皆さん、はじめまして。
大学3年生のゆりです!
私は、大学で主に東南アジアの貧困や開発について学んでいます。
幼いころから国際協力というものに興味があり、大学に入ってからは「現地で現地の目線からできることを学ぶ」ことをモットーにしつつ、様々なボランティアや国際ワークキャンプに参加してきました。
そんな中、『ストリートチルドレン』という言葉に出会い、貧困のために路上生活を送る子どもたちに何か関わることはできないだろうかという想いから、ストリートチルドレン支援のプログラムがあるボランティアを探し、ウガンダへ行きました。そこで、今年の2月から約5週間NGO団体であるAssend Youth Development Foundationでボランティア活動をしました。
ウガンダでの生活
ウガンダを選択したのは偶然で、正直アフリカ大陸はとても遠い場所のように感じていました。
しかし、実際に現地の人たちと過ごしたウガンダでの生活は、毎日が新しい発見と出会いで、ウガンダの人たちの人柄の良さやフレンドリーさに助けられながら、アフリカが初めてだった私にとっては楽しみながら勉強になる日々を過ごしていました。
現地でのボランティア生活は、プロジェクト先であったNGO『Assend Youth Development Foundation 』(※略称AYDF)の元ストリートチルドレンであるスタッフとともに、何かウガンダで暮らすストリートチルドレンのために出来ることはないだろうかと、実際に現地のスラム街を訪れたり、現状や社会構造を自らの目で見て耳で聞いて調べたりして、模索してきました。
ここまで、たくさん話に出てきましたが、そもそも『ストリートチルドレン』って何なのでしょうか。そして、彼らはどんな社会問題を抱えているのでしょうか。
ストリートチルドレンについて
世界では、約1億人のストリートチルドレンが存在すると言われています。
そのうちウガンダの首都カンパラだけでも約2,600人のストリートチルドレンが路上で生活しています。
なぜ、ストリートチルドレンがこれほどまでにいるのでしょうか。
それは家庭の貧困が原因です。
国の内政状況の不安定さや工業化が進まないといった社会的構造から、家庭が極度に貧困に陥り、物売りをさせられたり、親が薬物中毒やアルコール中毒になった結果、家庭内暴力起き、それらから逃げ出して路上生活を選んだりと様々な要因が重なることで彼らは路上やスラムで生活することになります。
スラムで生活する彼らは行政からの待遇も良くなく、スラム街で生活する彼らにとって犯罪も身近な存在であり、ギャングになってしまう子どももいるとスタッフから聞きました。
実際に、カンパラにあるスラムをスタッフとともに訪れた際には、道端で小学生ぐらいの少年たちがドラッグを吸っていたり、高校生ほどの年齢の少年たちが私たちを取り囲みお金を要求したり・・・。
私にとっては衝撃の光景でした。
彼らに対する支援は、
生半可な気持ちではできない。
そのように感じました。
また、このような根本的な貧困に悩まされている彼らに対する支援は、ただお金を寄贈するだけで終わっていいのだろうか?そんな疑問が私の中に生まれました。
クラウドファンディングへの挑戦
そしてこの度、AYDFのスタッフとともにウガンダの貧困に悩まされる当事者たち寄り添い、
ただ目先の支援ではなく子どもたちが将来大きくなった時に職業の選択の幅が広がるような方法を考え、
≪ストリートチルドレン職業訓練支援の
クラフト製作プロジェクト≫
を立ち上げ、その初期費用を募るクラウドファンディングを始めました!!
このプロジェクトは、ストリートチルドレンにハンドクラフトを教え自分たちの力で製作を行い、完成したクラフトを販売して生まれ出た売り上げを子どもたちの支援のために還元する『持続可能性のある支援』となっています!!
今では現地でのボランティア活動は終了しましたが、日本からできることはないだろうかとこのクラウドファンディングに至りました。
AYDFの取り組み
私が活動をしていたAYDFでは、地域の家庭の事情で学校に通えない子どもたち、コミュニティチルドレンのための授業運営や、ストリートチルドレンが奨学金を受ける機会を作るための無償サッカー教室を開催するなど、様々な活動を行っています。
AYDFに通うコミュニティチルドレンの中には、兄弟姉妹6人とシングルマザーである母親とともに生活をしている少女が来ています。
彼女の名前は、Namangembe Rahuma。
彼女は、十分な医療を受けることが出来ず弟が亡くなってしまった過去を持っています。
そんな彼女の将来の夢は『医者になること』です。
このプロジェクトはストリートチルドレンの職業訓練支援ではありますが、プロジェクトが成功すれば彼女たちコミュニティチルドレンの授業運営の向上、文具やノートを買うことのできる資金を自らの手で作れる支援にもなります。
ウガンダのまだ幼き子どもたちの未来のために、どうか私たちの活動を応援していただけないでしょうか。
ご支援・ご協力をどうぞお願い致します!!
御覧いただき、シェアそして応援していただけたら幸いです。内容を読んでいただくだけでもとても嬉しいです!どうぞよろしくお願い致します!!