《協力隊で出会った友の夢》ベナンで私が2つのビジネスを始めたワケ

​​こんにちは!

 西アフリカのベナンで野菜配達ビジネスの会社【Agri-Mission】を経営している綿貫大地です。

 

前回の記事では2022年7月に結成したNFTチーム【Agri Dream】についてご紹介しました。

 

今回はAgri-MissionKIMI no dreamのこと、このプロジェクトを始めたきっかけなどをご紹介します。

Agri-Missionについて

右から2番目がRomainです

Agri-Missionは2021年3月に綿貫大地Dapko Romainの2人で立ち上げたベナンの会社です。

 

私は2017年にJICA青年海外協力隊に参加をしてベナンに赴任しました。

 

日本でいうJAの地方支部に配属をされ、2年間、野菜農家さんの収入向上プロジェクトを推進してきました。

 

それでもボランティアとしての限界を感じ、より彼らに持続的に貢献できることをやりたいという想いから、協力隊時代に一緒に活動していて当時は野菜農家グループのリーダーであったRomainとベナンに会社を設立しました。

 

『農家の収入や生活の質の向上に貢献し、農家の自立を促す』

というビジョンのもと、現在は野菜や果物の配達サービスを行っています。

KIMI no dreamとは

左から1番目がLuceです

KIMI no dreamは、ベナンでイラストレーションとアニメーションの分野でサービスを提供している4人のメンバーで構成されたチームです。

 

リーダーのLuceはモデルとしても活躍していますが、それ以外の3人は学生をやりながらイラストの仕事もしています。

 

みんな日本の漫画・アニメが大好き!ちなみにベナンではナルト、ワンピース、ドラゴンボールなどが人気です!

Agri-Dreamを結成&プロジェクトを立ち上げた経緯

私とLuceとの出会いは2018年に遡ります。

彼女は当時日本語を学んでいて、私がその日本語教室を見に行った時が最初の出会いでした。

 

最初にあった時から、彼女は日本の文化や特に漫画・アニメが好きで、彼女自身も絵や漫画を書いていると教えてくれました。

 

そこから彼女との交流が始まり、彼女の作品を見せてもらったり、KIMI no dreamのメンバーにも会わせてくれました。

 

私がAgri-Missionを始める際にも相談に乗ってくれたり、ビジネスに詳しい方を紹介してくれたり。

さらに彼女はなんとAgri-Missionの初めてのお客様でもあります!

 

会社設立準備の段階から彼女には、ベナン人の生活や野菜の消費に関していろいろ質問をしていて、実際にサービスを開始するとなった時も彼女にチラシを見せて確認してもらったところ、彼女が注文してくれました。

さらに、配達後もサービスや野菜についてのアドバイスもくれました。

 

このようにいろいろ彼女に助けられてきた私は、彼女がKIMI no dreamを収益を上げられるチームにしたい!という想いを知っていました。

 

そこで、私自身も何とか貢献したいと考えていましたが、何もできない自分に不甲斐なさを感じていました。

 

そこから数年が経過し、NFTというものを知りました!

 

自分なりに勉強していく中で、NFTならKIMI no dreamに活躍の場を提供できるのかもしれないという可能性を感じました。

 

「KIMI no dreamがベナンの農家さんの現状や生活を作品にしてもらうことで、ベナンの農家さんのことも日本の方々に知ってもらえる!」

 

そう考えて、私個人ではなくAgri-MissionとKIMI no dreamのコラボチーム【Agri- Dream】としてやっていこう!ということになりました。

 

そうして始めたNFTですが、

第1弾は販売開始30分で6作品すべて完売!

大変嬉しい結果で終えることができました。

 

第2弾は7/31に販売しました。

今後も定期的にHEXAにてNFT作品の販売を続けていくので、ぜひ一度見てみてください。

 

 

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