タンザニアの基本情報
引用:外務省 (最終閲覧日:2018年4月18日)http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/tanzania/data.html#section1
タンザニアの歴史
「人類発祥の地」と言われているタンザニア。
その所以は、現在分かっている限り最も初期のヒト属、ホモ・ハビリスが北部のオルドヴァイ渓谷で確認されているからです。
7世紀にイスラム教が成立。イスラム教を基盤とした外来文化がアラブ・ペルシア商人によって沿岸部に伝えられ、土着の文化と融合し、スワヒリ文化が誕生しました。
スワヒリ文化は15世紀まで、象牙、金、スパイス、奴隷貿易によって成長し、18世紀には日本と象牙貿易が始まりました。
15世紀にバスコ・ダ・ガマがインド航路を開拓し、ポルトガル領となります。
19世紀にはオマーン帝国がザンジバルにストーンタウンを建設し、引き続き奴隷貿易で栄え、この時代にザンジバルは東アフリカ最大の奴隷市場となります。
19世紀末からドイツによる植民地支配、続いて20世紀にはイギリスによる植民地支配が続きました。
1961年にイギリスから独立。
1964年、大陸側タンガニーカと島国ザンジバルが統合し、現在の国名タンザニアとなりました。
引用:Wikipedia (最終閲覧日:2018年4月18日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/タンザニア
タンザニアの3大観光地
タンザニアには魅力的な観光地が沢山あります。
その中でも有名でオススメの3つをご紹介します。
ザンジバル島
タンザニアの観光地の中で一番のオススメです!
一言で言うと『楽園』
ターコイズブルーの海、白い砂浜、海辺にはお洒落なカフェ。
ここがどこなのかわからなくなる錯覚に陥ります。日常を忘れさせてくれる素敵な場所です。
ザンジバル島への行き方
ダル・エス・サラームから飛行機で約1時間。高速フェリーで1時間半、低速フェリーで3時間。
ンゴロンゴロ自然保護区
タンザニアのサファリと言えばセレンゲティ国立公園が有名です。
セレンゲティもとても良かったのですが、私のオススメは、ンゴロンゴロ自然保護区。名前も可愛くて気に入っています。
セレンゲティ国立公園とセットでサファリツアーを周れます。
ンゴロンゴロ自然保護区の魅力は、昔の火山活動から出来たクレーターの景観です。
カルデラの景観をバックに見る野生動物は絵になる美しさです。
余談ですが、上記の歴史に書いた『ホモ・ハビリスが確認された北部のオルドヴァイ渓谷』は、セレンゲティ国立公園とンゴロンゴロ自然保護区の間にあります。
ンゴロンゴロ自然保護区への行き方
サファリの起点の街、アルーシャから車で3時間。
キリマンジャロ国立公園
アフリカ大陸最高峰、キリマンジャロ標高5895m。
森林限界を過ぎると茶色の道が永遠と続きます。登った人しか見ることが出来ない頂上の氷河。
私は、高度順応せず一気に登った為、高山病が悪化し、一つ下の頂上、標高5681mのギルマンズポイントで断念しました。
頂上を目の前にして登頂出来なかった悔しさは今でも忘れません。ここまで行ける確率は50%です。
キリマンジャロ国立公園への行き方
モシからマラングルートで最短4泊5日、登山可能。
高度順応は大事です。余裕を持って登りましょう!
タンザニアの行き方
日本から空路で
日本からの直行便はありません。
中東経由で、18時間以上かかります。
カタール航空、エミレーツ航空にダル・エス・サラームのジュリウス・ニエレレ国際空港行きがあります。
こんな行き方もあるよ!
隣国から陸路で入国も可能です。
国境を接するケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、ザンビア、マラウィ、モザンビークから入国出来ます。
私は、マラウィからタンザニアへ入国し、ブルンジへ出国しました。
タンザニアビザ
日本人がタンザニアを旅行するにはビザが必要です。
入国前に必ず取得しましょう。
ビザの取り方1:在日タンザニア大使館で事前に取る
シングル入国ビザ
有効期限:3ヶ月
最大滞在可能日数:入国日から90日
パスポート残存期間:ビザ発行時に 6ヶ月以上必要
引用:在日タンザニア大使館 (最終閲覧日:2018年4月18日)http://www.tanzaniaembassy.or.jp/Japanese/Consular_Matters_Japanese/visainformations_jpn.html
ビザの取り方2:国境でビザを取る
日本でビザを取る時間が無い場合や、タンザニアへ隣国から入る場合、国境でビザを取る事が可能です。
私は、マラウィとの国境で取りました。
料金は、US50$でした。(2010年2月)
国境で申請書と申請費用、パスポートを提出し10分程で取得出来ます。
国境の状況は常に変動するので、確実に取れるという保証はありません。
ビザの取り方3:実は空港でも取れます!
空港のビザ発行カウンターで申請書、申請費用US50$、パスポートを提出し取得出来ます。
便によっては1時間以上待つ事も有ります。
こちらも国の情勢や空港の状況によって確実に取れるという保証はありません。
予防接種
日本からタンザニアに直接行く場合は、入国する為に必要な予防接種はありません。
アフリカの周辺国など、黄熱病感染リスクのある国からタンザニアに行く場合、イエローカードの提示が求められる事があります。
規則が突然変わる事がある為、行く前に必ず確認しましょう。
引用:外務省 (最終閲覧日:2018年4月18日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/tanzania.html
費用概算
日本から行く個人手配旅行の場合
行く時期、旅行のタイプ、一緒に行く人数によって変わります。
飛行機代 約10万~
宿代 約US15$~
サファリ代 約US700$~(3泊4日、セレンゲティ、ンゴロンゴロ、マニャラ湖)チップ代別
キリマンジャロ登山 約US900$(4泊5日)チップ代別
日本から行くツアー旅行の場合
8日間 サファリツアー 約50万円~
8日間 キリマンジャロ登山ツアー 約59万円~
私は今まで、6大陸104か国、アフリカ大陸では33か国を旅してきました。
その中で、タンザニアはとても魅力に溢れた国で大好きです。
是非皆さんに訪れて欲しいと思います。
きっと素敵な体験があなたを待っています。