虫食の話が出て、興味を持って調べはじめたら『あれ?普通に食べてたけど、シロアリってすげーーーじゃん!』ってなったということですね。」

 

「そういうことです!まさにそのとおり!最初は、先ほども話したように、注目していたのはコオロギだったんですよ。一般的に養殖もされているし、未来のタンパク源として注目されていたということで。でも、『いやいや、シロアリの方がいっぱいいるし美味しいよ』って中から、いろんな資料を読みあさって比較検討をしていた結果、あれ、コオロギよりよくね?って。他にもいろんな種類の虫を検討したんですが、やはりシロアリが一番でした。」

 

「そ、それは色々と実際に食べ比べたりもしたんですか?」

 

「食べ比べはしていません(笑)あくまでも資料上で栄養価の検証をしました。その中で、現地で必要とされている栄養価を含んでいるのがシロアリだったんです。」

 

 

「もうじゃあ、シロアリマンめっちゃテンションあがったんじゃないですか?」

 

「それはもう、めっちゃあがりましたよ!『やっぱり!わかってたよ、シロアリすごいんだって!絶対いいって思ってたよ、間違いないヨォ!』って!笑」

 

「それはもうシロアリマンになるしかないですね!」

 

「そうなんですよ、そこからは、もう周りから何を言われようがとにかくR1にでて賞金の50万円を狙おう!って、活動資金にしようと。とにかくテレビに出てしまえば、きっと道は開けると思って。シロアリマンって名前って絶対忘れないと思うんですよね。」

 

「間違いないですね、忘れようがないです。初めてTwitterでみてから、まったく頭から離れませんでした。見た目のインパクトとセットで。」

 

「現地でのシロアリ活動は、食育以外にも何かプランがあるんですか?」

 

シロアリを故郷ケリチョの新たな産業に 

「そうですね、まずはシロアリ食の重要性と必要性を知ってもらう。それから、シロアリの巣の場所を把握して収穫方法を考えていきたいと思っています。収穫方法もいろんなパターンが考えられるので、野生なのか養殖なのか、はたまたマグロ漁みたいに皆でハントしにいくか、など様々な可能性を考えていきたいと思っています。他にも匂いでおびき寄せようとか、そのあたりはマトリョーシカ先生が色々と研究してくれています。」

 

「では、今回のクラファンが終わったら3人のチームでケニアに行くんですか?」

 

「マトリョーシカ先生も入れての4人で、私の故郷のケリチョに行きます。そこでどこでシロアリがより効果的に収穫出来るかの調査をしたり、母校の幼稚園でも、積極的にシロアリを食べる啓蒙活動をしていく予定です。」

 

「とにかくめちゃくちゃいるらしいですもんね?シロアリって。1匹あたり生涯に1億超で卵生むらしいですよ。女王蟻がいるごとに、日本国民生産してるみたいな感じですよね?とってもとってもなくならない食料なんて、なかなかないですよ。」

 

世界の食糧事情を解決するかもしれないんですもんね、昆虫食って。可能性しかないですね、シロアリ。しかも、シロアリマンさんの故郷、ケリチョでもたくさんとれるということは、いずれは生産地になっていく可能性だってあるわけですよね。」

 

ケリチョの紅茶畑

 

「そうですね、ケリチョは今は紅茶がとても有名ですが、今後はシロアリの生産地として新しい産業になればいいですね。」

 

Twitterがつなぐ日本とアフリカ 

「いやー、シロアリマンさんのことずっと気になってたんで、本当に今日は嬉しいです!Twitterとの相性はすごく良いなって改めておもいますね。やっぱりある程度キャラ立ちして目立ってなんぼっていうTwitterの特徴と、これだけの見た目のインパクトを持ったシロアリマンさんって、なんだか楽しそう!っていう入り口としては最高ですよね。でも、よく見てみると、実はめちゃくちゃ真面目なプロジェクト内容、すごいいなって思います。」

 

「真面目な内容なんだから、もっとスーツとか着てオフィスとかで講演とかすればいいのにって言われることもあります。でも、真剣な内容こそ面白く伝えないと、誰も聞いてくれないよって。受け入れられないよって。」

 

「本当にそう思います。僕も3年前からアフリカが大好きで、でもとにかくアフリカに対する固定観念が強すぎる。素敵なアフリカとか、格好いいアフリカをファッションを切り口にもっと若者に知って欲しいって活動している。

アフリカ界隈のTwitterって、アフリカ好きな日本人はたくさんいますし、ある程度盛り上がってるなとも思いますけど、そんな中で、シロアリマンさんみたいに、やっぱりケニア出身の人だから、本当に現地からの声が皆に届くって素敵なことだなって思います。」

 

この活動をはじめて、アフリカ好きな日本人とTwitterを通して友達になれて、それは本当にこの活動をしていてよかったなーって嬉しくなる瞬間ですね。私は今、在日ケニア人の会長でもあるので、もっと日本人とアフリカ人のつながりが増えていったらいいなって願っています。

ケニアだけでなく、アフリカって本当に広くて、まだまだ伝え切れていないところがたくさんあるので、もっともっと、アフリカと日本のビジネス連携を増やしていって、そこからもっと面白いことにつながっていけたらいいな、とも思っています。」

 

「本日は本当にありがとうございました!シロアリマンさんのクラウドファンディングは9月30日まで!是非、熱いご支援をお願いします。シロアリを世界の救世主にしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

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「定期的にシロアリマンNightも開催している、シロアリマン。対談の2日後も、第2回シロアリマンNightがあり、参加してきました✋昆虫食の界隈、アフリカの界隈、いろんな業界の人たちが一同につどう機会を生み出せるって素敵ですよね。そして、コリンもシロアリスーツも着ちゃいました!

クラファンが終了してからが、シロアリマンそしてチーム Healthy Termite Productionとしての活動がより活発になっていくことになります。是非、これからの活躍をTwitterで一緒に追いかけていきましょう!」

 

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