初めまして!アブデルアール佳子(けいこ)です。
変な名前ですが、日本人です。国際結婚して苗字が変わりました。
このたび、ALL ABOUT AFRICAにて記事を書かせていただくことになりました。
「これからアフリカで活動をしてみたい」、「アフリカで活動をしている人ってどんな人?」と興味をお持ちの方に、少しでもお役に立てる情報発信をしていけたらいいなと思っております。
みなさま、よろしくお願いいたします!
ということで、まずは簡単な自己紹介をさせてください。
この記事の目次
印象ワースト1のエジプトで結婚!?
大学では国際関係を専攻、ギリギリ単位を取り卒業した後、銀行とリクルートで働いていました。日本語教師の経験も少しだけあります。
趣味は投資と海外旅行で、世界を35ヵ国巡っていたら、なぜかワースト1位の国(完全に私の主観です)エジプトで出逢ったエジプシャンと結婚してしまいました。
早稲田大学院で古代エジプト考古学を研究する日本大好きエジプシャン夫と、私よりも流暢なアラビア語を操る3歳男児の3人家族です。
現在、3人仲良くエジプト&日本暮らしを楽しんでおります。
エジプトで出来た親友が人生を変えた
そんなわたしたちは、このたびエジプトで教育活動をスタートさせました!
その名も『やっらやっらJAPAN&EGYPT』
「やっらやっら」とは、アラビア語で「さあ、行こう」「Let’s go」という意味です。
「子どもたちの “ひらめき”や自由な発想を大切に、自己成長力を発揮していってもらいたい」という想いで、ロゴを作りました。
色の持つ心理効果を考慮し、イメージカラーは、あえてベースの白黒でシンプルに。
「子どもたちが自由に好きな色を付け、自分たちの個性を創造していって欲しい」という願いを込めました。
わたしたち夫婦と、エジプトを愛する素敵な2人の日本人と共に、エジプトの試験傾斜の教育を変えたい!という思いで始めた活動です。
キッカケは、エジプトの親友であり2児のママでもあるWalaaの言葉。(写真右)
彼女の言葉を受け、わたしの中でパラダイムシフトが起きました。
教育は、すべてにつながっている。
教育を変えれば、エジプトの未来が変わる。
こどもたちの未来も。
こうしてスタートした、やっらやっらJAPAN&EGYPT。
わたしたちの活動は、幼稚園からスタートします。(詳しいことは次回の記事でお話しします!)
幼少期の学びと環境が未来を変えると信じているから。
世界で1番クリエイティブな子どもたちの未来をはぐくみたいから。
やっらやっら砂漠緑化プロジェクト
また、わたしたちは砂漠緑化のお手伝いもしています。
北エジプトに比べて砂漠地帯の多い、南エジプト・ルクソール地域。もとは砂漠だった土地にナイル川から水を引き、生命力の強いデーツ(なつめやし)の木を植え育てています。
4年目の今年、ようやく実ったデーツたち。
今年から、まずはエジプト国内で販売できそうです!将来的には、海外輸出を目指しています!地元農家さんたちの収入アップに貢献できるよう活動を続けていきます。
教育って、ほんとうは、もっとシンプル
このコンセプトをもとに、エジプトから【あたらしい世代を生み出す】ことをミッションとします。
正直、わたしたちは、日本の教育にも課題があると感じています。試験傾斜の教育は、日本も例外ではないからです。
サラリーマンが圧倒的に多い日本において、今までの「キャリア教育」や「就職教育」は妥当だったのかもしれません。「人材」という言葉は、その最たるものであると感じます。
エジプトの教育改善を真剣に考えていたら、日本の課題も見えてきた・・・
幸いにも、2020年から日本の教育改革がスタートし、アクティブ・ラーニングの導入がはじまります。これは、わたしたちの目指すものにも通ずるものです。
だからこそ!
わたしたちはこの活動を全力で日本へも発信していきます。
エジプトと日本の教育が、さらなる発展を遂げる一助となることを願って。
これから、エジプシャンを夫に持つ日本人妻の目線で、エジプト情報や国際結婚についても発信していく予定です。
よかったら、ぜひまたご覧いただけると嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。