初めまして!
【アフリカ布×ハンドメイド】をテーマにセネガルで活動しています、ちはるです。
セネガルには可愛らしいアフリカ布がたくさんあります!私がコツコツと集めた布から、お好きな布でお作りしています。
現在、10月16日まで日本に住んでいる方に向けて、商品の注文を受けています。販売商品はパスケース・ポーチ・サコッシュ・ピアスです。
今日は、そんな私の活動をご紹介させていただきたいと思います!
この記事の目次
セネガルに住むちはるです!
作品のコンセプト
生活雑貨を自分の大好きなものに揃えるだけで、個人の気分は高まり、幸せな気持ちに包まれます。
“可愛い”がその人の生活を豊かにしてくれるのです。
クリエイティブなアフリカ布。
シンプルなスタイルにこそカラフルなアフリカ布がアクセントとなり、あなたの可愛いを作ります。
さりげなくあなたの生活に寄り添う生活雑貨として、アフリカ布の素晴らしさを表現しました。ぜひ手に取って“可愛い”を感じてください。
勘違いからセネガルへ!?
アフリカといえば皆さんは何を想像されますか?
私はアフリカといえば孤児や貧困のイメージ。教育や国際協力という姿勢を持って踏み込む場であるという認識でした。
そんな私がアフリカに興味を持ったのは、アフリカ帰りの友人から貰った1つのワンピースでした。
胸を打たれました。
独特な柄でいて、大人っぽいワンピースは、まさに唯一無二の存在。鏡に映る自分はとっても嬉しそうで、気分がドキドキしているのが分かりました。
冬に貰ったワンピース、夏が来るのが本当に待ち遠しかったです。
それからというもの私はアフリカのファッションに興味を持ちました。最終的にアフリカ布の服や小物の魅力に惚れ込んでしまっていたのです。
そう思い、留学プログラムを利用しセネガルへとやって来ました。しかし私はその友人との会話で勘違いに気付かされる事になります。
電話をしていた時。
しかし、まぁそうした素敵な勘違いのおかげで、私はアフリカ布と出会うことができたのです!
ハンドメイドで「本物の自分」に
ハンドメイドとは“クリエイティブでオリジナリティー溢れる一点物”という定義を私は持っています。
買い手にとって自分が大好きな商品に出会えた時、ワンピースの私のように心が踊るでしょう。私が、夏が来るのを待てなかったように、その日1日をワクワクした気持ちで過ごせるでしょう。
ハンドメイドの力をかりて可愛い・自分の好きな自分になれたら自信が持てますよね。「今日の私ならあの人に告白出来ちゃうんじゃないか?」みたいに。
ファッションは化けの皮であって、本質ではないと考えたり、こだわりが無いためにオシャレをするのが苦痛と考えたりする人もいるかと思います。
しかし大小問わず個人にある自分軸や好き嫌いを判断する力など、自分の意思が生まれた上で好きだと感じ手に取った商品は、本物になります。見せかけの姿ではなく、ファッションを使って本物の自分を表現できるのです。
こうした買い手のワクワクや幸せを作り出しているのは間違いなく作り手です。喜びを引き出す作り手の仕事は本当に憧れるし、価値がある事だと思います。
セネガルでの毎日
私はハンドメイド品を買う事も作る事も大好きです。セネガルには身近に工芸品が多くあります。
生活のすぐそばで文化を感じることができるのです。それと同時に、多くの職人さんたちは繊細な職人技を披露してくれました。
私の作りたいという欲は見事に刺激されました。
という気持ちでいっぱいになりました。
職人さんの作業場へ突撃!
それから私は近所のお土産市と職人村へと足を踏み入れました。
当初はセネガル産のアクセサリーを作ろうと考えていたので、今後一緒にやってくれそうな現地パートナーを探すため単身乗り込みました。
若いアジア人女性なんて珍しかったと思います。多くの職人さんが一緒に考えて作業所へと連れて行ってくれました。
しかし、セネガルへ来てから1ヶ月の私は、職人さんの言葉が何一つ聞き取れなかったです。
念願のアトリエに出会う!
2回目の訪問の際に日本語が分かるセネガル人がいるという情報を手にしました。
現在そこの家族のアトリエに入り、朝から夜まで平日は基本的に毎日一緒に作業をしています。材料を自分で揃え、作り方を教えてもらいながら自分の作品を増やしていきました。
アトリエで作品を作る様になり、現在で4ヶ月。家族のみんなは私を本当の家族の様に受け入れ、接してくれます。
ただ、長く現地の人と一緒にいると、その場のノリではやり過ごせない事も多くあります。
思うようにいかないコミュニケーション
私のセネガル生活は製作作業の傍ら、ボランティアなども行なっています。人とのMTGや事務作業など、どうしても平日の昼間に時間を割き作業しなければなりませんでした。
こうしてアトリエに行けない日々が続くと、その度職人さん達から「なぜ最近来なかったんだ。何をしていたんだ。」と問い詰められます。私は下手くそな言葉で一言「ボランティア・MTG」など説明しても「ok」と返事はしてくれるものの、あまり納得はしていない様子。
サボっているわけではないけれど、こうして私の信頼はどんどんなくなって行くんだ…と悲しい気持ちになっていました。
ある時、ボランティアや事務作業・私の体調不良などが続き、しばらく休む期間がありました。
その後アトリエに行くといつもの様に「何をしていたんだ?なぜ働かない?」と言われました。職人さん達の表情も曇っています。
そこで私は事前に用意していた文章を読んでもらいました。くどいぐらいに長い文章でしたが、私が製作作業以外に取り組んであることを説明しました。
まだ1人にしか私の話は出来ませんでしたが、朝と比べて随分顔の表情が明るくなっているのを見て、「言い訳だと思って詳しい話はしなかったけど、自分自身の話はお世話になる相手にするべきだ。言語の壁があるからこそ、面倒くさがらないできちんとコミュニケーションをとらなければならないな」と気づかされました。
セネガル人の「底なし」の優しさ
そう思った帰り道、隣の店のおばさんから一つの布を渡されました。
「これで来週のマガルトゥーバ(イスラムのお祭り)の衣装を作りなさい。」
と言ってくれたのです。
1週間も来ていなかったのに、きちんと私の事を思ってくれていた事が本当に嬉しかったです。
相手に言いたい事が伝わらなかった時、伝える事に面倒くささ感じたりや諦めてしまいそうになったりします。しかしこうしたセネガル人の底なしの温かさに触れるたびに、真摯に向き合いたいと強く思うのです。
仕事をしていると、セネガル人の内面も垣間見えて来ました。
セネガル人は何をしてくれたかではなく、一緒の時間を過ごす事が何より大切だと感じている人達です。
アトリエには男の人しかおらず、怖い時もありますが、人を温かく受け入れ、お喋りが大好きなセネガル人はなんだか憎めない人柄です。
商品の紹介
現在10月16日まで日本に住んでいる方に向けて、商品の注文を受けています。
ハンドメイドアプリminneにて「chiha-tama」で検索してくださると商品を見ることができますが、ここでも直接ご紹介しちゃいます!
【パスポートケース】
とてもシンプルなパスポートケース。ソフトでやや大きめに作成しています。旅行が大好きなあなたは、パスポートを開くたびにセネガルを訪れたことを思い出すでしょう。
縦:14.5cm 横:20.5cm
裏地:黒色
価格:1600円
【ポーチ】
使いやすいサイズ。携帯や化粧品をいれるなど様々な用途でお使いいただけます。厚みがないので、カバンの中のスペースを取りません。
縦:14.5cm 横:18cm
裏地:黒色
価格:1800円
【サコッシュ】
お出かけに必要な物を入れて持っていける簡単なデザイン。ショルダーベルトはサイド部分で結んで調節可能。荷物が少ない時には折り畳み写真の形として。荷物が多い時にはボタンを留めずに大きいサイズとしてお使いいただけます。
縦:29cm 横:25cm 肩ひも:120cm
マチ:なし 内ポケット:なし
裏地:黒
価格:2800円
【揺れるピアス】
日本の折り紙のようにアフリカ布を折り出来上がったモダンなアクセサリー。1辺1.5cmのプチっとしたサイズ感がまた可愛い。コーディネートのアクセントにおすすめ。数量限定でイヤリングへ変更可能です。
一辺1.5cm 全長:5cm
価格:1300円
これから
セネガルでの活動は作品作りと販売活動です。セネガルで開かれるハンドメイドマルシェに出店したり、SNSで注文を取り直接届けたりしています。
商品の利益は、お世話になっている職人さんへミシンをプレゼントするという形で還元します。
活動をしていて一番嬉しいのは、アフリカに「可愛いイメージ」なんて持っていなかった知人達が、私の情報発信でアフリカ布の可愛さに気付いてくれる事です。
アフリカ布で自分らしさの表現の幅が広がったならこんなに嬉しいことはありません!
全身柄物にするのは勇気ができないかも…ならば、まずはアクセントになる様な小物、アクセサリーから挑戦してみて欲しいです。誰にも真似できないあなたが出来上がります。
私の作品があなたの素敵な一日のお手伝いが出来ますように。これからも作品を作っていきます!
そしてなんと!!12月末にまた同じように商品の販売を行えることになりました!あなたの元へお届けシリーズ第2弾です。今まで以上に作品のバリエーションを増やしていきたいと思います。
~Instagramにて情報発信中~
セネガルの可愛いを発信しています。ぜひチェックしてください!
https://www.instagram.com/chiharu_tamari
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。