皆様はじめまして、トミー(本名:鴇田 知弘)です。
この度、記事の掲載という事でお話を頂き、管理人マサヤくんにはとても感謝しております。普段、私自身もブログやSNSなどで文章を書く機会はあるのですが、こうした多くの人が目にする公の場で陽の目を浴びるとなると、なんだか妙に緊張感がありますね。
私の持っている情報や価値観に少しでも興味を持って頂き、記事を読んで頂ければ幸いです。また、今現在私のしている仕事の告知なども合わせて紹介させて頂きますのでそちらも何卒宜しくお願い致します<(_ _)>
はじめまして
早速ですが、まずはみなさんに簡単な自己紹介をさせて下さい!!
私は2016年3月から2018年3月までの2年間、アフリカはザンビアで青年海外協力隊として活動しておりました。職種はPCインストラクターで職業訓練校に配属され、中高生程度の学生を相手にコンピュータの実技を含む授業を実施していました。
協力隊前の職業はシステムエンジニアでIT系の会社で約5年働いていました。
現在は東京浅草にある実家で母の経営しているスナックを間借りする形で日本酒バーをオープンさせ、曜日限定(土日月火)でマスターをしています。是非、皆様のご来店お待ちしております。宜しくお願い致します。
ホームページ、インスタグラム、Facebookのリンクは下記の通りです。良かったらフォローなど宜しくお願いします。
Web
http://www.sakebartommys.com/
Instagram
https://www.instagram.com/tokitatomohiro/
Facebook
https://www.facebook.com/tomohiro.tokita.7
@SAKE.BAR.TOMMYS
趣味はダブルダッチと登山で、ダブルダッチは大学生時代から15年程やっています。
国体でジャッジをした経験もあります。登山は26歳で富士山に登ったのをきっかけにドはまりして、一時は月に一度は単独で山へ行くこともありました。好きなエリアは北アルプスの上高地~穂高連峰です。
夢はたくさんあるのですが、直近で言うと日本の離島でゲストハウスをオープンさせる事です。
2020年のオリンピックに向けて観光客が急増していますよね。日本の離島は本島からでも沖縄をはじめとしてアクセスの良い場所が沢山あり、その魅力も他の海外に負けない良さがあると思っています。
と、まぁサラッと書くとそんな感じです。まだまだ成長途中の私ですがしばらくお付き合い頂ければ幸いです。浅草のお店にご来店頂ければ、もっとたくさんのお話が直接出来ると思いますので、是非皆様のご来店お待ちしております!!アフリカのお酒も置いてますよ^^
掲載予定記事一覧
さて、本題へ入る前にアフリカに関連する部分として記事を掲載させて頂きますので、その事の発端である【脱サラ】の部分から話をスタートさせて頂き、複数回に分けて最終的には現在の仕事である【日本酒バー】に至るまでを繋げていきたいと思います。
何分、膨大な情報量がありますので、なるべく無駄な部分は削って、読者の方のニーズを考えながら、私の伝えたい事を中心に書いていこうと思います。ざっくりですが、イメージとしてはこんな感じです。
1.【28歳 脱サラ】から始まった私のアフリカ五カ年計画。
2.アフリカへ行く前にワーホリでオーストラリアへ!!だって【英語超初心者】でしたもん。
3.日本に一時帰国、JICAの試験を突破!!任国はザンビア!?どこそれ!?
4.念願のアフリカ大陸へ上陸!!予想と現実のギャップ。これがアフリカ?
5.満を持してスタートしたダブルダッチ!驚くべき身体能力を持つ子供たち!
6.【ストリートチルドレン】やっぱり見逃せない。しかし、非合理的だった支援物資。
7.コンピュータなんか教える必要はない?アフリカでやるべき事を見据えた現実。
8.帰国に一片の悔いなし。何故なら、彼らと「約束」を交わしたから。そして、日本。
初めに御忠告させて頂きますが、私はプロのライターでもなんでもありません。
話が前後したり、稚拙な文章で読みにくい事も多々あるかと思います。管理人マサヤくんにもその点、ご理解頂いた上で掲載させて頂きますので、予めご了承くださいませ。それでは前置きが少々長くなりましたが、本日のトピックである【脱サラ】の話をスタートさせて頂きます。
【脱サラ】を決定づけた出来事
今からさかのぼる事、約10年。
私は当時23歳で入社してまだ2年目の若手ITエンジニアでした。
その頃、お付き合いしていた女性がいたのですが、私と同い年で同じ地元の方でした。まさに幼馴染のような関係です。大学時代から付き合い始めて、2年が経ち、お互い社会人になり結婚の事を意識するようになっていました。私は彼女というよりも結婚に対する意識が強かったせいか、
「このまま自分は生涯サラリーマンを続けて家族を持って幸せに暮らすんだ!」
と、誰しもが抱く普通の人生に運命を感じていました。彼女と生涯添い遂げる覚悟もしていたつもりでした。
ところがです。彼女もまだ23歳で若かったんですね。気持ちの変化はあっという間に訪れました。それからはお互いの擦れ違いで、付き合っている事にストレスを感じ始めた私は彼女に最後の二択を迫りました。
別れるか、結婚するか。
私は「結婚」に対して何の準備もしていないくせに「結婚」の話を持ち出して、彼女をうまく引き戻そうと考えていたのかもしれません。そんな私の態度に見限った彼女は当然「別れる」事を選択しました。
今改めて考えてみても、それが当然ですね。未練、怒り、憎悪。これまで経験した事のない感情に随分と苦しめられました。その頃から、手記も始めたのですが、今見ると笑ってしまうほど自分が病んでいたのが分かります。
解放、自由。私には何が見えたのか。
意外にも独り身になってみると「さびしい」という気持ちよりも、長きに亘った束縛から解放され、より「自由」を感じるようになっていました。好きな時に、好きな事が出来るというのは素晴らしいなと思いました。
私はこの頃から人とお付き合いする事に対してリスクを感じ始め、しばらくは「結婚」どころか「彼女」すら作ることを考えないように生きることを決めました。その先に見え隠れし始めたのが、「今の自分」でした。
大いなる決意と覚悟
私が会社員として働き続ける理由は「安定してお金を稼ぐ」為でした。
ですが、独り身となった私にとってそれは大した意味を成さず、本当に価値ある事を探し、自分のやりたい事をすべきなのではないかと思い始めました。そして、感じ始めたのが日本にいる事への「罪悪感」。
当時通勤に使っていた電車内の広告で、アフリカ難民支援へのお願いに関するポスターを見て、私はかつて中高生の頃にアフリカに興味があった事を思い出しました。
私は自分の未知なる「可能性」を試したい、「世界」に通用する人間である事を証明したいと思う様になっていました。また、「世界」の事を何も知らないまま大人になりたくないとも。
日本にいて日本の価値観だけで生きることに疑問を持っていました。
今ではインターネットで沢山の情報が手に入る世の中になりましたが、それは私にとっては真実ではなく、人によって作られた情報なんです。もともと他の人と同じ事をするのが嫌いだった私にとって、それはまさに「転機」でした。
誰よりも楽しく自分らしく生きるためにはまず「世界」を知る必要があると思いました。日本とはしばらくお別れしよう!そう思い立ち、これまでの自分との決別の意味合いも込めて左腕にタトゥーも入れました。
これまでお世話になった日本に喧嘩を売る覚悟で「自分らしく、自由」をモットーに新たな道を進む決意をしたのです。
決意から苦悩の2年間
24歳の年で決意をし、アフリカへ渡る手段を色々と考えました。旅行やインターンなどの短期ではなく長期にわたって現地生活を経て、人々の交流や文化の違い、価値観などを見極めたいと思っていました。
そこで私が出会ったのが「青年海外協力隊」という選択肢でした。現地生活費や家の手配などの福利厚生がしっかりしていて、尚且つ原則2年間という長期的な活動が出来るのは、私にとってこの上ない魅力でした。お陰様でITのスキルを多少なりとも培っていたので職種にも困ることはありませんでした。
ただ1点、語学力だけが私の最大の弱点でした。
という事で、アフリカへ行く前に最低限の語学を身に付ける為にワーキングホリデーに行くことに決めました。しかしながら、会社はいきなりそんな決意表明をされたところで、辞めさせるわけにはいきません。
当時はシステムエンジニアとしてお得意様の会社に出向する形で勤務しており、会社間での契約もありました。運が悪く、ちょうどこの前後で新規プロジェクトに参入してしまった為、最低でも2年間はプロジェクトから抜けられないと会社から釘を刺されてしまいました。
今となって考えてみれば、その2年間は長く歯がゆい思いではありましたが、ワーホリに行く準備やアフリカへ渡るための予習なども出来て、良い準備期間となりました。
まとめ
私はこうして、アフリカへ行く“決意”をしてから、日本で2年間の準備期間を経て、まずはワーキングホリデーで1年間の語学習得、そして 帰国してから2年に及ぶ青年海外協力隊の道を進むという、約5年間の人生計画を立てたのでした。
小さな目標をマイルストーンとして自分の計画に目標として落とし込むことで、より具体的により計画的に物事を進めることが出来たと思います。さらにはそれを“人に伝える”事で自分の計画への責任感も持たせ、行動力の起点にしていました。
それでは、今回の【脱サラ】のお話はここまでとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。日本とアフリカに対する距離感、アフリカへ行かんとする気持ちはゼロからスタートする人にとって、ものすごく勇気がいる事かもしれません。
そんな方々に私の記事を読んで頂き、少しでも勇気を分けてあげられたらいいなという想いで書いています。今後も記事を連載予定ですので、是非チェックしてみて下さい。有難う御座いました。
次回は語学習得の為に行ったオーストラリア、ワーキングホリデーのお話です!お楽しみに^^