私がガーナに飛び込むまで!~女子大生の出会いと挑戦~

こんにちは、上智大学3年生の高橋佳愛です。

 

ようやく夏休みに入り、自由な時間ができました

 

色々と活動をしていきたいと思っています(^^)

 

1回では、小学生の頃から大学生になるまで、そして学生団体『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』を見つけるまでのお話をしました。

 

 

今回の第2回では、プロジェクトのメンバーになるまで、プロジェクトについて、ガーナ渡航を決めるまで、の3つをお話しします!

 

 

①学生団体『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』のメンバーになるまで

プロジェクトメンバーとの初めての関わり

2016年4月に上智大学フランス文学科へ入学し、新しい環境・仲間との大学生活が始まりました。

 

久しぶりのフランス語の勉強も楽しく、毎日大学へ行くのがわくわくでした!

 

新しい大学生活に慣れるので精一杯で、慌ただしくしているうちにあっという間に夏休みになってしまいました...

 

大学受験の勉強から解放され、自由な時間がとれる夏休み。

 

ずっとやりたかったことをやりたい、と思いました。

 

そして一番に思い浮かんだのが、学生団体『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』のことでした。

 

 

プロジェクトの情報はインターネットで調べました。

 

その結果、メンバーが上智大学にもいるということを知りました。

 

「もしかしたら、私もメンバーとして活動できるかもしれない!」

 

そう思ってからは、メンバーと知り合うためのつてを探すことにしました。

 

8月のある日のことでした。

 

当時所属していた学園祭実行委員会の夏合宿の下見をしに行き、先輩とお話をしていた時のことでした。

 

(先輩)「まだ1年生だけど、どんなことに興味があるの~?」

 

(私)「ガーナのカカオや国際協力に興味があるんです!『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』という学生団体があって、この団体で活動したいと思っているんです!今、ちょうど連絡を取る方法を探しているところなんです!」

 

私はその後もプロジェクトのことを熱く話しました。

そしたらなんと!

その先輩の友人が、プロジェクトのメンバーだったんです!

 

すぐに先輩の友人と繋げてもらい、連絡をしました。

 

この時が、学生団体『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』との初めての関わりとなりました!

 

メンバー全員と初対面

プロジェクトメンバー全員と直接会うことができたのは、グローバルフェスタに参加した時でした。

 

グローバルフェスタは毎年9月末頃にお台場で開催される大きなイベントで、国際協力に関わる多くの団体がブースを出しています。様々な団体の方とお話もできて勉強にもなりますし、とても楽しいです!今年は9/2930です

 

JICAブースをお借りして、カカオ豆からチョコレートを作るワークショップを行っていました。

 

私は参加者側で体験して、全てが初めてだったので興奮気味でした ()

 

「このプロジェクトメンバーになって活動したい!」という気持ちがますます高まりました。

 

その後のミーティングでお話をして、メンバーとして活動することになりました!

 

②この学生団体について

 

『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』は、2012年に立ち上げられた学生団体です。

 

当時、大学4年生の宮坂和憲(慶応義塾大学卒業、JICA就職)と大学3年生の野呂謙友(上智大学卒業、カカオ専門商社立花商店就職)が中心となり活動が始まりました。

 

学生時代に宮坂がガーナに海外インターンへ行った時、少年ジョンと出会ったのが始まりです。

 

宮坂は教師としてガーナのオフアセ村の学校へ研修をしていて、生徒の一人がジョンでした。彼はクラスでも村の中でも群を抜いて優秀な生徒でした。

 

1年後、その村に宮坂は再び訪れました。

 

ジョンは相変わらず優秀で、高校入試でもトップの成績でした。

 

しかし、彼は成績とは異なる理由で高校に進学できないという話になりました。

ジョンの実家はカカオ農家で、兄弟が多くいるため全員を高校まで行かせる金銭的余裕がなかったからなのです。

 

そこで宮坂は、ジョンが高校進学ができるよう応援したいと強く思いました。

 

「ジョンの家でカカオ豆を生産し、その収益を高校進学に充ててもらおう」

 

そう考えました。

 

ジョンの家族と協力して良質なカカオ豆を生産、カカオ豆からチョコレートを作って販売、そして利益を高校の学費に充てることになったのです!

チョコレートの販売以外に、カカオ豆からチョコレートを作るワークショップを日本で開催しました。その参加費も全てジョンの学費にしました。

 

そのワークショップは現在も続けていて、学校・NGO団体・グローバルフェスタなど、様々な場所で開催しています!

 

ジョンの今はといいますと、大学へ通っています。

 

高校を終えた彼とプロジェクトメンバーとで話し合い、ジョンが大学へ行くことに決まりました。

 

がんばるジョンを応援するため、現在もプロジェクトから学費を出しています!

 

これまでの学業成績は全てトップレベルです!

 

ジョンは私たちが応援することで勉強することができ、私たちはジョンのがんばる姿を見て元気をもらってきました。

 

『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』は、とても素晴らしい団体だと私自身感じています!

 

③私がガーナ渡航を決めるまで

 

学生団体『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』で活動をしてきて1年程経ったころでした。


「日本での活動だけではなく、ガーナへ行きたい! 現地を知りたい!」


そう思うようになっていました。

 

そして昨年の秋、グローバルフェスタで素敵な出会いがありました。

 

私はメンバーの先輩と会場のガーナ大使館ブースへ行っていました。

 

そこである女子大生が「『本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト』の方ですか?」声を掛けてきてくれました。

 

その子は学生団体アイセック一橋大学委員会のプログラム『ENで活動していて、ガーナへのインターン事業を行っていると説明してくれました。

 

(アイセック・ジャパンは、海外インターン事業を運営している学生団体です。世界各地にアイセック支部があり、素晴らしいプログラムがたくさんあります!)

 

「ちょうど、ガーナへ行くインターン生を探しているところです!」という話もしてくれました。

 

 

その瞬間、私はふと思いました。

「海外インターン生として、ガーナへ行けばいいのか!もしかしたら、私にとって大きなチャンスかもしれない!」

 

 

この『EN』プログラムは、ガーナの村に6週間滞在するというものでした。

 

分野は3つ、教育・衛生・農業。

 

私が行くとしたら、農業分野でカカオを専門に学びたいと思っていました。

 

その日から、私はガーナへ行くことばかり考えていました。

 

周りの人たちにたくさん相談したり、ガーナへ6週間行くメリットとデメリットを考えたりしました。

 

 

反対されたり厳しい意見も多かったです。

しかし、それ以上に行く価値があると思いました。

 

それでも数週間考えて、結局行くことに決めました!!

「ガーナの村とカカオ農家の現状を知る・私の価値観を知る」そのような機会にしたいと思いました。

 

 

次回は、ガーナ渡航とその後についてお話しする予定です。
それが最後になります!

最終回も読んでいただけると嬉しいです☺

引き続き、応援よろしくお願いいたします!!

 

 

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