僕がルワンダ交換留学を決めるまで-3つの条件が【PIASS】へ導いてくれた

初めまして。福島黎と申します。(後方右から2番目)

 

 僕は今、アフリカのルワンダにあるプロテスタント人文社会科学大学(PIASS)というところで交換留学生として、平和構築を主に勉強しています。

 

なぜアフリカ?というところが一番気になると思いますが、まずはなぜそもそも留学に行こうと思ったのかについて話したいと思います。

なぜ留学しようと思ったのか

留学先のプロテスタント人文社会科学大学(PIASS)

 

 僕が留学について考えたのは、高校時代、進路決めの時でした。そのころから将来は国際的な仕事に就きたいと思っていたので、「留学をする」というのは特に自分にとっては特別なことではなく、むしろそこを基準に受ける大学を選んでいました。

 

 大学に入ってからは主に国際系の授業(政治、経済、法律など)をとる一方で野球部として活動していました。大学の特色的にも1年間の長期留学をする先輩や、帰国子女の友達など、「留学」というものがそう遠く離れた存在ではなかったことから、

「3年になったら留学するんだ」

という気持ちは入学前、入学後も変わらずに持っていました。

 2.なぜアフリカを選んだのか

ではなぜアメリカやイギリスなどのいわゆる”留学先”として挙げられる国でなく、アフリカのルワンダを選んだのか?

まず、前提として、僕自身は「この国に行きたい!」といったようなこだわりはなく、どちらかというと勉強したい分野で決めたいと考えていました。

 

また、大学1年の夏休み(2019年)に東南アジアのブルネイダルサラームに1か月の短期留学に行っていたので、「途上国」(アメリカやイギリス、オーストラリアなどの定番留学先ではない国)に行くということについても、僕自身、そして家族も含めて抵抗がありませんでした。

 

そのことを踏まえて、留学先を選ぶ際の条件となったのが3点ありました。

留学先の条件
  1. 英語圏であること
    自分の英語力は海外で働くには程遠いレベルだったので、一年間英語で生活することによって英語力を上げようと考えていました。

  2. 語学留学ではなく、英語で勉強するタイプの学部留学であること
    留学のタイプとしては主に「英語勉強する」語学留学と、「英語勉強する」学部留学があると思います。僕は英語で講義を受けたり、ディスカッションする環境に身を置きたかったので、学部留学を選択しました。 

  3. 自分の勉強したい分野の学部であること
    僕の場合には、開発・平和構築などの分野でした。この条件で探しているとルワンダの大学に「開発学部」というのがあるのを見つけました。

 

3で見つけた大学が1.2の条件も満たしていたこと、それまでの授業でアフリカ関連の授業を履修しており少し興味を持っていたこと、また「ルワンダなんて旅行じゃなかなか行かないだろう」という思いから、応募をしました。

 

所属大学の派遣留学に応募したのは前年度の秋(2020年)で、まだまだコロナがの影響が強く、応募段階では渡航できるかが不透明な状況でした。

 

その中で、奨学金やたくさんの追加書類などの準備をするのは正直大変で、何度も先方大学に確認して書類を作成しては、所属大学に内容不備で受け入れてもらえないというのがありました。しかし結果としてワクチンの登場により、予定していた時期(2021年9月)に渡航が可能になりました。

 

ルワンダに渡航し、今現在、9か月目に突入しています。結論から言うと、ルワンダにきてよかったと心の底から言えるくらい、とても充実した日々を送ることができています。

平和・紛争学部の友達といったピクニック

次回は実際にルワンダに渡航してからの勉強、生活についてお話しできたらと思います。

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