世界で一番キュートな言語!?私がスワヒリ語に魅了された理由

 




 

 

こんにちは!きゃのんです。

連載4回目になります。今回は、スワヒリ語について書こうと思います!

 

理由は、とってもかわいいから。

 

タンザニアに行って驚いたことは多くあったのですが、そのひとつがスワヒリ語の響きでした。

 

「なんてかわいいんだろうこの言語は…!」

 

個人的には、ハリネズミカフェで人々を魅了しているハリネズミをも凌駕するかわいさだと思います。

 

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私がタンザニアで現地の友達を作れたのは、紛れもなくスワヒリ語を話そうとしていたから。

 

ペラペラに話せるわけでは全くありませんが、頑張って学んでるよ!話したいんだよ!ラフィキ(友達)だよ!という意思を見せるだけで、トマトやらトウモロコシやら牛やら運賃タダ券やら結婚のお願いやら

いろんなものが舞い込んできます。

 

現地の言葉を話せるって大事ですね。現地の方との心の距離がググッと近くなります。

 

私はとにかく現地の言葉で学んだものは、すぐメモするようにしていました。

 

 

かなりカオスになっていますが、どうにかこうにかして単語やフレーズを覚えていました。笑

 

 

砂埃にさらされ、ヤギに踏まれ、たまに行方不明になって、今はくたくたになってしまったノート(写真上)ですが、毎日これを持ち歩いて道端にいるタンザニアの人と会話したのはいい思い出です。

 

スワヒリ語は、約1.4億人の人が話している言語で、日本の人口よりも多いんですね!

 

主に東アフリカの国で話されています。詳しくはこちら。

 

私がタンザニアに滞在していたある日。

 

すごく混んでいるバスの中で、隣にいた人に笑いながら

「バナナバナナ!」

みたいなことを言われました。

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ん?バナナ?バナナほしいの?バナナは持ってないなぁ…ごめんね!

という気持ちでいっぱいになりつつも、「どういう意味?」と聞いてみました。

 

みなさん、どんな意味だと思いますか?

正解は、「混んでいる」状態のこと。らしいです。

 

私は声を大にして言いたいです。

東京の満員電車の中で「バナナバナナ!!」と。

 

少しストレスフルなあの空間でも、「今日もバナナバナナだねぇ」と言ったら、なんだか心がやわらかくなりませんか?

 

スワヒリ語でバナナのことは「んディズィ」。覚えにくいですね。

 

ちなみに、タンザニアの乗り合いのバスは、「だらだら」と呼ばれています。

 

人がある程度バスの中に入るまで発車せず、文字通りだらだらする時間が多いです。

 

 

最近の若者はよく「マジまんじ卍」などと口にするようですが、「マジ」はスワヒリ語で「」という意味です。これは覚えやすい!

 

タンザニアでマジマジ言っていたので少々ギャルになった気分でした。

 

他にも音がかわいい言葉がたくさんあります!

 

 

バラバラ=道

ピキピキ=バイク(上の写真でおじいさんが乗ろうとしているバイク)

にゃにゃ=トマト

ほほ=ピーマン

ぱらちち=アボカド

かてぃかてぃ=真ん中

ぽれぽれ=ゆっくり

 

かなりランダムに単語を並べてしまいましたが…

スワヒリ語って、同じ音を繰り返す言葉が多いように思います。

 

トマトを「にょにょ」と言ってしまったことがあるのですが、間違えてもかわいい。

 

単語がかわいいし、フレーズも覚えやすいので、話したくなる、使いたくなる言語だなと思いました。

 

ちなみに、スイカのことは、ティキティ

 

スイカは英語でウォーターメロンと言いますが、メロンがスワヒリ語で「ティキティ」、水は「マジ」なので、覚えやすいですね。

 

 

このような野菜は、「ぼが」と言います。

 

では、「ぴりぴり」はどんな意味でしょう?

 

ぴりぴり。辛そうですよね、音からして。

正解は、そのまんまで「辛い」「唐辛子」という意味です!

辛いソースのことも「ぴりぴり」と呼んでいました。

 

そのソースを舐めて「ぴりぴりー!」と叫んでから「マジマジプリーズ!」と店員さんを呼んだことも多々ありました。

 

ちなみに、「ピリピリマンガ」は、コショウのことです。

「ピリピリ漫画」って頭で変換して覚えていました。

 

(ピキピキのおじちゃんです)

 

最後に、実用的なフレーズを2つほど。

 

「私、結婚してます、ごめんなさい!」

 

求婚された時に使っていたのですが、「ニメオレワ、サマハニ!」です。

 

求婚された時の話はこちら。このフレーズ、とても有能です。

 

「トイレどこ?」

 

これは「Choo kiko wapi?」というスペルですが、これも私は「超キコわぁぴ?」と変換して覚えていました。

 

これはどこの世界に言っても必要なフレーズですね。

 

 

話していてつい笑顔になってしまう、キュートな言語、スワヒリ語。

 

少しでも魅力が伝わったら幸いです。

 

現地の言葉は、現地の人と近くなるためにとっても大事なツール。

 

もし少しでもスワヒリ語を覚えたら、現地の人と話してみて下さい!

 

きっと仲良くなれるはず!

 

では、クワヘリ!

 




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