初めまして。富山生まれ・富山育ちの田舎大好き大学3年生、松村さくらです!
私は、今年の9月にタイガーモブ(海外インターンシップ)のプログラムでルワンダに行ってきました。
富山からルワンダへ。
地方学生でも
アフリカに行く夢を叶えられます。
リスクがあるんじゃない?
なんて思った、一歩踏み出せない地方学生に(都市部の学生にも!)最後まで読んでいただきたいです!
この記事の目次
なぜ、地方学生の私がルワンダに行ったのか
まず、私の自己紹介をちょっとすると…
富山で経営学を専攻している、大学3年生です。
「トキメキと好奇心を大切に」をモットーに生きています!
そんな私がなぜルワンダに行ったのかというと…アフリカに行ってみたかったから!です(笑)期待はずれですみません…。
今まで私は、アフリカに接する機会はあまりなく、バラエティー番組でアフリカ民族の特集を見ることぐらいしかありませんでした。
また、私はフェアトレードに関心を持っていて、アフリカの子供たちが低賃金労働をしている事実を知っており、アフリカに対して良くないイメージを抱いていました。
ただ、すべてがすべて悪いイメージではなく、自然が豊かだったり、少数民族をかっこいいと思ったり、ポジティブなイメージも持っていました。
それにしても、
アフリカは自分の中で未知過ぎたのです。
学校の講義で海外ビジネスを取り扱われても、東南アジアの事例が多く、アフリカに関しては扱われませんでした。
テレビでしか見たことない世界。
声を大きくして言いたい。
アフリカに行ってみたい!!!
「百聞は一見に如かず」。私の好きな言葉です。
見てみないとはじまらない。
アフリカへのトキメキと好奇心は誰にも止められませんでした。(笑)
なぜ、タイガーモブのプログラムを選んだのか
ここまでで、私が単純人間だということがおわかりいただけたかと思います。(笑)
後先考えずにやりたいと思ったことに突っ走る。
アフリカに行くと決めたのも好奇心だけでした。
ただ、好奇心だけではどうにもならないこともあります。
女性、低身長(149センチ)の私は、以前パリに行ったときに、3人のジプシーに囲まれ、気づいたら新品のスマホを捕られるという事件にまきこまれました…。
幸い、命を落とすことはありませんでしたが、自分のセキュリティの甘さ、警戒心のなさが招いた結果でした。
この経験があったおかげで、自分の身は自分で守らなければいけないと思いはじめ、海外旅行は今まで以上に警戒心を持って行っています。
アフリカへは、一人旅で行くことも考えました。しかし、どんなところかも全然わからないし、何があるかもわからないからちょっと怖いな…と、一人旅への不安が大きくありました。
きっと、自分が高身長か男性だったら一人で行っていたかと思います。(たまに男性になりたいと思う…。)
つまり、タイガーモブのプログラムに参加した理由の1つ目は、自分なりに最善のリスク管理をするためです。
グループ行動がメインで(自由行動もしようと思えばできるが)、24時間日本語対応の海外危機管理サポートがあったため、万が一マラリアや変な病気にかかっても迅速な対応をしてもらえる体制が整っているというところが魅力でした。
2つ目の理由は、私は「アフリカで何かしたい!」という具体的な思いはなく、漠然とアフリカに行きたい、知りたいと思っていたからです。
一人旅で観光しても、まあまあ面白いかもしれないけれど、タイガーモブのプログラムの方がより面白い経験ができそう!と思ったので(漠然)、参加することを決めました!
ただ旅をするのではなく、ディープなところにまで入り込めて、ビジネスプランも考えられる、というところも決め手になりました。
今ではプログラムに参加して本当によかったと思っています!
2週間のプログラムで得られたこと
プログラムが開催されたのは、アフリカの真ん中あたりに位置する小さな国、ルワンダ。
20数年前に悲劇の大虐殺があった国です。
そんなルワンダも、今や「アフリカの奇跡」と呼ばれるほど、アフリカの中でも治安が良く、ごみ一つ落ちていない国になっています。フレンドリーな人が多く、毎朝挨拶をするのが楽しかったです。
そんなルワンダでのプログラムでは、2週間のうち、前半はスタディツアーで、スタートアップやローカル企業、コーヒー農園を見学したり、歴史を学んだりしました。
後半は、前半にインプットしたものをアウトプットする形のミッションで、ローカル企業の業務改善と新規ビジネスの立ち上げを行いました。
この2週間のめちゃくちゃ濃いプログラムで得られたことをまとめると、主に4つあります!
1.アフリカのスタートアップを視察できた
ドローンを使って輸血する事業や問診を電話で行う事業など、途上国ならではの課題を解決するためにテクノロジーをうまく利用して、社会的価値を生み出している企業があることを知りました。
また、そこで働く人々の思いを聞くことができたのも貴重な経験でした。
2.PDCAを自ら回すことができた
後半のミッションでは3日間でビジネスプランを考え、それを自分たちで検証するところまでやりました。失敗したら次の案を試してみるということを何度も繰り返しました。
タイトなスケジュールでここまで頭をフル回転させたのは初めてで、苦しかったですが面白かったです。
3.様々な価値観の仲間に出会えた
このプログラムに参加した目的や将来やりたいことはみんな違うけれど、日本に帰ってからも一緒に切磋琢磨し合える仲間ができました。
ルワンダで一緒に苦しんだ仲間だからこそ、心を通わせることができていると思っています。
楽しいことは思いっきり楽しんで、真剣な時は真剣に議論し合える最高の仲間です。
4.自分と上手に向き合う方法を知ることができた
こう見えて、めちゃくちゃネガティブになることもあり、プログラム中は感情の波がありました。
自分を嫌いになることもありました。
そんなときに、メンターさんがいつも相談を親身に聞いてくださり、自分と向き合う方法について教えてくれました。プログラムが終わった後も、その方法に支えられています。
アフリカに行きたかっただけの私が、このプログラムに参加してこれからの人生にかかわるたくさんの大切なものを得ることができました。
地方学生に(都内の学生にも)向けて伝えたいこと
なぜ、地方学生に向けて伝えたいのか。
周りにアフリカに行った経験を話してくれる人はなかなかいない…。
アフリカのコミュニティもなかなか見つからず、一苦労…。
「アフリカに行きたい」なんて言うと、周りから変人扱いもされたり…。
(実際私は変人だと思われています(笑))
地方には、いろんなしがらみがある気がしています。これはやってはいけない、自分にはできない、周りの目が…と。
でも、そのしがらみを一旦全て振り払って、
自分の直感だけを信じて、
やってみたいこと、叶えたい夢、なりたい自分を諦めないでほしいです。
自分の人生は、自分でしか楽しくできないから。
アフリカに行きたいけど…やりたいことはあるけど…と悩んでいる方、やってみたら、次のステップが見えてきて、また人生が楽しくなりますよ!(リスク管理は自分でしましょう)
ルワンダの2週間は、私にとって、なくてはならない経験です!
やらない後悔より、やる後悔。
不安な時は、連絡ください!
いつでもあなたのことを応援しています!!
最後までお読みいただきありがとうございました!!