【polca挑戦中】地域経済の活性化のカギ「バナナ」を探りに、ウガンダへ行きます!

2020年になりました。いよいよ大学卒業の節目の年になります。

 

私は現在大学4年生で、地元山梨の大学に通いながらNPO法人コンフロントワールドで活動をしています。

 

 

卒業後はどうするの?って度々聞かれるのですが、一般企業へ就職をします。NPO法人コンフロントワールドの活動も、理事として続けていきます。

 

3ヶ月後に大学を卒業した後、先3年間はウガンダ現地のパートナーNGOの職員さんたち、コミュニティ住民の方々に、まとまった時間をとって会うことが厳しくなることになります。

 

だから、就職前にもう一度彼らに会いに行きたい。

 

そのための航空券を買うため、現在Polcaで挑戦をしています。

 

 

なぜ今ウガンダへ行きたいのか?

コンフロントワールドの事業のとは別に、個人の夢のお話になります。

 

尊敬するパートナーたちと、3年前の留学から繋がった大切な友人たちと、出逢った3年前。

そんな出会いを重ねていま、挑戦したいことがあります。

 

それは、地域資源を使ったビジネス

 

結果として目指すことは、
地域社会で回るお金を多くして、「ここで暮らしたい」と願う人たちみんなの生活がより豊かに実現されること。

 

今コンフロントワールドでは、アフリカ布を使った小物と、植物を編んで作ったカゴ製品の販売を行なっています。

 

カゴ製品の素材、バナナの木は農村部で育てられていて、身は主食として消費され、葉や茎は染色し製品になっています。

 

コンフロントワールドで扱っているカゴ製品

 

例えば、これが買われた時に発生するお金は

 

  • 製品を作った生産者 
  • 材料を売る販売者
  • 材料を栽培する農家 


に流れます。

 

それぞれに関わる人たちは農村部に暮らしていて、各々の衣食住に関わる消費行動の大部分が農村部で行われます。

 

農村部で食べ物を売ったり、家を建てたり、服を作る商売をしている住民たちへお金が動きます。

 

染色した植物を得る商人

 

想像しづらいかもしれませんが、このように地域内で動くお金を増やしたい、ということです。

 

日本やグローバル企業のビジネスでは、実はとても見えにくくなっていますが(というより気にとめる機会がなかなか無いと思いますが)

 

例えば私が買った洋服に関して、

 

  • 製品を作った生産者(工場がある場所)
  • 材料を売る販売者(バイヤーが務める会社)
  • 材料を栽培する農家

 

それぞれが世界各地に散らばっているケースがあります。 

 

このケースにおいて、一番お金が溜まる場所ってどこだと思いますか?逆にお金が止まらず、働いても生活が困難なままになりがちな場所ってどこだと思いますか?

 

そんな観点に個人的にとても関心があり、コンフロントワールドの事業で扱っている資源がソリューションになるような気がするんです。

 

だから今回ウガンダへ行き、バナナの木が秘めるポテンシャルを見つめ直したい。

 

そしてそれを言語化し、製品とブランドの魅力的な一側面として、しっかりとお客様へ届けられるようする。

 

それが、今回ウガンダへ向かう目的です。

 

何のソリューションにしたいのか?なんでやるのか?

初めてウガンダへ渡航し、農村部に滞在していた時期に感じたことがあります。

 

首都を中心に発展が広がっているけれど、

 

  • お金があるところにお金が集まる
  • 必死に働いても毎日の生活が苦しいままの層がいる


そんな構造がそこにある気がするんです。

 

特に私が滞在した農村部には、ウガンダ全土でも有名な中学校と病院がありました。これらの施設を目的に、人がこの村に集まったり、道路などのインフラ整備が日々進んでいました。

 

そんな村で感じたこと・・・

その中学校には2000人以上の生徒がおり、そのほとんどがカンパラ(首都)やその他の県から通って来ているそうです。

 

なるほど、確かに乗り合いタクシーには綺麗な制服を着た子どもたちが大勢乗っています。

 

ふと道の反対側(店の多く並ぶ方)に眼を向けると、泥だらけになりながら楽しそうに遊ぶ子供達。露店で仲間と食べ物を売る少年たちがいます。

 

こんなにいい学校があるのに、この街から通っている生徒はどのくらいいるのだろう。

 

学校に通えていない子どもたちは、目の前の制服を着た同世代の子たちをどんな思いで見ているのだろう。

 

大きな白い病院(左手)と道の反対側で串焼きを売る少年(右手)

 

突然ですが、私の地元山梨県では、5年はど前までシャッター街が増え続け、主要駅周辺の商店街は人の活気が減る一方でした。

 

しかし最近、「地元野菜を使った飲食店」「伝統工芸品を新しく製品化した雑貨店」など、地元にある資源を活用したビジネスが人を再び街に呼んでいますお店が開き、そこに人が集まり、活気が戻ってきているんです。

 

地元の素材や資源よって生まれるビジネスの恩恵を地域住民が受け、また住民自身が好んで地域発祥のビジネスに投資・消費行動をする。

そんなサイクルが徐々に広がっています。

 

名前のよく聞く素晴らしい便利な製品やサービスと、何代も続く地元民に愛されてきた自営業のお店と、両方ともわたしの生活を豊かにしてくれます。

 

でもやっぱり、その地域が好きで暮らし続けてきた人、その地域に期待を持って暮らしにきた人が、生活が苦しくなってしまう姿は心が痛い。

ただただ、今この瞬間に家族や好きな人たちと幸せに生きたい、それが真理だと思う。

 

でも何故か、それがすごく複雑で難しい。

 

なにか、人生をかけてできるはず。

 

「ウガンダの農村部と、日本の地方」
都市から離れた地域社会の構造という風に抽象化してみたときに、何か共通項や生かし合える視点があるように感じました。

 

もう一度ウガンダへ行きます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!!

 

個人的なゆめと、やりたいことを叶えるために、もう一度ウガンダへ行きます。

 

きっと短時間で簡潔に、作りたい循環を地域社会にうむことはできません。

 

それでも無限の可能性を感じる資源と、そしてこの人たちと世界良くしたい!と思う仲間と、小さくても一歩づつ進み続けたい。

 

応援どうかお願いいたします!

 

 

1000円から、応援していただけたらとってもありがたいです。(素敵なアフリカ布をお礼にお渡しします)

 

情報拡散で後押しいただけたら、とっても力になります。

 

読んでくださってありがとうございます!やりたいこと全力で頑張ります!

 

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