スワヒリ語で
自己紹介してみよう

Mambo! ALL ABOUT AFRICAスワヒリ語編集部です。Habari ya masomo?

勉強のほうはいかがですか?

 

挨拶の次は、自己紹介を覚えてもっと会話を楽しんじゃいましょう!
第6回は、自己紹介に使える簡単なフレーズをいくつかご紹介します。

名前

1) Jina langu ni Tarou.
→「私の名前はタロウです」

発音: ジナ ラング ニ タロウ

 

jina「名前」langu「私の」ni「〇〇は△△です」

〇〇=△△です
「〇〇は△△です」を意味するniは、「=」として利用することができるんです!
・私の名前タロウ ⇒ Jina langu ni Tarou
・私タロウ ⇒ Mimi ni Tarou
・あなた良い人 ⇒ Wewe ni mtu mzuri

日本語とは逆で「私の名前」ではなく、「名前 私の」 という風に名詞の後から修飾します。
相手の名前を聞くときは、lako「あなたの」nani「誰」という単語を使います。

新しい単語がどんどん出てきてびっくりしているそこのあなた!
この表を見て、まずは人称代名詞を覚えてしまいましょう~

 

人称代名詞 一人称 二人称 三人称
単数 mimi
(ミミ)
wewe
(ウェウェ)
あなた
yeye
(イェイェ)
彼(女)
複数 sisi
(スィスィ)
私たち
nyinyi
(ニィニィ)
あなたたち
wao
(ワオ)
彼(女)たち

 

 

2) Jina lako ni nani?
→「あなたの名前は何ですか」

発音: ジナ ラコ ニ ナニ?

 

nani は「誰」という意味を表します。ちなみに「何」はスワヒリ語では nini といいます。なんだか日本語と似ていて面白いですよね!
日本語で名前を聞くときに使う疑問詞は「何」ですが、スワヒリ語で名前を聞くときは、「誰」の疑問詞を使います。

 

 

3) Ninaitwa Tarou
→「私はタロウと呼ばれています」

発音: ニナイトゥワ タロウ

 

日本語で話しているとき、「あなたの名前はなんですか」という質問は自然な会話の中では使わないようにスワヒリ語でも違う言い回しがあります。
自己紹介をする際、一番使われるフレーズなのでしっかり覚えてくださいね!

スワヒリ語の語順
人称代名詞 (基本的に省略)   主語接辞-時制接辞-動詞- …

3)の文を分解してみると、

(Mimi)        ni   -      na   -        itwa     Tarou
    ↓             ↓         ↓           ↓               ↓
人称代名詞   主語接辞   時制接辞    動詞(受動態)    …
    ↓             ↓             ↓              ↓            ↓
  (私)       (私)は     (現在)     呼ばれる   タロウ

 

というようになります。呼ぶという動詞であるitaの、it-aの「-」のところにw挿入すると受動態に変化することができます。全ての動詞にも適用される法則というわけではありませんが多くの動詞に適用されるので、覚えておきましょう!

例)
andika=書く ⇒ andikwa=書かれる
kata=切る ⇒ katwa=切られる

 

 

4) Unaitwa je?
→「あなたはどう呼ばれていますか?」

発音: ウナイトゥワージェ?

 

「Je」の一言には、どう?/どんな?という意味があり、相手に何か聞くときに添えるだけで質問になるマジカルワードです。
jeの部分をという意味の「nani」にかえても「あなたの名前はなんですか?(あなたは誰と呼ばれていますか?)」という同じ意味になりますよ!

 

 

出身

5) Ninatoka Japani
→「日本から来ました」

発音: ニナトカ ジャパニ

なんとなく文法がわかってきましたか?
また、分解してみてみましょう!

   Ni     -      na    -      toka    -     Japani
 ↓             ↓              ↓                ↓       
 主語接辞   時制接辞     動詞          …
 ↓             ↓              ↓                ↓       
 私は         (現在)       ~から出る        日本

toka=~から出るという意味の動詞です。
ちなみに続けて、「今は~(地名)に滞在しています」などと自己紹介するなら、kaa=滞在する という動詞や、引っ越してきて長く住むのであれば、ishi=住む という動詞を使って、話を続けることもできますよ!

例)
・Ninakaa Der es salaam sasa.
(私は今、ダルエスサラームに滞在しています)
・Ninaishi Dodoma mpaka mwaka kesho.
(私は来年までドドマに住んでいます)

sasa=今mpaka=~までmwaka=年
kesho=明日mwaka kesho=来年

 

 

6) Unatoka wapi?
→「あなたはどこから来ましたか?」

発音: ウナトカ ワピ?

一番前の主語接辞の部分の U-「あなたは」という意味の主語表します。
主語接辞ってなんだっけ?と忘れてしまった方は第3回目に戻って復習してみてくださいね!

 

▼第3回目 スワヒリ語学習コラム▼

 

 

 

会話例

A:Jina lako ni nani?
「あなたの名前はなんですか?」

B:Ninaitwa Tarou.
「僕はタロウといいます」
Unaitwa je?
「あなたはなんていうのですか?」

A:Mimi ninaitwa Hassan.
「僕の名前はハッサンです」
Nimefurahi kukuona!
「お会いできてうれしいです」

B:Hata mimi, nimefurahi sana kukuona
「私も、お会いできてとてもうれしいです」

「お会いできてとても嬉しいです」という表現でよく使われるのが
Nimefurahi sana kukuona.
発音はニメフライ サーナ ククオナ
furahiは、フラヒではなくフライと聞こえます!
この文の文法についてはまた今度勉強しましょう!
それでは、今回もお読みいただきAsanteni sana! ありがとうございます!
次回、第7回は家族についてのスワヒリ語をご紹介します。お楽しみに!Kwa herini!
Maneno muhimu = 重要単語
jina=名前 / langu=私の(5クラス) / lako=あなたの(5クラス) / nani=誰 / mimi=私(人称代名詞) / sisi=私たち / wewe=あなた / nyinyi=あなたたち / yeye=彼(女) / wao=彼(女)たち / ita=呼ぶ / itwa=呼ばれる / kata=切る/ katwa=切られる / andika=書く / andikwa=書かれる / toka=~から出る / kaa=滞在する / ishi=住む /
je=どう、どんな / sasa=今 / mpaka=~まで / mwaka=年 / kesho=明日 / mwaka kesho=来年 / wapi=どこ /
furahi=幸せになる、嬉しくなる、楽しくなる / ona=会う、見る / ku-=to不定詞 / -ku-=あなたに / sana=とても

 

小森先生のアドバイスコラム
小森淳子 : 大阪大学外国語学部スワヒリ語専攻・准教授

相手に名前をきく言い方、Jina lako ni nani? は、文字通り「あなたの名前は何ですか?」。これって、日本語で考えてみても分かるけど、ちょっと、ぞんざいな聞き方だよね。幼稚園で子供に聞いたり、外国人に、分かるようにゆっくり聞いてあげる、そんなシチュエーションで使われる感じ。
スワヒリ語でも同じようなニュアンス。だから、「旅行中の外国人がスワヒリ語、話してます!」みたいな感じで使うならOK。
でも、少し慣れてきたら、「お名前は何とおっしゃいますか?」みたいな雰囲気を出したいじゃないですか? そんな時は、
Unaitwa nani? ウナイートゥワ ナニ?と聞いてみよう。文字通りの意味は「あなたは何と呼ばれていますか?」 でも、ニックネームを聞いているわけじゃない。名前を聞いているのです。だから、答えは、Ninaitwa Asha. ニナイートゥワ アシャ 「アシャといいます」スワヒリ語だって、どんな言語だって、カジュアルな言い方、丁寧な言い方ってあるよね。カジュアルな言い方から入って、少しずつ丁寧な言い方を覚えていけばいいし、カジュアルな言い方でも、「あー、外国人だから!」って許されるから、どんどんスワヒリ語、話しちゃおうっ!