ケニアサッカー界で大成功を収めている注目アカデミー「LIGINDOGO」

 

元マンチェスターシティで現在はスペインリーグ1部に所属するスェ-デン代表のジョン・グイデッディをはじめとして数多くのプロサッカー選手を輩出しているのがケニア最大のサッカーアカデミーであるLIGINDOGO。

 

今回は、著者が実際に“コーチングダイレクター”として指導したLIGINDOGOを特集!

LIGINDOGOとは?

 

“深い絆”

 

LIGINDOGOとはスワヒリ語でこのような意味を持つ。名前の通り、選手、コーチをはじめとしたすべての人がまるで家族のような深い関係で結ばれている。

 

LOIGINGDOGOは、U-12,U-14,U-15,U-17,U-20,TOPの6つのカテゴリーを所有し、TOPチームは現在ケニアリーグ3部に所属(2018年現在)し、3年以内のケニアプレミアリーグへの昇格を目指している。それだけではない。

 

この6つのカテゴリーは“プラネット”と呼ばれる選抜されたチームでいわゆるサッカーエリートが火曜日、木曜日、土曜日、日曜日の週に4回技術を磨く。

 

その他にもスクールを土曜日と日曜日に開催し、総会員数は雄に400名を超えるアフリカでも有数のマンモスアカデミーなのである。

LIGINDOGOの特徴とは?

LIGINDOGOの特徴は大きく3つ。

 

それは、

1.充実した設備

2.優秀なコーチ陣

3.諸外国クラブチームとの提携

を実現していることである。

 

LIGINDOGOは天然芝のピッチを2面保有している。その他にはジムと簡易食堂をグランドに隣接させ、選手たちの育成を万全の環境でサポートしている。

また、全員がもとプロのサッカー選手であり、高い水準の資格を擁しているコーチを20人以上そろえており、質の高いトレーニングを提供している。

さらには、ヨーロッパをはじめとした諸外国との連携も積極的に進めており、近年では日本のクラブとの提携も発表された。

(アーセナルのラムジー選手も訪れた)

 

これらの特徴が他クラブとの大きな差別化となり、大きな広告を打たなくても自然と子供たちが集まり、入団を希望して毎週多くの子供たちがLIGIのグランドを訪れる好循環を作ることに成功している。

LIGINDOGOの経営方法は?

LIGINDOGOはその経営方法が群を抜いて成功している。

 

近隣国のアカデミー関係者が視察に来るほどである。

 

その収入源は、

1.選手からの月謝

2.コーチングクリニックの実施(独自の資格を発行)

3.グッズ販売

の3本の柱である。

 

LIGINDOGOは400人の選手達から毎月日本円にして3000円の月謝を得ている。

 

また、コーチに向けてコーチングクリニックを実施し、独自の資格を発行することで収入を得ている。

 

更には、施設内にサッカー道具販売店と、LIGINDOGOの練習着を販売することで経営の安定化を図っている。

(道具販売所)

(ジム)

(軽食を摂れる食堂)

(クラブハウス)

これは、LIGINDOGOのオーナーであるクリス氏の影響が非常に大きい。

(オーナーのクリス氏)

 

元大手企業のビジネスマンとしてならした経験はアカデミー運営に大きく役立っている。

 

現在は、ケニアサッカー協会のユースダイレクターも引き受け、サッカー界とのパイプも深く強い。

 

彼なくして、ここまでの成功はあり得ないと言えるだろう。

【クリス氏に聞いたアフリカでサッカーアカデミーを成功させる秘訣はこちら】

 




 

LIGINDOGOの哲学とは?

LIGINDOGOは縦に速いと言われる一般的なアフリカサッカーとは一線を画す。

 

スペインの強豪“FCバルセロナ”理想に掲げ、個人の技術、IQを上げることに焦点を当てて日々一貫したトレーニングメニューを実施している。

 

その効果は確実に結果を出し始めている。

 

2017年には、U13に所属するアムニがフランスの強豪パリ・サンジェルマンのセレクション委招かれ、最終選考まで残るという確かな成果を残しているのだ。

(パリサンジェルマンの練習に招待されたアムニ)

最後に・・・

著者はコーチングダイレクターとして、LIGINDOGOのU-12 からトップチームまでの全てのカテゴリーを指導した。

そこでの印象はこれまでのアフリカで培った選手へのイメージを大きく覆すものだった。

 

何より、技術力が高い。

 

しっかりとした環境でサッカーをトレーニングすることでここまで変わるのか!っと感動したことを今でも鮮明に覚えている。

 

これまで、

“身体能力だけ!”

と言われていたアフリカサッカーが大きく変わろうとしている。

 

是非、日本のクラブもアフリカクラブとの提携やアフリカ市場への参入を早急にするべきですね!

 

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