皆様こんにちは!髙橋沙織と申します。

 

私は高校卒業後、マゴソスクールを運営している早川千晶さんが主催する、キベラスラムのスタディツアーに参加しました。

 

前回の記事では、音楽で溢れる学校、マゴソスクールのことを書かせていただきました。
前回の記事はこちらから▽

 

沢山の方から感想をいただき、とても嬉しかったです。ありがとうございました!!

 

さて、今回はマゴソスクールがあるキベラスラムについて書かせていただきます。

 

どうぞよろしくお願いします!

キベラスラムとは?

キベラスラムは、ケニアのナイロビにあるアフリカ最大級のスラム街のことです。

 

2.5km四方の土地に100万人から200万人の人々が暮らしていると言われています。

 

現在ナイロビは急速な経済成長を遂げていて、街には大きなショッピングモール、高級ホテル、何もかもがそろっていますが、その一方で、キベラスラムの人口も増え続けているのです。

 

キベラスラムの人々の暮らし

キベラスラムで暮らす方々は、本当に十人十色様々なバックグラウンドを持っています。

 

農村の地域で生まれ育った後、出稼ぎに来て、スラムで暮らしながら仕事を探す…
という形が最も多いのだそうです。

 

実際、ナイロビのガソリンスタンドに寄った際、出稼ぎに来ている女性が車の窓をたたいてアクセサリーを売っている姿を見た時、田舎から出稼ぎに来て、家族のためにお金を稼ぐことがどれほど難しい事か伝わって来ました。

 

キベラスラムの多くの人々は、日雇いの仕事をするか、自分で事業を始めて収入を得ています。

 

キベラスラムを歩くと、八百屋、日用品屋、フライドポテト屋など沢山のお店が並んでいます。

 

ここで、「マンタジ」と呼ばれる揚げパンのようなものをキベラの屋台で買って食べたのですが、

目の前でお店の方が揚げて下さったので、熱々で凄く美味しかったです!
(ケニアで食べたもので一番美味しいと思いました。)

 

進むキベラスラムの強制撤去

キベラスラムは、ケニア政府から認可された場所ではなく、出稼ぎに来た人々が暮らす不当滞在地区という認識がされています。

 

政府によるキベラスラムの強制撤去が、2017年より始まりました。

 

強制撤去の範囲はキベラの人々に相談されることもなく、有無を言わさず始まったそうです。

 

現在も定期的にキベラスラムの強制撤去が行われています。

 

私が実際にキベラに行ったとき、子どもたちの唯一のグラウンドがまさに壊されている状況でした。

 

このキベラスラムの強制撤去は、ケニアの新聞やテレビなど、殆どのメディアで取り上げられなかったといいます。

 

そして、キベラスラムの住人もこの強制撤去に対して暴動などを起こしたりせず、冷静であったと言うのです。

 

キベラスラムでマゴソスクールを運営している早川さんは、このキベラスラムの強制撤去に対し、ブログでこのように仰ってしました。

 

ケニア国民は未来への夢を持っています。そのために、開発や発展は、誰にとっても輝かしい夢であり、そうやって進んでいけば未来は明るいと信じています。

 

それは、スラムの人々にとっても同じことなのです。

 

だから、今回のように撤去に際して暴動も起きず、誰も騒がずに黙々と平静であるのは、それはやはり、当たり前のことが起きたから。

 

いつかはこうなると誰もが知っていたし、こうならないわけはないと知っていたし、遅かれ早かれ、当然のことが起きただけだと、そんな認識なのではないかと思うのです。

 

住んでいる家を撤去され、行き場を失った人々は、撤去を免れた人の家に住まわせてもらったり、
お互いを助け合い、一日一日を生き抜きます。

 

キベラスラムと教育

キベラスラムの方々にお話を伺っていると、

「子どもたちに教育を」

という想いが熱く伝わってきました。

 

キベラスラムでは幼少期に学校に通えなかった方が多く、計算や文字を書くこと、計画をたてることも難しいと言います。

 

だから、身の回りで何か理不尽な問題が起こったときでも、何もすることが出来ず、問題に対して受け身になってしまうとのことです。

 

自分を守るために、大切な人を守るために、
色々なことを考え、計画をして、対応をしていく。

 

私が今こうやって文章を書いて、自分の経験を発信出来たり、将来の計画を立てていくことが出来るのは、自分が子どもだった時、当たり前のように教育を受けられる環境があったからだと改めて感じました。

 

 

終わりに

今回、キベラスラムの記事を書かせて頂きましたが、私自身、キベラスラムを訪ね、人々のお話を伺ったにすぎません。

 

私がキベラスラムに対して分かっている事なんて、氷山の一角、いや、その一角にも満たないと思います。

 

そんな中、私は何を書くべきか迷いに迷いましたが、実際にキベラを訪れ、見たこと、感じたことを素直にお伝えしようと、今回この記事を書かせていただきました。

 

私はまた、2~3月の間、ケニアに行きます。

 

そこでまた、ケニアの状況について学びたいと思います。

 

今回この記事を書くことによって、キベラスラムという町のことを、少しでも多くの方に知っていただけたら幸いです。

 

又、私を案内して下さった早川千晶さんは、随時キベラスラムのスタディーツアーを開催しています。

 

長い間キベラスラムの人々とともに活動されてきた早川さん。

何故早川さんはキベラスラムのスタディーツアーを開催し続けるのか。

 

皆さまもぜひ、参加してみてください。

マゴソスクールを支える会ホームページ▽
http://magoso.jp/

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

キベラスラムの方々に敬意をこめて。

 

高橋沙織