こんにちは!
百鬼丸です。
こんなにいかついあだ名がついていますが、実は女子大生です(笑)
前回は、私を含めた在ルワンダ大学生が立ち上げたブランド「Dore」について紹介させていただきました。
今回は私がなぜ休学をしてルワンダにやってきたのか、なぜルワンダという国を選んだのかをお伝えしたいと思います。
休学を考えている人、アフリカに行ってみたい人にとって少しでも参考になればよいなと思います。
休学を決めた理由
これはとっても簡単です。
「自分の気持ちに素直になって今やりたいことをやらないと後悔すると思ったから。」
私は、2018年4月から5か月間、インドでインターンシップをしていました。
いわゆる「途上国」に行く、という経験はそれが初めてでした。
周囲の人から心配されながらインドという国に足を踏み入れると、
そこで私を待っていたものは「愛」でした。
日本での何気ない毎日も、人からの愛、人への愛で溢れていると思います。
しかし、せわしない日々の中で、私はその愛に気づく余裕がありませんでした。
インドにいる5か月間、
一緒に働くインド人の元気な「おはようございまーす!」の挨拶
リキシャのおじいちゃんの笑顔
遠くで応援してくれる家族や友人からのメッセージ
…
日々の生活とは異なる環境に自分の身を置いたからこそ、
私たちの毎日には小さな愛がたくさん詰まっていることに気がつきました。
帰国後就活を始める時期が迫る中、社会人になる前に、私にはもう一度この時間が必要だと思いました。
日々の生活とは異なる環境に自分を置いて、「人からの愛に気づける、人へ愛を与えられる」人間になるための時間が。
その時間を確保するための手段が、私にとっては休学でした。
休学することに対しては、あまり迷いはありませんでした。
今の自分の気持ちは誰にも変えられないし、その気持ちに素直にならなければいつか後悔すると思ったからです。
私はこの決断が正しかったと信じています。
ルワンダを選んだ理由
普段の生活と異なる環境を考えた時に、一番に思いついたのが「アフリカに行くこと」でした。
物理的にも心理的にも最も距離が遠かったアフリカ。
その地で、人々がどのような暮らしや考え方をしているのかにも興味がありました。
実際に生活してみると、毎日びっくりするような言動がたくさんありますが(笑)、くだらないことで笑いあっている彼らを見ると温かい気持ちになれます。
自然と笑顔になれます。
アフリカに来るという私の選択は間違っていなかったんだなあと感じられる日々を送っています。
ルワンダは治安もよく住みやすいのでアフリカとは言えない、とおっしゃる方も多くいるので他の国にも行く必要があると感じていますが。(笑)
アフリカの中でもルワンダを選んだ理由は、女性の地位が高いといわれているからです。
こちらはあまり知られていない事実だと思います。
私は大学が女子大なこともあり、ジェンダー分野に関心があります。
WEFが毎年発表しているジェンダーギャップランキングにおいて、ルワンダは常に上位にランクインしています。最新のものは世界第6位。ちなみに日本は110位です。
ルワンダでは法律で女性国会議員の数が3分の1以上でなければならないと定められています。大臣クラスの女性も多いです。
ルワンダから日本が学べることがあるのではないか。
そう思い、ルワンダという国を選択しました。
とはいえ、実際にルワンダに来てみると女性間の格差を感じたりもします。
スーツを着て忙しそうにオフィスを駆け回る女性のすぐ近くでは、頭にかごを乗せた女性が野菜を販売しています。
実際に来てみると、数値だけではわからない発見がたくさんあります。
それもまた良い勉強だと思っています。
以上が私が休学を決めた理由、ルワンダを選択した理由です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ムラコゼチャナ!
(ルワンダの現地語でThank you very muchの意味です!)