アフリカ関心層の最大化へ:Tokyo Africa Collectionの挑戦【クラファン】

Tokyo Africa Collection2019年9月1日(日)に開催予定の最新のファッションショー「Tokyo Africa Collection 2019」実現のため、クラウドファンディングに挑戦中です!

 

アフリカ熱が最高に高まるTICAD7に合わせ、他のアフリカの魅力発信活動がアプローチできない・リーチできない「アフリカ無関心層」でさえも「カッコよい!」「行ってみたい!」「楽しい」と思えるようなファッションショーをつくり、アフリカ関心層の最大化を目指します。

代表・副代表からご挨拶

代表 菅生零王

私がアフリカに興味を持った理由は「紛争」です。

 

度重なる武力紛争で苦しむアフリカの人たちを助けるんだ。そんな純粋な思いで、紛争やアフリカ各国に関する勉強をはじめ、そんな中で、アフリカ出身の人たちと友達になり、現地に足を運びました。徐々に見えてきたことは、ネガティブなイメージの奥に隠された魅力的な要素の数々です。

 

アフリカ各国の方々に、「なんでアフリカに興味を持ったの?」と聞かれる度に自分は答えに困ります。アフリカの魅力を知らないことは、アフリカの方々にしても、日本人にしても損でしかありません。

 

ネガティブな側面からではなく、その奥に隠されたポジティブな側面から興味を持ち、アフリカと関わる日本人が一人でも増えてくれたら。その思いの実現に為、私は自分の持つもの全てを賭けて、Tokyo Africa Collectionを主宰しています。

菅生零王(すごう れお)
Tokyo Africa Collection 代表(株式会社東京アフリカコレクション代表取締役社長)。Tokyo Africa Collectionを2016年に創設して以来代表を務める。早稲田大学卒業。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了。外資消費財メーカーにも勤務。

 

副代表 稲川雅也

3年前初めてアフリカを訪れる私は心の中は「貧しい人たちを助けるんだ」という想いでいっぱいでした。

 

しかし実際に現地に飛び込んでみると私の予想していた「可哀そうなアフリカ」はどこにも見当たらずパワフルで活気あふれる国民や絶景世界遺産、そして今後世界を牽引していくであろう尋常でない勢いを肌で感じました。

 

アフリカを10ヵ国以上旅した中で痛感することがあります。「アフリカは可哀そう」「遅れている」「狩猟採集民族」日本に浸透したこうしたアフリカのイメージが如何に時代遅れであるか。これからはお互いが対等に手を取り高めあう時代であり、アフリカの方々もまた世界とのそんな関係性を望んでいます。

 

私は従来のイメージを払拭し、魅力的なアフリカを知ってもらいたい。そのため「ファッション」という誰にでも身近なツールと掛け合わせることによって、若い世代に向けてアプローチし、今後100年続くアフリカと日本のこれからの明るい未来を描いていきたいと思っております。

稲川雅也(いながわ まさや)
Tokyo Africa Collection 副代表(株式会社東京アフリカコレクション取締役副社長)。アフリカウェブメディアALL ABOUT AFRICA代表。フリーとしてアフリカ旅発信やイベント登壇も精力的に取り組む。学生時代にタンザニア教育支援の学生団体ASANTE PROJECTを創設、代表を務めた。

 

アフリカ魅力発信活動の展望

日本で最も「アフリカ」らしくないファッションショー「Tokyo Africa Collection」。2016年に始まったこの取り組みは、アフリカポジティブキャンペーンのフロンティア(最先端)と言えます。

 

「貧困」「紛争」「途上国」「民族」「よく分からない」

 

そんなアフリカのイメージを変えようと活動する、アフリカ好きな日本人の方々が近年とても増えてきました。やり方は人それぞれです。トークイベント、アパレル、アクセサリー、写真、映像・・・様々な人たちが様々なフィールドで頑張っています。

 

そのおかげか、2016年当時に比べて、「アフリカに興味がある!」という若い人たちが増えてきたように思えます。これはとても嬉しい!

 

でも、まだまだです!

あえて自分たちが狙うもの

他のアフリカ魅力発信活動がアプローチできない・リーチできない「最も手強いアフリカ無関心層」でさえも「カッコよい!」「行ってみたい!」「楽しい」と思えるようなファッションショーを作る。

 

Tokyo Africa Collectionは、そんなビジョンをもって毎回質の向上を図ってきました。

 

自分たちがターゲットとしているのは、「アフリカに興味・関心のない若者」。他のアフリカ魅力発信活動に取り組む方々が、取りこぼしてしまうような層にあえて訴求することで、アフリカ関心層のパイを最大化させるのです。

 

関心をもったその先にあるもの

関心層を増やしてどうするの?アフリカに肯定的なイメージを持つ人が増えても意味なくない?

 

意味はあるんです。

 

アフリカは、たくさんの魅力的な人・商品・サービス・体験で満ち溢れています。魅力的な雑貨、革新的なITサービス、心を癒してくれる旅先。

 

しかしあまりのネガティブイメージの強さ・関心度の低さから、一部のアフリカ関心層にしか、その魅力が伝わりません。結果的に、アフリカの魅力的な活動やビジネスの機会損出は甚だしいものです。

 

ではどうしたらそれらの価値を(経済的にも)本来あるべきものに押し上げられるのでしょうか。

 

最初の第1歩は関心層の最大化なのです。

 

そしてその最大化のためにTokyo Africa Collectionは最難関のフロンティアに挑み続けます。

 

あらゆるコミュニティの共同作業

ターゲット層に訴求可能な女子大生の流行をとらえた広報・クリエイティブ・コンテンツ・モデル。

 

一見「ザ・アフリカ」感は無いように見えるものの、よく見てみるとアフリカの魅力がふんだんに詰まっている企画群。その実現のため、これまで手を取り合ったことがなかった異色のコミュニティのコラボレーションがTokyo Africa Collectionをつくり上げています。

 

キラキラした若手モデルたち、アフリカ経験のある熱い学生、鬼才クリエイティブ・デザイナー、現地・在日のアフリカの方々。

 

混じりあうはずがなかったコミュニティの夢のコラボレーションは、毎年深まり、予想外の化学反応を起こしてきました。

 

さらなる挑戦

「過去最高の質」に加え、Tokyo Africa Collectionは今回、さらなる挑戦に乗り出します。

 

ルワンダ最大のファッションショーKigali Fashion Weekとの連携を皮切りに、アフリカ各国からデザイナーを招聘し、彼らの作品の披露・販売も行います。

 

Kigali Fashion Week代表のJohn Bunyeshuri(中央右)。ルワンダのデザイナー・モデルのPRに全力で取り組む。

 

また特別ショーディレクターに女優の秋元才加さんが就任し、話題となりました。

 

7月上旬には、代表の菅生、副代表の稲川、広報統括の松本が、Tokyo Africa Collection 2019の特別ショーディレクターの秋元才加さんとルワンダ共和国へ渡航し、「Kigali Fashion Week 2019」を視察、日本に来日予定のデザイナー・モデルの方とも交流を深めました。

 

Kigali Fashion Weekに先駆けて開催した記者会見。今回のプロジェクトが現地メディアに多数取り上げられました。

 

1994年のルワンダ大虐殺を経験した事から、盾をモチーフにしたブランドを立ち上げたデザイナーさん、ウガンダで難民となっていたデザイナーさん。各々キャリアを積み、東アフリカでは名の知れたデザイナーとなりました。

 

「Tokyo Africa Collection 2019」を契機に日本人に彼女たちの思いを反映した作品を披露できることを楽しみにしています。

 

お客様の観点から言えば、無関心層に興味を持ってもらったその先にある「アフリカの良いもの」がより身近なり、最初のステップ(関心を持つ)から次のステップ(アフリカの良いものを買ってみる・アフリカへ行ってみる)へ足を延ばしやすくなります。

 

国際協力的な観点から言えば、アフリカの方々と対等な関係性で、むしろ「手伝ってください」と言わんばかりの姿勢でこのプロジェクトを進めています。困っている貧しいアフリカの人たちを手伝ってあげている、いうスタンスではありません。

 

良いと思うアフリカのものを、ただただPRしたい。そんなまっすぐな思いこそが、対等なパートナーシップ関係を生み、より良い未来をつくっていくと信じているからです。

 

Tokyo Africa Collection 2019

9月1日(日)開催のTokyo Africa Collection 2019では、過去最大規模の予算・準備期間をもって、運営スタッフ49名の意地をぶつけます。

 

アフリカ各地からくるデザイナーの作品披露や秋元才加さんの特別セクションに加え、ショーではアフリカ各国の魅力をコンセプトに据えたオリジナル衣装も製作・披露します。

 

それぞれの国に担当の学生メンバーがつき、大使館や在日アフリカ人、デザイナーと連携しつつ、日々準備を進めています。それぞれの企画に関しては、クラウドファンディング期間中、記事を通して紹介する予定です。

 

イベント概要

開催日時:
2019年9月1日(日) 16:00-18:00(15:30開場予定)

開催場所:
有楽町朝日ホール

主催:
株式会社東京アフリカコレクション

協賛:
アフリカ起業支援コンソーシアム

認定:
TICAD7パートナー事業

後援:
独立行政法人国際協力機構、独立行政法人日本貿易振興機構、アフリカ開発銀行アジア代表事務所、一般社団法人アフリカ協会、駐日ケニア共和国大使館、駐日南アフリカ共和国大使館、駐日ジブチ共和国大使館、駐日マラウイ共和国大使館、駐日ルワンダ共和国大使館、駐日ガーナ共和国大使館、駐日マダガスカル大使館、ルワンダ共和国貿易産業省、ルワンダ共和国スポーツ・文化省、一般社団法人アフリカ4.0ファンデーション、特定非営利活動法人日本アフリカ協議会、Asia Africa Foundation

パートナー:
Kigali Fashion Week、South Africa Fashion Week

エアラインパートナー:
エチオピア航空

資金使い道

・ショーの経費のうち、会場費(134万円)、オリジナル衣装制作費(40万円)、デザイナー渡航費(15万円×人数)の一部に充てさせていただきます。

過去実績

・Tokyo Africa Collection 2016(2016年8月・渋谷開催)

TICAD VIのサイドイベントとして実施した初回のショー。朝日新聞等に取り上げられる。

 

・グローバルフェスタ特別ステージ(2016年9月・お台場開催)

JICA/国際開発ジャーナル社のメインステージのゲスト枠で、外務省主催のグローバルフェスタ2016でショーを再演。

 

・Waseda Collection共催ステージ(2017年9月・原宿開催)

早稲田大学最大のファッションショーWaseda Collectionとのコラボショー。

 

・Tokyo Africa Collection 2018(2018年1月・六本木開催)

teamLabプロデュースの会場で過去最大規模のショーを実施。約500名を集客(満席) 。NHK Worldラジオ日本やルワンダ最大のメディアNew Timesなど国内外のメディアに取り上げられる。

 

・Tokyo Africa Collection 2018  Summer(2018年8月・浅草橋開催)

第3回目の主催のショー。1960年代から2000年代までの日本のファッションとアフリカ各地域の魅力を掛け合わせたコンセプトの企画などを導入。

 

・今のAFRICA特別ステージ(2019年5月・横浜開催)

在京アフリカ外交団主催の第2回「今のAFRICA」の特別ステージでファッションショーをプロデュース。 東アフリカのジブチ共和国出身のデザイナー、Emely Ahmed Araita氏とタッグを組んだ作品披露。

 

運営一覧

菅生 零王、稲川 雅也、 立澤 直也、 松本 英里香、赤坂 優里香、 渡部 敬太、安部 広大、 植竹 香代子、 菅谷 天音、 三好 彩加、  三瓶 聖奈、坂本 雅咲、  今津 千尋、 大塚 雅楽、 大谷 伸子、 菅野 敬文、 岸波 秀美、 越村 玲巳、 高嶋 奈々、 高橋 侑実、 舘 咲奈、 水戸部 莉穂、 本田 咲、 近藤 怜音、 安藤 芹菜、 高 詩、 ジェニファー 舞 オタイベ、 高橋 遥香、 中澤 友里、 中原 瑠南、 中山 りさ、 三浦 菜々子、 武藤 葵、 山下 日向子、 ティーガン マッケンジー キーフ、 笹田 華純、 渡辺 紗花、 小松原 雄太、 永渕 沙也花、 山田 隆太朗、 丸山 遊、 田口 愛、 村上 采、 佐竹 治哉、 落合 亮太、 山本 夏鈴、立野 勝士、 芳賀 滉大、 大沼 夏美

*その他モデル・デザイナー・アドバイザー・サポートスタッフの協力の下、ショーを企画運営しております。

メディア掲載

アフリカの“かっこよさ”をファッションショーで伝えたい。「Tokyo Africa Collection」

ファッションショーでアフリカを表現

アフリカを好きになって! Tokyo Africa Collection 2018 Summerが満席400人を動員

ミス東大もびっくり 最も「アフリカらしくない」ファッションショー

Tokyo Africa Collection 2019が開催決定。パワーアップしたその魅力を徹底解剖!

Tokyo Africa Collection、ルワンダ最大のファッションショーとの連携を発表!

Tokyo Africa Collection 秋元才加さんが特別ディレクターに就任

Kigali Fashion Week yatumiwemo umuhanzi w’imideli n’umukinnyi wa filime bakomeye mu Buyapani

Creativity defined as Kigali Fashion Week celebrates 10th anniversary

*一部抜粋

終わりに

私たちがアフリカ魅力発信活動のフロンティアであり続けるためには、皆様のご支援が欠かせません。

 

社会的信用がない若者たちの挑戦であること、これまでにないコンセプトであることから、常に資金面で苦境に立たされています。

 

私たちの活動に共感、応援、支援してくださる方が何よりもこのショーには必要です。

 

そんな方がいる限り、私たちはこの挑戦をあきらめません。ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

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