パン・アフリカン友好会。。。
この名前を聞いたことがある人がどれくらいいるだろうか。
この組織は日本にあるアフリカに関わる部活の1つであることは間違いないが、その驚くべき事実はこの部活の伝統と規模である。
実は、パン・アフリカン友好会の発足は、約40年以上も前である。
それは、1960年のアフリカの17か国が独立を果たした「アフリカの年」から間もないころ。
アフリカにあるネガティブな問題を考えるのはもちろんだが、それ以上にアフリカの精神から学ぶという視点からアフリカと「共に生きる」という思いで活動を行っている。
パンアフって何してるの?
具体的な主な活動は、アフリカに関するゲームやクイズ大会を通して楽しく知識を身につけることや、アフリカのダンス・楽器に親しむことや、アフリカの偉人からアフリカの精神を学ぶことや、創価大学へ訪問してきてくださるアフリカからのお客様の歓迎・懇談会などである。
パン・アフリカンね、、、パン??
ちなみに、気になっている人もいるかもしれないが、パン・アフリカン友好会の「パン・アフリカン」とは、アフリカ全土の解放をアフリカ以外にも広がったアフリカ系黒人の問題と捉えようとする新たな潮流をパン=アフリカニズムと呼び、それが元である。
私たちの間では、親しみやすくパンアフと呼ばれている。
そんな40年以上の伝統を持っているパンアフは、現在116名の部員が在籍している。
これは間違いなく日本で一番の規模である。
ぶっちゃけ、こんなに多くの人がアフリカに興味をもっているなんて信じられないだろう。
そのとおりである。
パンアフには全員が、アフリカに強く興味を持っていてアフリカのことを知りたい!と思っているわけではないのだ。
先輩に誘われたから、
友達がいるから、
雰囲気が良かったから、
という理由で入る部員も少なくない。
しかし、そんな軽くパンアフに入った部員でさえも、アフリカの魅力にどんどん引き込まれ、気がついたらアフリカと自分の心を通わせる学生へと化してしまうのだ。
これこそがパンアフの強みである。
これがとてつもない個性を生み出しているのだ。
それぞれの色が強いパンアフ部員だが、ただ1つ共通していることは、
アフリカへ心を馳せたり、仲間を笑顔にしたりすることで、
部会終了後にはみんないきいきと充実した顔をしているのだ。
まだ行ったことのないアフリカ。
知らないこともたくさんあるアフリカ。
それでも私たちパンアフの心を1つにし、
夢とロマンを与え続けるアフリカ。
次回は、普段パンアフが行っている活動を紹介していこうと思う。