トーゴでホームステイ。家庭料理がやばすぎる!

皆さんこんにちは!

3回目の投稿になります、Yuriko です。

過去の記事はこちら↓


 

突然ですが、皆さんはアフリカン料理を食べたことがありますか?

アフリカン料理、美味しく召し上がりましたか?

 

最近は日本でも様々な国のレストランがあるので、食べたことがある方も多いのではないかと思いますが、今回はトーゴの家庭料理についてご紹介します。

 

今回私はトーゴでホームステイをしたので、家庭料理を毎日食べたのですが…

それが本当にやばい!

 

タンザニア料理と似ているのかと勝手に想像していましたが、トーゴ人の料理の上手さに驚愕しました。

 

本当においしいんです!!

 

トーゴ料理の特徴を言うならば、バラエティーに富んだ主食にソースやお肉を合わせて食べる、シンプルながらに凝った料理。

 

それでは早速、大好きになった料理ベスト 4 を紹介します!

 

 

アコロ

外国人がトーゴに来て一番好きになる食べ物 NO.1 は、おそらくこのアロコでしょう。

アロコは簡単に言うとプランテーン(食用バナナ)を揚げたものです。

 タンザニアで何度か食べたのは、緑のプランテーン。甘くなくポテトのような食感でした。

しかし、トーゴのロメで売っていたプランテーンはすでに熟しているものばかり。

揚げてアロコにしても、とっても甘くてねっとりしていて本当においしかったです。

 

プランテーンだけではなくサツマイモを揚げたものもアロコと呼ぶらしく、家で食べるときはプランテーンとサツマイモのアロコが同時に出てくることが多かったです。

 

この時はアロコとグリルドチキン、トマトとタマネギを炒めたものを一緒に食べました。

 

ピノ

日本にはこんな名前のアイスクリームがありますが、トーゴでは写真のオレンジの食べ物がピノと呼ばれています。

ピノはキャッサバの粉とトマトソース、家によっては唐辛子などを入れて作るものです。

食感はトマトソース味のもち米のような感じでもちもちとしていておいしかったです。

 

滞在中何度かピノを食べましたが、私はこのピノにドはまりしました!

 

大抵のトーゴ料理の主食は味付けされていないため、主食に何かソースをつけて食べる、ということが多いようです。

しかし、ピノ味付けが濃い目ので薄味の野菜やお肉などと相性が良かったです。

 

本当においしいので、西アフリカに行ってこのような食べ物を見かけたらぜひ試していただきたいです。

 

フフ

トーゴの有名な料理といえば「フフ」というほど知名度の高い料理なのではないかと思います。

日本のお餅をイメージしていただくと一番近いです。でも材料はヤム芋のみ。芋をよくゆでてそれ木でできた杵と臼のような道具でつぶして作ります。

 

この写真の右側、黒くて細長い芋がヤムです。

 

家でフフを食べたときによく一緒に出てきたのがチキンの入ったスープ。

手でフフをとり、スープにつけて食べたりチキンと一緒に食べたりします。

このスープが本当においしくて幸せで、疲れた日のディナーには幸せな一品でした。

日本と比べて気温は高めなトーゴですが温かいスープも食べたりするんです。

 

道を走っていても「フフのレストラン」という看板をよく見ました。多くのトーゴ人が好んでいる食べ物の一つなのかと感じました。 

 

もちもちしていて親しみやすいおいしさなのでおすすめのトーゴ料理ですよ。

 

アコメ

タンザニアやケニアなどでおなじみのウガリですが、それに限りなく近いのがアコメ

 

トウモロコシの粉に水を入れて水分を飛ばしながら加熱し、タッパーなどに入れて形を作ってからサーブします。

ウガリよりももちもちしていて食感が好きでした。

冷めてもそれほど固くはなりませんがやはり出来立ては格別

一度早めに帰宅してあつあつのアコメを食べたときは幸せでした。

 

この時の付け合わせは魚とほうれん草のような葉っぱの炒め物。

この味付けがまたおいしいのです。

 

アフリカというとどうしてもお肉のイメージがありますし、実際よく肉が食べられています。

しかし、トーゴの首都ロメは沿岸部に面しているためマーケットでもよくを見かけました。

保存のためか、焼いて売っていることが多いようですが、魚も日常的に食べられています。

 

味は青魚のような感じ。生臭すぎることもなくおいしかったです。

 

一つ言うならば骨がそのまま入っているので勢いよく食べると口の中で刺さります…… 実際私も危なかった(笑)

皆さんトーゴ料理を食べる際は骨にお気を付けください。

 

トーゴの家庭料理はいかかでしたか?

「食べたことある!」「食べてみたい!」と思った料理はありましたか?

 

 さて、家庭料理の紹介は以上ですが、

続いてはトーゴで行ったレストランの料理を少し紹介します。

 

家庭料理がとてもおいしいのでわざわざレストランで食べる必要もないのですが、週末や出かけた時など何度かレストランで食べる機会があったのでその時の様子をご紹介します。

観光でトーゴに行く時の参考になればと思います。

 

よく見かけるロメのレストランで

オフィスの近くにあったレストラン。

 友人とランチタイムに行ってみました。


ピンク色で可愛らしいですよね。

 

このカフェではスパゲッティを食べました。

魚が入っていて、少しピリッとしていて結構おいしかったです。

 

これでハーフの量です。とにかく量が多い(笑)。

これで 350CFA、日本円でだいたい 70 円くらいでした。

 

ランチと言ったらスパゲッティというくらい、トーゴではパスタが頻繁に食べられているようです。ホストマザーが毎日持たせてくれたランチもパスタ度が高めでした。安くて簡単でおなかがいっぱいになりますものね。

 

鶏肉よりも豚肉の方がごちそう

こちらはトーゴの都市パリメへ行ったときのレストランにて。

豚肉を焼いたものとピノ。時々骨がついているのでお肉を食べるときにも注意が必要です

 

今日は豚を食べるよ!と一緒に行った方々が張り切っていました。トーゴでは鶏肉が日常的に食べられていて、豚肉は少しごちそうのようです。

 

トーゴのレストランでやるべきこと

トーゴでレストランに行ったときに忘れてはならないのが、

その料理が辛いかどうか聞く、ということ。

 

もちろん辛いものが好きな方は大丈夫かと思いますが、どういった料理かわからない時には聞いてから注文することをお勧めします。

 

というのも、トーゴ人はとにかく辛いものに目がないんです。

唐辛子とニンニクをつぶしたものを美味しそうにお肉につけて食べたりします。私のホームステイ先でも私の分を取った後に辛く味付けしなおしていました(笑)

 

辛いものが苦手な方は、先に「 C’est piquant? (これは辛いですか?)」と聞くことをお忘れなく。

 

最後に

家で働いている多くの女性たちは、長い時間をかけてマルシェに行って食材を調達し、料理にとても長い時間を費やします

 

特に家の仕事をすることが多い女性たちにとって、料理はとても重要な家庭仕事のひとつのようでした

一食一食の量がとても多いので全部食べられないこともありましたが、やはり全部食べておいしかった、と言うととっても喜びます。

こちらはオフィスの向かい側の路上レストランのお母さん。

アフリカというとおそらく、日本人にとって食べ物は安全なのか、おなかは壊さないのかと心配になる方もいると思いますが、フルーツは生で食べられますし、お肉などはやたら火をよく通すので心配はしなくても大丈夫

もちろん個人差はありますが、私は一度もおなかを壊しませんでした。

 知らない国の料理、食べたことのない料理を口にするのは勇気のいることかもしれませんが、トーゴに行ったら家庭料理を食べることをお勧めしますよ。こんなにおいしいのを食べなければもったいないので。

 

日本にもアフリカ人によるアフリカン料理屋さんは多数ありますので、そこから文化に触れるというのも一つかな、と思います。

ここまで文化をダイレクトに体感できるというのは食べ物ならではですからね。

 

今回ご紹介した料理に興味を持ってくださった方、ぜひ、トーゴ料理屋さんを探して行ってみてください。

(私はまだ行ったことがありませんが、東京では赤坂に一つだけあるそうです。)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。 

それでは、Bon appétit!  

フォローで応援しよう!