はじめまして!

東京農工大学大学院修士2年の小野綾香と申します。

 

今回2018年夏に、

  1. ルワンダの首都キガリでの約2週間にわたる海外インターンシップ
  2. ケニア2都市ナイロビ&モンバサでのホームステイ

を通して感じたアフリカの魅力を2回に渡って、書いていきたいと思います。

 

アフリカって遠い国だな〜って行くのを躊躇しているそこのあなたや、日々の学業や研究活動に追われてただ卒業時期を待つそこのあなたに、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです!

 

まずは、簡単に自己紹介を。

(↑ルワンダAkageraサファリにて)

ONO
東京農工大学大学院修士2年。
材料化学系の研究室で日々白衣と保護ゴーグルを着けながら合成実験を行ういわゆるscientist。
福岡県北九州出身。東京には大学と同時に上京。
小3から大学までバスケ一筋。
研究室でのあだ名は「宇宙人」「サル」(人間の進化の前後両方があだ名になるのすごい)

 

目次

第1章 ルワンダ編 (海外インターンシップ談)

  1. 国立大学院生が学生最後の夏、研究をほっぽり出して海外インターンをした訳。
  2. どうしてルワンダ?アフリカ?
  3. Startup Africaインターン中の葛藤。
  4. Startup Africaインターンでの挫折と、次の一歩への決意。

 

第2章 ケニア編 (ド・ローカルなホームステイ体験記) (近日公開予定!)

  1. なんでも飛び込んで経験した首都ナイロビでの挑戦
  2. 快適すぎるインド洋沿岸都市モンバサでの生活
  3. ルワンダとケニアでの滞在を終えて、芽生えた感情。
  4. これからのアフリカとの関わり方

 

 第1章 ルワンダ編 スタート!!!!


1.
国立大学院生が学生最後の夏、研究をほっぽり出して海外インターンをした訳。

201893-18日の2週間にわたり、Startup Africa(タイガーモブ主催)という次世代リーダー育成プログラムに参加し約2週間ルワンダというアフリカの国で海外インターシップを経験してきた話をさっそく始めようと思った訳ですが、その前に、海外インターンに申し込むというスタートラインに立つまでの話も、紆余曲折だったのでこの場で簡単にお話しさせてください。

 

(↑実験室にて)

 

大学310月、私の大学は研究室(ゼミ)配属の時期。

何とな〜くで決めて入った研究室の准教授の先生が、元研究室を独立するというその先生に付いて同期と先生3人で1からスタートアップ研究室が始まりました。そんな自由な環境で、研究のいろはを直に習い、早朝から深夜まで研究にのめり込んでいました。

 

海外大学院でPhD(博士号)を取る!と周囲に宣言し、それに向かって動く中で、

「あれれ、就職は日本だよな。日本の会社のこと、何も知らないや。」

と心のどこかで不安に思っていました。


そんな大学院修士1年の冬、g○○gle先生の検索で引っかかった優良ベンチャー社員と飲みながら進路を相談できる会(しかもタダ!)に飛びつきました。

 

「私は、来年就職しないで海外で博士号とります!

と最初から宣言して参加。後半の交流会に参加し、そこで人事の方に言われた一言。

「君はビジネスが向いていると思うよ。」

 

そこから、

「ビジネスって何?どうして自分に向いていると思ったの?」

という風に、思考回路が突然動き始め、将来は昔から興味があった海外で、特に途上国に関わるビジネスという分野の仕事がしたい!という考えにみるみる変わっていきました。

 

ONO
周りの理系学生と同じような就活路線は嫌だし、私の付加価値はどうつけたらいいんだろう。
そうだ!唯一の強みである「行動力」をもっと伸ばそう!

 

誰かが“次の時代はアフリカがくる!”と言っていたのを思い出し、【アフリカ ビジネス インターン】で検索し→ タイガーモブの海外インターンに引き寄せられるように現在地にたどり着いた訳なのでした。


2.どうしてルワンダ?アフリカ?

こういう流れでたどり着いたので、ぶっちゃけ、インターンの国はアフリカならどこでもよかったです…むしろ、アフリカの国なんてケニアとガーナとくらいしか思いつかなかったし笑

 

しかし、タイガーモブ内で一際異彩を放つStartup Africa@ルワンダというプログラムを見た瞬間、

「あ、これだ!」

という感覚を覚えました。

 

ひとつの企業にどっぷり入り込んでインターンするほど、この分野orこの国に行きたいという希望がなく、アフリカの最先端について、一気にコスパ良く知りたい!と思っていたからかもしれません。笑

 

ルワンダという国について、ほとんど初めて調べて行くうちに、

「IT立国」「ゴミひとつない」「安全」

というキーワードが、ちょっとだけビビっていた私を後押しし、頑固な親を説得する武器の一つになってくれました。


ルワンダの魅力は実際に行ってみて自分の肌で感じて頂きたいので、私の感想は少しだけ。

 

まず、空港を降り立ってまず感じるのは、

「あれ、アフリカなのに暑くない

でした。

 

ほとんど赤道直下といえるルワンダですが、千の丘の国と言われるほど丘が多く、海抜も高いため、一年の平均気温が20℃前後というほど、過ごしやすい気候です。

 

そして、ルワンダ人の性格ですが、基本的にシャイです。

交通手段としてよく使うモト(バイクタクシー)も、東南アジアのようにうるさいほど声をかけて乗らせようとするわけでもなく、乗りたいなら乗りな、程度のドライ加減。笑

去り際も、次回利用のお願いもすることなく、あっさりとすぐにどこかに行ってしまいます。

 

また、旅行者がよく心配する 「健康」や「現地の環境」 についてですが、ルワンダだけを訪問するのでしたら黄熱病の予防接種もいらない(その他のアフリカ隣国は入国時に提示必須)し、食べ物もめちゃくちゃ美味しい(私はヤギ肉のシチュー的なものが大好きでした)し、一度もお腹を壊さなかった(個人差はあるかもしれません笑)し、なんだか、日本で生活するのと同じくらい、いや湿度の高い日本の夏に比べるととんでもなく過ごしやすい国だと感じました!!

(なんなら毎年この時期にはルワンダに逃避したい、、、)

 

警察もそこら中で警備してくれてるおかげで、日が暮れても日本人も歩いて外出できるし、横断歩道を渡るのも助けてくれるほど優しくて()

ネットで見た、「安全」という噂は本当でした!

  

(↑ルワンダの街並み)

 

3.Startup Africaインターン中の葛藤

話はルワンダ到着時に戻ります。

 

海外博士号を目指していたところから迂用曲折ありまくって、ようやく降り立ったアフリカ、ルワンダ

 

これから2週間、素晴らしい経験と成長が当然待っているだろう、と勝手に思っていました。

 

でも、実際そんなに甘くなかったんです。笑

Startup Africaのプログラムは、大きく2部に分かれています。

 

1週目は、アフリカという土地の社会・文化・経済の理解を目的とした、ビジネス視察をメインにメンバー全体で行動するインプット期間。

2週目は、Google Venturesが開発したデザイン・スプリントという手法を使い、35人のチームでパートナー企業の課題解決(110企画)をしたり、

実際に0→1のビジネスを作っていくために、チーム作り、ビジネスモデルや事業計画の策定、MVPの作成と検証までを行ったりするアウトプット期間。

 

1週目のインプット期間を行っている間、なんとなく物足りなさというか、フラストレーションが溜まるのを感じていました。

確かに、毎日毎日、企業の方からのインタビューを通して、山ほどの量のインプットが得られるので、知らないことをたくさん知れて自分も最先端に近づいた気がして楽しいんです。

楽しいんですが、その莫大な情報を一体どう扱っていいのか私には分かりませんでした。

 

「たくさん情報もらったけど、彼らの企業紹介コラム作りたいわけでもないし。」

いうならば、“だから何?”状態。

 

ノートに書き留めたぐちゃぐちゃなメモ書きに目を落としても、ただ眺めているだけ、という状態が続きました。

 

そんなとき、移動中のバスで、今回のインターンが始まって以来ずっとめちゃくちゃ楽しそうに、夜中まで行動しまくってるSくんと初めて隣の席で話した時、そのフラストレーションがバネに変わりました

 

Sくん
来週、アウトプット期間あるじゃん?
その時に何しよっかなーって考え出しても遅いわけよ。
今のインプット期間の間に課題を見つけて、始まったらすぐに動き出せるようにしなきゃ。
だから、毎日毎晩あっちこっち行って現地の人の意見聞いて、ニーズとか探しまくってるってわけ。

 

さ、先を読んでる、、、。そんな来週のことなんて考えてもなかった、、、。

今すぐやらなきゃ間に合わない。

 

そう思った瞬間、バス移動の一瞬一瞬が、現地の人と話す一瞬一瞬が、アウトプット期間スタートまでのカウントダウンに思えてきました。

 

じゃあ、どんな0→1のビジネス作りをやりたいんだろうと自問した際、たまたま自由時間に訪問した小学校の子供たちの笑顔が思い浮かび、「あ、こんな風に子供たちの笑顔と関っていたいのかもしれない」と感じ、そこから“教育”“機会の創出”に関するニーズを引き出すような質問をするようになった気がします。

 

単なるインプット期間から、莫大な量のインプットの中から、自分にとって価値のあるものを抽出する期間として、充実感を得られるようになりました。

(↑ルワンダの子供たちと)

 

4.Startup Africaインターンでの挫折と、次の一歩への決意。

たくさんの企業訪問をとおした1週間のインプット期間を終え、ついに、やってきたアウトプット期間。

どんな結果を残せるだろうかと、ワクワクしながら、2つのビジネス事業提案に取り掛かりました!!

が、はじめに結論を言ってしまうと、『惨敗。

 

理由は、明らかです。

現地の人のニーズを、自分で勝手に妄想しすぎた」から。


”1
10”・0→1”、どちらの事業提案も、チーム結成後すぐにおおまかな事業の方向性を決めて、動き出します。

 

そして実際に市場に出て、営業したり何かを作ったりする中で、予想外の障壁(費用面、ニーズの非存在性)に気づき、ピボットして修正する。

 

これを繰り返すことで、本当に成り立つビジネスが作られていく。

 

でも、私たちの、いや、特に私は、頭でっかちで、最初から細かくビジネスプランを設定しようとしたせいで、実際に市場に出て障壁にぶつかった時には、タイムリミットが迫っているという事態に陥ってしまい、中途半端な形でプレゼンの日を迎えるよりほか仕方ありませんでした。


(↑googleスプリント手法でビジネスアイデアを作っている様子)

 

じゃあ、何も得られなかったかというと、その逆で。

 

むしろ、「このビジネスいけるかも」って感覚のほうが強かったです。

 

なぜかというと、現地の人に

「こういうビジネスしたいんだけど、市場調査手伝って!」

と言い回っていたとき、ある若者が、

 

 

ある若者
そのビジネスいつやるの?僕それ手伝いたい!
給料は最初はいらないから、僕にやらせてよ!
僕、前職は、その業界にいて資格も取ってるから!
次、君はいつルワンダに戻ってくるの?
早く事業を練ろうよ!

 

 

っていう言葉をもらったから。

 

そんな風に言われると、

「え、これ本当に実現できるのかも?」

と嬉しくドキドキが止まりませんでした。

 

ただ、山ほどのクリアすべき障壁が目の前に積み重なっているのはわかっていたので、このままノリで始めることはできない、もっとちゃんと設計し直さないと。この先どう進めようか、頭の中はそれでいっぱいでした。


ぼろぼろのプレゼン結果を悔しいと思う反面、まだまだ改良できる余地がある、とその先の可能性にワクワクしていたんだと思います。

(↑次何をしようかと、ワクワクしてる私。ルワンダのSt.Paulゲストハウス@キガリにて)

 

ルワンダインターン最終日。


ケニアに出発する日の朝です。紹介してもらったケニア人の家にホームステイすることが決まっていました。ケニアに行って、私が次にすることは決まっていました。

 

リアルな『“教育”や“機会の創出”へのニーズ』を知ること。

 

そのために、教育の現場、若者たちの中に自分が実際に入り込むこと。


2週間のインターンを終えて学んだのは、

一歩ずつ丁寧にアフリカのリアルを知って行かなければいけない

ということでした。

 


そのようにして、始まったケニアでのホームステイは、次の第2章でお話させてください!

 

その前に、ケニアでの小学校潜入写真をこっそり公開しちゃいます!笑

 

 

ここまで、読んでいただいて本当にありがとうございます!!

第2章もお楽しみに…