こんにちは、NPO法人アラジ代表理事の下里夢美です。西アフリカ「世界で一番命の短い国」と言われる、シエラレオネ共和国にて、就労支援に携わっています。
イベントで登壇したり、講演会に呼ばれてお話しさせていただくとき、必ず質問されるのが…
「シエラレオネの人たちは
どんなものを食べているんですか?」
という質問。
今回は、シエラレオネのローカルフードについて、紹介させていただきたいと思います。
…正直、現地の食べ物は衝撃すぎて、1度目の渡航の時は写真を撮る気にもならず、2・3度目でようやく受け入れ、5度目の渡航でおいしくいただけるようになった私。
西アフリカで一番グロイ見た目なのではないか?
と思うくらい、ローカルフードは見た目もインパクト大で、屋台やお呼ばれごはんは必ずお腹を壊すので、他の西アフリカや、アフリカ料理屋に行ったことのある人には、ちょっと衝撃の内容なのかもしれません。
この記事の目次
シエラレオネの主食はお米
シエラレオネの主食はお米です。
キャッサバリーフ
どどーんと、緑色の何か!
そう、これがシエラレオネで一番人気のローカルフード、キャッサバリーフです。キャッサバというお芋の草をドロドロに煮詰めて、マギーで味付けしたもの。
ちなみにポテトの葉でつくられたものは、ポテトリーフ。はじめ、3日連続これを食べたときは、思わず涙が…(今では慣れました。笑)ちなみに現地では青唐辛子をふんだんに使うので、見た目からはわからないのですが、以外と激辛です。
…ちなみに、屋台と比べ10倍値段のはるレストランでも、同じように人気のローカルフードでした。西アフリカといったら、セネガルのジョロフライス(ものすごくおいしい!)や、マリのプレヤッサ(めっちゃおいしい!)を想像していた私にとっては、どこへいっても主に売られているのがこれなので、最初は衝撃を受けました。
アチャケ
パスタにマヨネーズ&ケチャップ、その上にウガリ、サラダ、ゆで卵とフライドフィッシュがついてくるお料理。割とどこでも売っていて、屋台のわりには結構割高な値段で売っています。といっても5,000Le(100円以下)くらい。とってもおいしい~!でも、必ずお腹を壊す。笑
マビーンチ
シエラレオネで一番好きな食べ物。お豆の煮込みご飯。例によって油ギッシュだけどとってもおいしい。※でも必ずお腹を壊す。笑
マンゴーエベ
マンゴーエベもとってもおいしい。雨季には市場に腐るほどあるおいしいマンゴーを豪快に煮詰め(日本では信じられないw)魚やお芋と一緒に煮るローカルフード。だいたいカラフルなお皿に盛られて提供されます。2000Le(50円)くらいで食べられる。マンゴーを煮るなんて。これも衝撃でした。だいたい食べた後はお腹を壊しています。もはや心当たりがありすぎて、何で当たっているのかわかりません。
ちなみにマンゴーエベを売っていたおねえちゃんが、ビニール袋で自前のカッパを作って着ていて、超かわいかったです。
ピーナッツシチュー
ピーナッツとトマトをすり潰し、弱火でコトコトに詰めたお料理。激辛。結構おいしくて私は好きです。
牛串焼き
ペッパーとマギーで味付けされた牛串焼き。割とどこにでも売っていて超おいしくてオススメ。一本1,000Le!(25円)
ゆでたまご
必ず当日の朝作られたゆで卵が、頭に乗せて売り歩かれる。これはバスに乗りながら窓から買ったゆで卵。
フライドプランテーン
アフリカのでっかいバナナ、フライドプランテーンチップスの薄いバージョン。持ち歩いている塩をかけていつもいただいています。ポップコーンと一緒で、割りとポピュラーなおやつ。おいしい。
水はパケットで一つ5円くらい
ちなみにお水はパケットで一つ5円くらい。これを学校帰りの子どもが頭に乗せて売り歩いている。。。メーカーによっては塩素の味が強すぎて私は飲めないのだけれど、以外とおいしく飲めるものもあります。どこにでも売っていて、現地の人々の貴重な飲料水です。
最近ではレストランもたくさんあって、割とどこへいっても洋食がいただけます。結構なお値段の割には、すべて日本の劣化版ですが…。涙
▼シエラレオネのレストランの詳細情報はこちら↓【下里夢美オフィシャルブログ】
>【シエラレオネの歩き方】首都フリータウン:コットンツリーエリアのストラン地図を作りました!
ちなみに、シエラレオネ人に味噌汁を試食してもらったら、大不評でした。毎日味噌汁と納豆なんて信じられない!というような感じでした。笑
▼詳細は【下里夢美オフィシャルブログ】
>【検証】アフリカン(シエラレオネ人)が味噌汁を飲んだらどんな反応をするの?
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【下里夢美オフィシャルブログ-シエラレオネの歩き方】シエラレオネの食べ物って?主食・ローカルフード・スナックについてまとめてみた