モザンビークでの一大開発援助「プロサバンナ」が大爆死した理由【プロローグ】

皆さん初めまして!(^O^)/

 

だしまきと言います!

都内の大学生をしていて、「アフリカ」や「開発」について学んでます!&アフリカの開発事業にまつわるNGOで活動しています!

 

All About Africaでは、主にモザンビーク北部で行われている「プロサバンナ」という事業に関して、皆さんに発信していきたいと思います!

 

「プロサバンナ?なにそれ……プロの…サバンナ?」

という疑問の声がそこかしこから聞こえてきそうですが、

 

でもその前に、そもそもモザンビークってどこじゃいな?って方もいるかもしれないので、ちょこっとご説明を。

 

モザンビークってどこ?

 

モザンビークという国は、アフリカの南東に位置するポルトガル語圏の国です。

 

国民の多くが農業をやっている中、首都マプートなどでは都市人口も増えつつあり、海外のいろんな国が投資先を求めてやってきます。

 

一方で、国の北部には広大なサバンナ地帯が広がったりもしています。

 

 

北部のナンプーラ州内、マレマ地方の一角。

 

 

さてさて、実はこの広大なサバンナを効率よく使って、モザンビークの農業を強化しようぜ、という事業が2009年に持ち上がります。

 

それが「プロサバンナ」事業です。

 

持ち上げたのは誰かと言うと、なんと日本です。

 

日本のODA開発援助の一環としてモザンビーク政府と連携し、さらにブラジルも加えて、三カ国で協力してモザンビークの農業良くしていこうよ、といった感じです。

 

日本からは、かの有名なJICAがODA実施機関として参加しました。

 

プロサバンナの流れはこうです。

 


 1.モザンビーク北部にある、広大で「人の使っていない」サバンナを確保し、土地を開墾!

 2.広大な大豆畑などに変え、モザンビークの都市人口への食料や、輸出用作物として生産!

 3.日本もそれを輸入すれば、日本の食料問題改善にもつながる!モザンビークも外貨を稼げるしまさにwin-win!


 

という、なんとも野心的で人々の生活向上に成功しそうな事業ですが

 

実はこのプロサバンナ事業、、、

 

実際にはうまく行きませんでした。

 

今ではモザンビーク内の、多くの農民達が五年以上に渡って、反対運動を行っている状況にまでなってしまっています。そうです。非難ごうごうです。

 

なんでやねーん!と皆さん思われるかと思いますが…そこの理由はまた次回!

今日はここまで!焦らしてごめんなさい!

 

ちょっと今忙しくて文章考える時間がないの(ボソッ

 

 

 

 ☆超絶簡単ですが、今日の記事を纏めてみました!☆

1)モザンビークでプロサバンナという事業が行われている。

2)モザンビークと日本にとってwin-winな事業だった。

3)でも結果として、今では反対されている。

4)その理由は次回!(ごめんね)

 

 

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