私の”another sky“南アフリカ~大学生のささやかな挑戦記~
NPO法人の方々との写真

初めまして、こんにちは!
織本拓真(おりもと たくま)です。

このような場を設けてくださり、本当にありがとうございます。

私は1ヶ月間、Projects Abroad という英国に本部を置くインターン斡旋機関を通じて南アフリカのNPOで活動していました。

これから3回にわたって、その活動内容と当時の心情を報告したいと思います。

今回は自己紹介と軽い活動内容をお伝えしたいと思います!

1.生い立ちときっかけ

20歳、経済学部、趣味はサッカー、ゴルフなどなど。

中学ではサッカー、高校はラクロスとチームスポーツをずっとやっていました。

というどこにでもいる平凡な学生なのですが、唯一自分の中で面白い経歴があります。

それは...
南アフリカに幼少期に5年強、

住んでいたことです!

僕が住んでいた場所はヨハネスブルグ近郊でした。

当時はアパルトヘイト廃止直後でしたのでまだかなりアパルトヘイトが色濃く残っている状態でした。幼いながらも南アフリカの社会問題を肌で感じていました。

特に犯罪は多発していました。私の父は交差点で停車中に車窓を素手で割られ、携帯など持ち去られていました。車窓が粉々に割られた車をいまでも覚えています。

また当時、私は裸足で外を走っていたそうでかなり自由奔放でした笑

今の自由人的な部分はここから形成されてそうです笑

この経験をもとに、「自分が育った場所はどのような場所なのか?」という事実を知りたくなったことが今回の南アフリカの活動の大きな理由です。

5歳の誕生日の写真です

2.虹の国、南アフリカ共和国とは

さて、実際の南アフリカとはどんな場所なのかを紹介したいと思います。

南アフリカはアフリカ大陸の最南端に位置する国で豊かな自然、金やダイヤモンドなどの豊富な資源があることで知られています。またBRICSにも選ばれる程の経済大国です。

 

いわば、“アフリカ大陸の先導者“なのです

 

一方で彼らには深い歴史があります。1948年から1994年までアパルトヘイトという人種差別政策が行われていたことです。黒人たちは教育や居住区を制限され、白人至上主義が社会に浸透していました。その名残のせいか、現在は失業率や人種格差など多くの問題を抱えています。

 

喜望峰

 

私にとってこの夏に渡航する前までは憧れの地でした。

 

当時の記憶は明確な部分もありますが実は不明確な部分の方が多いです。日本では危険だということばかり報道され違和感を感じていました。自分は楽しい思い出の方が多かったのでかなり複雑でした。

 

「南アフリカに行って確かめるしかない」とそう思っていました。実際にもう一度来て、私は観光都市として経済発展している光の面と社会問題を抱える影の面の両方を見ました。

 

この二つを見て感じたことは、調和の国だということです。

 

どうしてもアパルトヘイトに引っ張られているところはありますが、人種の違い関係なく様々な人が支え合いながら懸命に生きている印象を受けました。

 

確かに、犯罪や失業率などの影の面は見られました。しかし、それ以上に深い歴史を忘れさせるような人情や優しさを感じる面がありました。

 

見ず知らずの人が自分の活動に協力してくれたり、ついさっき会った人がいつの間にか兄弟のように接してくれたりしたので、彼らから優しさや温情を強く感じました。若干20歳の日本人を受け入れてくれて、最終日は本当に帰国が惜しかったです、、、

 

南アフリカといえば犯罪についてよく報道されていますが、どこへ行っても自分の身を守るということは変わらないですし、それを理由に行くことを断念するのは勿体無いです。

 

報道によってアフリカの敷居を高くして欲しくないです。ちなみに観光地としては世界で一番いい国の一つです。

 

なんせデヴィ夫人が絶賛していましたから笑

 

ぜひ一度足を運んでください!

 

3.私のおこなった活動について

私はProjects Abroadという機関を通して、Where Rainbows MeetというNPO法人でインターンしていました。

 

このNPO法人はVryground というタウンシップに位置しています。

(タウンシップとはアパルトヘイトの政策の一環として、強制的に移住させられた黒人や有色人種の居住区こと。アパルトヘイトが終了した現在でもその名残りは色濃く残っています。)

 

Projects Abroad

https://www.projects-abroad.jp

Where Rainbows Meet

http://www.whererainbowsmeet.org

 

彼らは周辺地域の人にライフスキルや食事などを無料で提供することで社会的自立を支援しています。またクラウドファウンディングでの集金活動も行っています。

 

ここで私は彼らの生活を知り、手助けするためにサッカーのコーチングやクラウドファウンディング、また彼らの生活の調査を行いました。

 

NPO法人の方々との写真

 

今回は私の自己紹介や南アフリカについて書かせていただきました。

 

 

次回は私の活動と感じたことについて詳しく書きたいと思います!

◎詳しくはTwitter、ブログをご覧ください!!
・Twitter
たくてぃ(おりもっと)
@takusfsf18

・南アフリカでの活動ブログ
http://southafricasoccer2929.hatenablog.com/

 

 

 

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