コンセプトはアフリカ×渋谷。アパレルブランドに挑戦する女子大生!

 

 

はじめまして、こんにちは!上金理紗子(かみがねりさこ)です。

 

私は現在ケニア農村にある小さな学校をサポートするためにケニアに来ています。

 

これが2度目のアフリカ渡航です。

 

ケニアの農村にいるりさこと子供たち

 

今回が初めての投稿ということで、ざっくり「hope risako school」とは何なのか?私は何をしているのか?についてご紹介したいと思います。

 

そして今後はケニアからリアルタイムで発信していこうと思っています^^

hope risako school とは?

 

ケニアの農村にあるhope risako school

 

ケニア農村(ほぼウガンダとの国境)に位置する全校生徒40名ほどの小さな学校です。

 

3歳~8歳の生徒が在籍しています(2018年2月現在)

 

この学校の名前を出すと「自分で学校立てたんでしょ?すごいね!」などと言われることがよくあるのですが、私が建てた学校ではありません。※ここ重要!

 

こちらが校長のRebeca mutuma wamaondo

 

ケニアの学校の校長先生

 

彼女はシングルマザーで6人の子供を育てながら学校を運営し、農業もこなすタフな女性です。

 

10年ほど前、彼女には旦那さんがいたのですが、その旦那さんが新しい女性を見つけ、「出て行ってくれ」と離婚を強いられました。元旦那が子供の養育費を払うことは一切なく、彼女が一人ですべてこなしています。

 

この離婚が原因で彼女はたくさん大変な思いをしてきました。

 

彼女は「このような状況にある人を支えたい」と思い、孤児やシングルマザーをサポートするため学校を設立しました。今年が4年目です。

 

私は2017年3月に初めてこの学校に来ました。

 

大学2年生のときに世界一周をし(ちなみにそれが初海外)国際協力に興味を持ち、最初は'ボランティア'としてNGOを通してケニアに訪れました。

 

ケニアの農村でのりさこと大勢の子供たち

 

ですがもともとはこの学校に来る予定はありませんでした。

 

違う学校に派遣予定だったのですが、私がケニアに着いてから「そこの学校でコレラが流行してるので派遣できない」と言われ、たまたまそこのオフィスでお手伝いをしていた男の子のお母さんが学校をやっているとのことで紹介されたのがここ「hope orphanage primary school」(当時の名前)だったのです。

 

この村に外国人が来ることはなく、多くの人にとって私が初めての外国人でした。みんなに歓迎され、結果この学校の名前に私の名前を入れてくれたのです。

 

ケニアの農村の学校の授業風景

 

この村だと、日本という国自体を知らない人もたくさんいます。

 

ケニアにある自動車はほとんどが日本車なので、首都ナイロビでは日本といえばすぐ分かってくれたのですが、この村で「じゃぱにーずだよ」というと、「え、中国人じゃないの!?」か「え。アメリカ人じゃないの?」か「え?チャパティ?」と言われます。

 

ちなみにチャパティとはこちら。食べ物です。

 

ケニアのチャパティ

 

といった感じで、これからもこの学校をサポートしいていこう!と決めて2017年4月に帰国し、いろいろな準備を進め、2017年12月から再びこの学校に来ているといったところです!

 

ざっくりこの学校についてはわかっていただけたでしょうか?気になる方はHPをチェックしてみてください!

https://rrr1102.wixsite.com/hope-risako-school

 




 

今ケニアで私がしていること

私は帰国後、どうやってこの学校をサポートするか、についてたくさん考えました。

 

そこでボランティアの限界に気づきました。

 

ボランティアって時間的にも金銭的にも余裕がないと長期的には続かないと思ったのです。

 

そして何より「支援する側」「支援される側」といった関係性が出来てしまうのであまり好きじゃなかったのです。(※これについては今後の連載で詳しく書く予定です)

 

もちろんボランティアが悪いとかそういうことを言っているわけではありません。

 

彼らと一緒に、「彼らができること」「私が好きなこと」で何か出来たらいいんじゃないかと考え、思いついたのがこちら!

 

HOPEブランドイメージ

 

 

「HOPE」というアパレルプロジェクトです。

 

アフリカの布を使って服を作ることで保護者に雇用を提供し、その服を日本で売り、売上を学校の運営費にまわすというもの。ボランティアではなく、ソーシャルビジネスに興味を持ったのです。


イメージ的にはこんな感じ。コンセプトはShibuya×Africaつまり、流行に敏感な若者向けのブランドを立ち上げたいと考えました。

HOPEブランドの実際のイメージ HOPEブランドの実際のイメージ2

 

多くの先進国で「アフリカ=貧困、紛争、危険」などマイナスのイメージが多いと感じています。

 

しかし実際に行ってみるとイメージとは違っていて、彼らから学ぶこともたくさんあります。そのマイナスのイメージを変えたいという想いもあり、アフリカとは一見結びつかなそうな渋谷とかけあわせました。純粋に私自身、ファッションや美容に興味がもともとあったというのも大きいです

 

そして先程詳しく書きませんでしたが、この学校にはたくさんの課題があります。先生は1人、教科書は誰も持っていない、机や黒板や筆記用具なども十分ではありません。保護者が誰も学費をきちんと払えていないので、十分な運営費がないのです。

 

ただ私はそれを『可哀想だから私が助けてあげなきゃ』という風に思っているわけではありません。校長だけの力でもなく、私だけの力でもなく、彼らと一緒に良い方向に変えていきたいというのが私の想いです。

 

ちなみにこのプロジェクトのために2017年冬にクラウドファンディングをしたので、詳細が気になる方はぜひチェックしてみてください!

https://camp-fire.jp/projects/view/53858

(目標金額111%の257,500円の支援金を頂き、2017年12月26日に終了しました。)

 

ざっくりと、これが私が今回ケニアに再び戻ってきた理由です。

 

しかーし!

 

たくさんたくさん問題が起こるものです...。


実は現在、いろいろあり、方針がだいぶ変わったのです。

 

それはこれから定期的に投稿していきますので、気になる方はぜひぜひチェックしてください~!プロジェクト内容だけではなく、気になる日常生活についても更新していきます!

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました😊💓

 

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ケニアでりさこかわいい子供

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