こんにちは!屋敷ちひろです。

 

私は県立高校の看護科に在籍し、将来看護師になることを目指しています。

 

2018年夏、JAPANの支援を受け、トビタテ留学をし、アフリカのケニアでボランティアを行ってきました。

活動内容

 

私が行ったことは大きな病院に行き病棟で看護師と患者さんのケアを行ったり、掃除をしたり外来では血圧測定、検温、カルテの記入です。

 

また田舎の診療所では子供たちの体重測定や、薬の袋詰めの手伝い、患者さんに薬や避妊具を渡したりしました。

 

私が行ったケニアのナニュキという町ではHIV患者がとても多く、日本の患者とは特徴が大きく異なっていました。

 

他にもサニタリー用品や下着をみんなでパッキングして、小学校や中学校で女の子たちに配りました。

 

今回の留学で学んだことは、主に衛生面で驚くことが多かったです。

 

デンタルクリニックでは麻酔の針を患者さんの体の上などに置いたり、入院患者さんの病室にはいつもハエが飛んでいたり、手術室などの清潔が重要である場所も土足だったり新しいシーツがしわしわで汚れていたり、患者さんのおむつが大きすぎて隙間があいてしまっていて尿が漏れたりしていました。

 

他にもドクターがカルテなどを記入するパソコンでユーチューブを見ていました。

 

これも日本ではありえないことだと思いました。

 

ケニアの医療設備は日本ほど整っていないけど、その反面フレンドリーで温かいケニアの病院の雰囲気が大好きです。

 

今回の留学で途上国のイメージが大きく変わりました。

 

活動の動機

 

私がケニアでの国際ボランティアを行おうと思った動機は、発展途上国の医療を学ぶことで、日本とは違った視点で看護を見つめることができると考えたからです。

 

そして私が将来看護師として現場に立った時、広い視野で患者さんにより適した看護を提供できると思ったからです。

 

また海外の病院や看護師の様子を自分自身で見聞きすることで、日本の看護の長所や課題を見つけ、それを仲間と共有し改善していき、将来的には日本の医療をさらによいものにしたいと思いました。

 

さらに、患者さんの援助をするうえで重要なコミュニケーションを学ぶことで、日本語だけでなく英語でのコミュニケーション能力も向上し、援助にも活かせます。

 

近年では来日する外国人も増加しており外国の方が日本の病院を利用する機会もあると思います。

 

中には日本語を話せない方もいらっしゃると思いますが、そのような方に英語で話し、日本の患者さんと同じようにできる限り不安を取り除きたいと思いました。

 

その際に現地で学んだジェスチャーなどを交えた英語も活かせると考えたからです。

滞在中のこと

 

ホームステイではアメリカ人二人、中国人二人、イギリス人一人、ドイツ人一人、ケニア人のホストマザー一人と一緒に暮らし、毎日英語でたくさんコミュニケーションできたことが、自分の英語力の向上にとても役立ったと思います。

 

日本人が他にいない中で二週間を過ごし、様々な国の文化を知り、また日本の文化を伝えられたことで、異文化交流に貢献できたと思います。

 

また日本では学生は実施できない経管栄養などを患者さんに対して実施することができ、技術の向上にも役立ったと考えます。

 

ケニアの医療設備は日本のほど整っていないけれど、フレンドリーで温かいケニアの病院の雰囲気が医療者にとっても患者さんにとっても居心地の良いものだとわかりました。

 

将来へどう活かすか

 

私の夢は帰国後も看護の学習を重ね、開発途上国の医療に看護師として貢献することです。

 

ケニアの医療を体験して開発途上国へのイメージが大きく変わりました。

 

ケニアだけでなくもっと多くの国のことについて学び、行ってみたいと思います。

 

将来は青年海外協力隊や国境なき医師団に看護師として参加したいです。

 

また、国際ボランティアを通して色々な人種や宗教や価値観を持つ人に出会いました。

 

私はどのような人種、肌の色、宗教、経済的階級、性的志向の人に対しても差別することなく、その人を人間として受け入れる寛大で柔軟な人間になりたいと思います。

 

また、私達若い世代でそのような、皆がありのまま人間として受け入れられる社会をつくっていきたいと思います。

体験を通して考えたこと

 

国際ボランティアをして良かったと思う一番の点は将来なりたい自分について深く考えることが出来たことです。

 

日本にも多くの外国人が訪れていますが、日本に来ている外国人は日本のことが好きだったり、日本を知っている方ばかりです。

 

留学をして自分が外国人になることで、日本を全く知らなかった人たちが、私や日本のことに興味を持ってくれたことが本当に楽しいし嬉しいです。

 

髪の毛がストレートだったり黄色人種であることや目が小さいことが、ケニアの子供たちにとってとても珍しいことだったようで「あなたの髪の毛なんでこんなにきれいなん?」「こんな肌の色初めて見た」「なんでそんなに目ちっちゃいん?とてもかわいい!」などといわれました。

 

日本にいると体験できないことなのでとても面白かったです。

 

今まで私は一重まぶたや、目が小さいことはコンプレックスでしたが、今はそのように思いません。

 

目が大きい方が美しいとか、特定の人間、性別、肌の色だけの狭い美の定義にとらわれず、自信を持って生きていきたいです。

 

ケニアでは、私が外国人だとしても、人種や宗教において少数派だったとしても私と仲良く遊んでくれたり、話してくれたり、差別など全くせず、ひとりの人間として受け入れてくれました。

 

ボランティアを通して色々な価値観に触れることが出来ました。

 

今考える“なりたい自分”は、どのような人種、肌の色、宗教、経済的階級、どんな性的志向の人でも差別することなく、その人を人間として受け入れる寛大で柔軟な人です。

 

また、私達若い世代でそのような、みんながありのまま人間として受け入れられる社会をつくっていきたいです。