みなさん!!こんにちは!!
お久しぶりです(^^)フィービーです。
前回までの記事はこちらから▽
今回は日本に育ったガーナ人として感じた国籍やバックグラウンドに焦点を当てた
アイデンティティクライシス
について書こうと思います!
アイデンティティクライシスって?
(もちろん他にも意味がありますが、私にとってはこの意味がしっくりきたので…!)
私は中学校入学から高校卒業するまでアイデンティティクライシスに苦しみました。
前回の記事でも書きましたが、私はガーナで生まれ3歳のときに日本に来ました。
最初に覚えた言語が日本語です。
英語は生まれたときから家の中で触れる機会がありました。
毎日のようにどこからきたの?あるいはアメリカ人?と聞かれる。
それで、自分の生い立ちを簡潔に説明した後、
「よく頑張ったね!」や「日本人より日本語うまいね」
と毎回言われる。
でも3歳から日本に住んでたら、日本人並みに日本語を話せるようになるのは当たり前です。
幼少期からその国に住んでいれば、大抵の人は住んでいる国の言語を話せるのは当たり前です。
よく頑張ったね!とよく言われますが、特に頑張ったつもりはないのです。
要するに自然に覚えたので(^^)
日本に在住した期間は、合計で19年になります。
ただ、だからといって日本人として生きなければいけないというプレッシャーを感じることはもうほとんどありません。
それよりもガーナ人としてアイデンティティを固く持ちながら日本の社会に貢献していく市民として生活する。
これこそが私が日本で輝くために、持たなければいけないマインドセットなのです。
思春期の葛藤から今へ
思春期の頃は、口癖のように自分はよく心は日本人、見た目はアフリカ人と言ってました。
本気でそう思ってたからです。
なぜなら、アフリカ人として生きていかなきゃいけない自分と、日本の文化や生活にも合わせて生きていかなきゃいけない自分がいて葛藤が大きく、本気で悩んでたからです。
当然この気持ちを友達にも言えません。
なぜなら、国籍やバックグラウンドに関するアイデンティティクライシスの問題は、同じ経験をした人ではないと理解してくれないと思ったからです。
でも、今はアイデンティティクライシスに陥ることはほとんどなくなりました。
クリスチャンとしての信仰が強まったこと、大学生の頃から少しずつ自分を受け入れるようになったこと。
また大人になり、アフリカの文化や歴史、そして魅力を少しずつ理解していくうちに、ガーナ人としてのアイデンティティを固く持たなければいけないと気づいたからです。
持ちたいではなく、持たなければと思ったんです。
なぜ私がこれを意識するかというと、自分がガーナ人としてのアイデンティティを固くもつことで、日本人にアフリカを知ってもらう機会が実際に生活する上で増えてきたからです。
アイデンティティクライシスとの向き合い方
最後に、人間みんなアイデンティティクライシスを感じる場面がくるかもしれません。
特に日本で生まれたハーフの方々、あるいは幼少期から住んでいるアフリカ人含め外国人はさらに感じることがあるかもしれません。
特にハーフの方々に関して私には到底理解できない苦しみや葛藤と戦ってるのだと。
私にも何人かハーフの友達がいますが、私は理解できるなんて絶対いいません。
ただ私は言いたい。
大丈夫だよ!って!1人じゃないよ!と!境遇が違えども理解し合えることがたくさんあるのだと!
ハーフの方々は二つの国の血を継いで、二つの国の文化、言語、肌などを備え持ってるんです!
これ以上素晴らしいことはないと思います!だから自分に自信持って欲しい!
もちろん簡単なことではありません。
ただ苦しいときは同じ境遇にいて信頼できるひとや、そして親に相談してほしいです。
心の葛藤を話すだけでも、少しは楽になるのではないかと思います!
私がアイデンティティクライシスを経験して学んだことは、
1人で悩んではいけないということ、辛いときは辛いと言える人を見つけること!
今でも時々アイデンティティクライシスに陥ることがあります。
そういうときはちゃんと口に出すことが重要になってくるのだと改めて感じました。
言えないときのほうが多いですが、、苦笑
ただやっぱり口に出さなければ、わかってくれるだろうと思う人もわかってくれません。
私達は人間が何を考えてるかわかりませんから。
アイデンティティクライシスに陥ったときはコミュニケーションが重要になってくるのではと思います!
読んでいただきありがとうございました。