こんにちは、たくてぃです!!
二回にわたってお届けしてきた連載も、今回が最終回となります。
(第一弾、第二弾の記事はこちら↓)
第三回の今回は、タウンシップの現地調査についてお伝えしたいと思います。
彼らの家の中まで取材させて頂き、南アフリカの現在を深く知ることができました!
さながらジャーナリストのようでした!!
なぜここまでして調査しようと思ったのか。
南アフリカは治安が非常に悪いので、このような調査は危なすぎるのですが、何とか調査しました。
なぜ調査しようと思ったか。
私は幼少期に南アフリカ過ごしていました。そしてそれはかなり恵まれた生活でした。
自分の家は鉄格子で囲まれており、食に困ることもないですし南アフリカの現状を深く理解したわけではありませんでした。
南アフリカについて、多くの文献を読んでも表面的なことしかわからず、どうもしっくりこない......
実際にタウンシップに来て、自分の目で見た風景は想像以上のものでしたが、まだまだ深いところまで知らない。
南アフリカで、せっかくタウンシップで活動しているのだから,もっと生の情報を知りたいと思い、調査しました。
タウンシップで見た異彩なビジネス
僕が調査した内容は、おもにタウンシップの人たちはどんな生活をしているのか、ということでした。
現地では人々が生きるために異彩なビジネスを行っていました。
例えば、床屋・コンビニ・電化製品などなど。
路上販売はもちろんあるのですが、面白い工夫としてあったのがコンテナを店にしていたことでした!!
どこから持ってきたかわからないようなコンテナがそこら中にお店として建っている、不思議な光景でした。
その例として挙げられるのが、床屋です。
床屋の1cutの価格が300円!!
日本では考えられないお店やその価格に驚きの連続でした笑
彼らなりの異彩なビジネスを構築していて、刺激的でした!!
僕のブログにいろいろ載っていますので、ぜひ見てみてください!!
☛タウンシップの様子(タップしていただくと、ブログページに移ります。)
上記のブログの中に、このコンテナの答えがあります。
南アフリカの現実『教育の壁』
そんな中、僕はタウンシップのある少年について取材させて頂きました。
少年の名前はエネリコ君、14 歳。
第一印象は日本にもいそうな普通の少年でした。
彼の家は想像以上に頑丈な作りでしたが、よくみると継ぎ接ぎで作られた部分や破損している部分がありました。
最初はあまり衝撃的な出会いではなかったのですが、話を伺っていくと南アフリカの現実を突きつけられました。
少年は逮捕が原因で学校に通えず、また父親も出て行き、姉はドラッグ中毒者になっているなど、彼の周辺状況は決して良いものではありませんでした。
少年が問題の原因は子供たちが悪いコミュニティに属さなければならない環境にあると語ってくれました。
途中僕が、
と尋ねました。
すると少年は、
と言いました。
少年のこの発言に教育の必要性を強く感じました。
ちゃんとした教育を受けていないからこそ、政府のことはわからない。勉強もしたいけどできない。
自分はかなり温室で育ってきましたし、大学や今の状況に対してどれだけ恵まれているかと身に沁みました。
良くも悪くも、南アフリカにはこうした状況が根付いているのでネガティブな面だけ取り除くのは非常に難しいと感じました。
こうした問題は綺麗事では解決はできないし、環境そのものに強い衝撃を与えるような大きな変革がなければ変える事はできないと強く思います。
自分がいかに小さく、
無力であるのかと実感させられました。
まだまだ考えが至らない部分はありますが自分の中で南アフリカがどんな国であるかを調査して知識を得たこの経験は、非常に貴重な経験になりました。
またこの地に帰ってきて、彼らの教育の改善を試みたいと思います。
最後に私が南アフリカでお世話になったホームステイ先をご紹介したいと思います。
実は、僕のホームステイ先はとても立派なところでした!!
部屋がマジできれいだったのです!!
イギリス人と一緒にホームステイをしたのですが、この人が本当にヤバかった!!(この人の話でご飯三倍いけます笑)
人のものとったり、共同のおやつを隠し持ったり、、、笑
そんなことはさておき。
一番の問題は、やはり水でした。水道が出なくて、シャワーを浴びれない日もありました。
一番の好きなところは景色です!!
部屋から見えるテーブルマウンテン!!
この景色はきっと一生忘れないと思います!!またこの地に戻ってきます!!
三回にわたる連載記事、ご覧いただきありがとうございました!!
▽もっと内容を詳しく知りたい方は僕のブログを見てください。