このAAAでもよく宣伝をさせてもらっていた、日本で唯一のスワヒリ語のスピーチコンテストが今月の2日、無事に大成功で終わることができました。
約1年に及ぶスピコンの活動が終わり、正直ホッとしています。本当は大会が終わって熱々の状態でスピコンの記事を挙げたかったのですが、ホッとしすぎて少し投稿に時間がかかってしまいました。
ということで今回は12月2日にパンアフ主催で開催された第28回スワヒリ語スピーチコンテストを紹介していきます~
本大会
今年のスピコンのテーマは「アフリカと日本の美しさ Uzuri wa Afrika na Japani」です。
アフリカの学びを通して感じた、アフリカの美しさに加えて、その学びを通して見えてくる日本の美しさを表現することで、お互いに、よりアフリカと日本の魅力を感じて欲しいと思い、テーマを決めました。
このテーマを基に、今年は大阪、福井、神奈川、東京から4人のスピーカーの方が集いました。
また、総勢20名を超える審査員と来賓の方が来てくださりました!
パンアフ部員も50人以上を超えるメンバーで当日は大会の運営に当たりました。
前々からわかってはいたのですが、ほんとにスピコンの規模が大きいですね!
当日は、そんな規模の大きさに圧倒されて、私も緊張感Maxで大会に臨みました。
Hamjambo!!
スピコン開幕!!
司会の元気な第一声で今年のスピコンが開幕しました。
最初は、1年生中心によるOpening演目!
JamboとMalaikaの2曲を歌いました。ジャンベというアフリカの太鼓のリズムに合わせて、1年生の元気な歌声と笑顔が緊張感に包まれた会場の雰囲気を一気に温めてくれました。
Opening演目の後は、大使館メッセージの紹介。今年は、タンザニアとケニアから大使館の方が審査員としてお越しくださりました。
大使の方も来てくださるからこそ、このスワヒリ語のスピコンが両国の友好を深める場であり、スワヒリ語を国内に広めていく大きなチャンスなのだなと私自身もつくづく感じました。
弁論スタート!
そして、いよいよ大会はメインを飾る弁論に入ります!
弁士の方それぞれが自身の感じたアフリカと日本の美しさをスピーチしてくれました!
ある弁士の方は、自身のヒッチハイクの経験を通して感じた、アフリカと日本人の心の優しさを弁論してくださりました。
また、他にも自身のアフリカ留学の際に、サッカーという一つのスポーツを通して感じた人と人との結束の強さを、両国の美しさとして弁論していただきました。
スピーチを通して、会場にいる全ての人が、両国の美しさや素晴らしさを再認識、また新発見出来たのではないかと思います。
また、内容もさることながらスワヒリ語を流暢に話す弁士の方の姿は、ただただ感嘆でした!私も弁士の方のようにスワヒリ語を話せるようになりたいと思う瞬間でした。
弁論も終わり、最後は表彰式!
壇上に弁士と審査員が座り、いよいよ順位発表されます。
今年のスピコンは皆さん全員素晴らしい弁論だったので、誰が優勝してもおかしくありません。
「続いて第一位の発表に移ります」この司会の一声でいよいよ優勝者の発表。
審査委員長が壇上の中央にあるマイクに歩み寄り、優勝者の名前が書かれた封筒を受け取る。そして、ドラムロールが鳴る。
ダララララララララ~.....
ジャン!
小島駿!
優勝者は大阪大学でスワヒリ語を学んでいる小島駿さんでした!
さらに、表彰式では観客からの投票によって選ばれるオーディエンス賞というのがあり、この賞には日本大学の菊池モアナさんが選ばれました。
みなさんおめでとうございます!!!!
交流会
これで、無事に大会が終わったのですが、大会の後に交流会を行いました。
交流会は、本大会のシリアスな雰囲気とは違って、審査員や来賓、弁士やオーディエンス、パンアフ部員みんなでアフリカ料理のサモサなどを食べながら、おしゃべりをする楽しい会です。
こちらも、大成功で終えることができました。(また、交流会の様子は後日記事にしたいと思います。)
まとめ
とにかく、このスピコンを大成功で終えることができて良かったです。
当日は、私たちの緊張や不安を包み込むような、アフリカの優しさや、力強さ、美しさを感じました。
本当にアフリカはすごい!アフリカがさらに大好きになりました。私も、是非アフリカに行きたいと思いました。
来年もこのスピコンを開催するので、少しでも興味を持った方は是非ご参加お待ちしております!