ザンビアってどんな国?元看護師が送る首都ルサカ生活レポ【食べ物編】

初めまして、のじはるです。

初めまして!ザンビアの現地NGOでボランティアとして活動している、のじはるです!  

 

高校生の時に国境なき医師団の活動についての本を読み、

同じ時代、同じ地球、同じ人間なのに、
生まれた国が違うだけで、
どうして心身ともに健康に、
安全に生きていくことができないのだろうか

と疑問に思い、看護師の資格を取りました。 

 

大学生の頃は国際看護のゼミに入り、公衆衛生医療アクセスなどについて学び、

卒業後は、

  • 胸部外科病棟
  • 美容皮膚科
  • 性感染症科 で勤務

また国際保健のNGOでインターンシップを経験しました。 

 

実際に自分の目で現地の生活を見てみたい!と思い、2022年5月よりザンビアに滞在し、首都ルサカにあるBwafwano Integrated Services OrganizationというNGOでボランティアとして活動しています。 

 

○○な国、ザンビア

ザンビアは1964年にイギリスから独立。

 

1964年といえば東京オリンピックが開催された年であり、開幕式は北ローデシア代表として参加していましたが、閉幕式当日が国家独立日となり、ザンビア国旗を掲げて閉会式に参加したという逸話があります。 

 

“アフリカ”と聞くと紛争や貧困のイメージが強いかと思いますが、ザンビアは独立後、1度も紛争がない平和な国といわれ、多民族国家ながら

『One Zambia, One Nation』 

を掲げて、友好的な文化に誇りを持っています。 

 

そんなザンビアで私が遭遇した日々をお伝えしていきたいと思います。 

ザンビアの生活~食べ物編~

さて海外で気になるのは、食べ物ではないでしょうか。(食べることが大好きな私にとってはとても重要です!!笑) 

 

ザンビア紹介の第一弾は
「ザンビアの生活(食べ物編)」をお伝えします!
 

 

首都ルサカには、大きなショッピングモールや小さめのモール、スーパーなどがあり、ほとんど何でも手に入ります

 

中国系や韓国系のお店もありますし、キッコーマンの醤油や日本のカレールー、カップヌードルも売っています。

 

輸入品は値段が高く、例えば

  • コーヒースティック10本:約650円
  • カレールー:約800円
  • コチュジャン500g:約1200円
  • 醬油1ℓ:約2000円

します。

(ここ数週間料理酒を探していますが、まだ見つけることができていません。誰かご存じでしたら教えてください!) 

 

一方で野菜や果物、パン、メイズ、牛肉は安いです。

パン1斤約60円、トマト1㎏約180円、牛肉約250など。スーパーの食料品も充実しています 。

 

ザンビアの通貨はザンビア・クワチャ(ZMW) 1ZMW=8.3円なので値札にあるK5は40円くらいです

 

ザンビーフ!

ザンビアは牛肉が1番安い!スーパーでは牛肉→豚肉→鶏肉で高くなります

 

生活必需品は安いけれど、嗜好品は高くなるイメージがあります。

また、モールで購入しているのでザンビアの中でも高めかと思います。 

 

そして何よりザンビアにこんなきれいなショッピングモールがあるなんて想像していなかったので、感動しました! 

立派な外観!

 

モール内も綺麗です!ザンビアのイメージが覆りませんか

 

インスタ映え意識したオブジェもあります

 

ザンビアの笑撃!in スーパー 

  • 賞味期限切れも売っています!自分でよく確認してから購入しますが、賞味期限内でも腐っていたという話も、、、! 

 

  • パスタや小麦粉など袋が破れよく床に散乱していますが、それを食べている鳥たちがいます。スーパーの天井に巣がある様子! 

 

  • レジのおつりは個人が管理しているようで、おつりがないからほかのレジに回されたり、大きい紙幣(約800円)は受け取ってもらえなかったり。また、レジ担当交代に重なってしまうとせっかく並んでいてもまた並び直さないといけないことも。 

 

  • 袋は有料(約25円)で、袋詰めもしてくれる時もありますが、ガンガン入れるので、袋が破れることも多々あり。お肉のパックは大体破れます。

 

  • 水1本買うためにレジに並んでいたときに「1つだけ?先にお会計どうぞ」と順番を譲ってくれたこともあります。優しいですよね。 

 

地元の方でにぎわうマーケット

 

中心部にはモールがありますが、車で10分ほど移動すると現地の方たちが利用しているマーケットがあり、トマト、葉物野菜、イモ、魚、鶏が売っています。

 

値段はスーパーの10分の1ほど。コンビニのような小さいお店もあります。 

生きた鶏がビニール袋に入れられている姿にはまだ慣れません(笑)

 

お菓子や飲み物などが売っているコンビニin Zambia

HOTなザンビアランチ。同じ釜の”シマ”を食う

お昼ご飯は配属先のみんなと食べていて、ほぼ毎日「シマ」を食べています。 

 

シマとはザンビア人のソウルフードで、みんな大好きですね。

メイズ(とうもろこしの粉)を練って作っていますが、甘みと香ばしさがあって結構美味しいです。 

テーブル左手前と右奥にある白いものがシマです

 

行きつけのマーケット内にあるレストランはシマとおかず3品で1人約100円。みんなとシェアして食べます。

定番はチキン、野菜炒め、ナスのトマトソース煮込み!

魚も選べますが、みんなチキンのほうが好きみたいです。 

 

シマを手でこねて、おかずに付けて食べますが、このシマが熱々で毎回ヤケドしそうです。みんなは慣れている様子で熱くないみたいです。 

レストランの外観

レストランの内観


この日はお魚!みんなでシェアして食べます!

 

ザンビア人に「好きな食べ物は?」と聞くと100%「シマ!」と返事がきます。

そして、私が「シマ食べたよ!」というと絶対に盛り上がって喜んでくれます。 

自分たちの文化を愛していることが伝わってきますね。 

 

ザンビアに来る前は、どんなご飯なのかな~?おいしいかな~?と不安でしたが、楽しい食事の時間を過ごすことができています。 

 

ただやっぱり馴染みがある食事も恋しくなるので週末はイタリアンや韓国料理など食べてリフレッシュしています!

その様子はまた今度! 

 

それでは、今日も楽しい1日を過ごしていきましょう~! 

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