こんにちは、NPO法人アラジ代表理事の下里夢美です。西アフリカ「世界で一番命の短い国」と言われる、シエラレオネ共和国にて、就労支援に携わっています。
この記事ではズバリ、現在までに4度、「世界で一番いのちの短い国」と言われる、アフリカの中でも極度の貧困状態が続くシエラレオネ共和国に単身赴任した私がおすすめする、アフリカに女性が一人で渡航する際のお荷物情報を公開しています。
アフリカにふんどしで行って、手洗いしがてらそのふんどしで体まで洗っちゃう私の話しが参考になるかはわかりませんが、本当におススメしたい必要な荷物を紹介します。
持ち物リストを公開します
下記が私がいつも使っている基本の持ち物リストです。参考になればぜひ。
PDFでダウンロードも可能です。
リスト持ち物チェック.PDF(エクセルファイル)
パスポートは持ち歩く
- パスポートは基本は怖いけど、ウエストポーチに持ち歩く(持っていないほうがイミグレやポリスに補導されたとき面倒)首から下げてもよいかも。あまりに安宿に泊まると、外出中に部屋を荒らされることもあるので、基本肌身離さず持ち歩く。
- イミグレに補導されたら、パスポートをチラつかせるけど、渡すのはパスポートコピーとビザコピー。
- みせたコピーは絶対に回収する(悪用防止)。
- イミグレやポリスにオフィスにこいと言われても心当たりがない限り、絶対について行かない。出された書類にサインしない。賄賂渡さないキャンペーンに徹する。
ちなみに、シエラレオネ共和国に日本大使館はありません。
パスポートをなくしたら人生ゲームオーバーです。気を付けましょう!笑
これだけは準備しておきたい食べ物編
1.ポカリスエットの粉
もしも軽い食中毒でお腹を壊したりした場合には私はこれを現地で買ったペットボトルの水で薄めて飲んでます。
2.小分けにされた梅干し
下痢の際の塩分補給に最適。アフリカの人の口にも合うので一袋づつ入っているものを買って、仲良くなった人にあげたりもできるので、おすすめです。
3.味噌汁のもと(粉末タイプ)
アフリカにいると本当に精神的に安定します。選ぶコツは粉末タイプがおすすめです。具と味噌が分かれていると面倒くさいので。コップとスプーンも忘れずに!
4.お茶の粉
現地のまずい水でもこれがあれば奇跡の変貌。水でも溶ける粉タイプがおすすめ。買ったペットボトルに入れてしゃばしゃば振るだけなので便利。
忘れがちだけど意外と必須な物編
1.ワクチン接種証明書
イエローカードはパスポートにホチキス止め、他証明書は常にパスポートとともに携帯してください。ちなみに私が接種したワクチンと値段はこちらの記事で読めます。ワクチンはなるべく推奨のものをすべて打ったほうがいいかと。万が一倒れたときに、予防していない病気の治療から始めることができます。
2.洗濯ばさみ
洗濯がどっか飛んでいかないようにするために以外と必要。西アフリカにはどこの売店にもSABAという洗剤が安く売ってるので、洗剤を持っていく必要はないです。ちなみに洗濯機はないことのほうが多いので、ワイルドに手洗い。
3.かわいいサンダル
蚊よけに気を付けていれば、普段からサンダルで行動していたほうが便利です。現地のアフリカンドレスによく合ってビーチにも持っていけるものが◎ ちなみにちょっとベランダにでるときのダサいサンダルみたいなのを履いていくと現地の人にとっても不評です。アフリカンドレスにあうおしゃれなサンダルをチョイスしましょうw
4.電子辞書
英語がもうペラペラという人は必要ないと思うのですが、ネットの繋がりが悪いので困ったときには電子辞書が便利です。まぁ、基本的には毎日が速度制限なので…。
5.マラリアピル
頭痛薬や正露丸とともに、短期滞在にはマラリアピルをオススメします。渡航一日前から飲み始め、帰国後4週間毎日飲むタイプのものを購入しました。1か月の旅だと8000円くらい。
現地にももちろん半値以下で売ってはいるのですが、1日前から飲み始めることが不可能のと、本当に効き目のある薬かどうか見分けることが難しいです。少し高くてもお近くの海外トラベル科で処方してもらうことをおススメします。
マラリアは一度感染すると、日本で生活していても抵抗力が弱まった際にまた感染することがあります。たまにマラリアになったことを自慢?してくる人がいるのですが、はっきりいって、マラリアには絶対感染するし動けなくなったら短期滞在の場合はただの時間の無駄です。絶対飲むべき。ただ、女性の場合は性病にかかりやすくなるので、注意も必要。
6.プラグ変換器
もちろん日本のプラグで充電できるはずがないので、変換器が必要です。いろいろあるけど上記おすすめのものを買えばとりあえずOK。ケースにはいっていて、持ち運びも便利です。USB充電ができるのも便利!
自分が行くアフリカの国だけに対応したプラグ変換器だけ持っていると、以外と経由地のヨーロッパや中東で、充電しながら飛行機を待つということができないので、これだけ持っていれば大丈夫です。
変圧器はPC・カメラの充電器・携帯の充電器程度の持ち物だったら必要ありません。ドライヤーやコテもなるべくならもっていかないほうがいいかも。
7.ネズミ捕りグッズ
前回の渡航で特に学んだのはネズミ捕りグッズは不可欠だということです。基本的にどんな家にもでます。食べ物をビニール袋に入れておいたくらいでは全部かじられちゃいます!私は粘着タイプのネズミ捕りと、100均で買った「ネズミランチデコロリ」という毒餌を駆使しています。必須。
8.携帯紐
アイフォンなんぞを紐をつけないでもっていった日には確実にさらわれていくことでしょう。アフリカに行く直前に携帯画面が割れちゃっ人はなおさないで行ってもいいかも。
9.携帯ライト
ヘッドライトをずっとおすすめしていたのですが、方位磁石と時計もついているこちらのほうが、軽くておすすめです。なんか名探偵コナンみたい…。と、みんなに好評w USBで充電できるところもとっても便利です
10.抗生物質
シエラレオネの村にいって病院がなくて、敗血症で死ぬ思いをしたことがあります。笑 雑菌だらけの場所にいって虫刺されが膿んでしまい広がったことが原因で、高熱にうなされました。村に行った際などなかなか手にはいらない抗生剤をいったいどこで事前に手にいれるの?って話しになるのですが、私は個人輸入で海外から事前に取り寄せています。☟下記のサイトで取り寄せています。
虫刺されや怪我の膿みがおさまらなかったら感染症に効果のある「レボクイン500mg(クラビットジェネリック)5シートセット」がおすすです。あくまで飲む場合は個人の責任になりますが、日本では抗生剤は事前に手に入りません。病院のない場所に行く場合には、絶対に持っておいたほうがいいです。アフリカで怪我をすると消毒しても膿んでそのあと熱が出たりします。最悪の場合敗血症で死に至ることも。ただ、ちょっと痛いのが、個人輸入で領収書が出ないので、お仕事で行く場合は自腹になります。
11.ペットボトル加湿器
乾季でも加湿器を持ち運ぶのはきつい!笑 ということで、人からもらって便利だったのが、ペットボトルにぶっさして使える、加湿器!めっちゃ普通に加湿されるうえに、USBに繋げられればいいので便利◎風邪予防におすすめです。
12.枕(新型ネックピロー)
従来のU字型のはもう古いです。どこにいても誰かの肩に頭の乗っけて寝ているような新感覚!いちいち膨らませなくていいし、持ち運びも楽です。首も温まるので、寝やすいし、安くて便利!
13.荷物用はかり(ラゲッジチェッカー)
空港でばたばたしなくて済みます!
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