本日は、コートジボワール出身の元格闘家、ベルナール・アッカさんにコートジボワールが日本に期待することを聞いてみました。
2、健康、医療製品
3、雇用創出の機会
コートジボワールは、ここ7年間、経済成長率7〜10%台を維持する、西アフリカの注目の経済成長国です。
ケニアや南アフリカと比べ日本で得られる情報は少ないですが、今後、ビジネス、観光、文化交流など、日本との繋がりが増える国になると、コートジボワール出身のベルナール・アッカさんは語ります。
ちなみに、横浜市とコートジボワール・アビジャン市は、2017年9月に交流協力共同声明を行なっています。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kokusai/exchange/abidjantoppage.html
日本で柔道、空手、韓国でテコンドーをマスターした後、日本に戻り、キックボクシング、サンボなどを修得。日本を拠点に格闘家としてデビューされた姿は、テレビで観たことがある方も多いと思います。
現在は、東京都内の赤坂で、トレーニングジム運営をしながら、コートジボワールと日本をつなぐビジネスを計画中。
そんな日本とコートジボワール両国の文化を理解した、ベルナール・アッカさんに、日本企業に期待するポイント、ビジネスアイデアを、お聞きしました。
1、米生産の技術
コートジボワールは、日本と同じくお米をよく食べます。但し、国内生産量に需要が追いつかず、近隣国から輸入しています。
課題は、面積あたりの収穫量の増加と、効率的な生産、精製・選別技術。
日本の稲作技術を活用した、課題解決が期待されます。
2、健康、医療製品
コートジボワールの医療費は大変高く、病院代、薬代を支払えないために、深刻な病気になってしまうケースが多々あります。
また日本と同じく、高血圧や、糖尿病など生活習慣病と呼ばれる病気も増えています。
日本の予防医学、薬品、医療機器などは、コートジボワールで直ぐに役に立つものが多く、医療分野に対する期待、ニーズは特に大きいです。
3、雇用の創出のための機会
教育を受けてもなかなか職に就けない若者が多い現実があります。
若者の人口割合が高いコートジボワールは、国際支援や、援助に頼らず、自分で稼ぐ力が必要とされています。
日本の教育プログラム、特にIT・プログラム開発分野で、日本の技術や、教育プログラムが期待されています。
いかかでしたか?
コートジボワールの将来のために、「日本との架け橋」になりたいと夢を語るベルナール・アッカさんの熱い思いが伝わったかと思います。
コートジボワール進出にご興味ある方、上記の技術やサービスを、コートジボワールに普及させたいとお考えの方、お気軽にお問い合わせください。
2019年に向けて、アフリカビジネスをスタートしましょう。
有吉徹
アフリカビジネスサポート