ベナン共和国の小さな村に住んでみて、日々感じること①~コドワリ村紹介編~
雪山にも見える白い山。雪山、ではなくコットンです。コットンはベナンの主要産業の一つです。

ベナン共和国、コドワリ村に青年海外協力隊、コミュニティ開発で派遣されている福井沙織です。

コドワリ村に住んでまだ半年足らずではありますが、村人と一緒に生活することでたくさんの気づきや学びを日々受けております。

 

今回記事を投稿するという有り難い機会を頂いたので、

日々私が経験していること

そこから考えたこと

などを書いてみたいと思います。

かなり主観的なお話になるかと思いますが、読者の皆様も自分に置き換えながら読んでもらえると幸いです!

 

今回の投稿では、まずコドワリ村がどのようなところか紹介し、イメージを持ってもらい、次回より具体的な出来事のお話をしていきたいと思います。

どういう人がこんなことを考えているの?
とならないように、少しだけ自己紹介をしておきます。
生まれも育ちも兵庫県神戸市。
大学生の時、兵庫県ユニセフ協会でボランティア活動を行っており、そのご縁よりルワンダケニアを訪れる機会があり、将来はアフリカに関わる仕事がしたいと思い、サラヤ株式会社に入社、MRとして病院営業を行っていました。
社会人になり、
「自分がやりたいことを実現できる組織づくりに貢献したい」
という価値観が生まれ、休職して青年海外協力隊に参加することを決めました。
仕事で得た感染対策の知識とアフリカ地域で活動したいという思いで、コドワリ村では保健活動生活改善活動に取り組もうとしています。

コドワリ村の概要

コドワリ村はベナンの北部、トーゴ側に位置する小さな村です。主要都市コトヌーからは長距離バスで約8時間かかります。

 

人口は約4,000人と言われていますが、出稼ぎで村を出ている人もいるせいか、そんなにたくさんいる印象ではありません。

 

主にアニ族の人が暮らしており、アニ語を話します。そしてアニ族はイスラム教徒です。

 

村には村の行政を司る村長と天皇的な存在の王様がおり、村で問題が起きた場合は村長、王様を交えて村人が集まり、問題解決に努めています。

 

村は大きな舗装道路を挟んで左右に広がるようなつくりで、1日あれば見回れるこぢんまりした村です。

 

コドワリ村の生活って?!

コドワリ村の生活は自給自足に近い生活が営まれています。

 

主食である、トウモロコシやイニャム、マニョックという芋をほとんどの家庭は自分の畑で栽培し、食べています。

 

もちろんそれを市場で売って現金収入にもしています。

 

村では1回の食事も20円ぐらいで食べられます。

 

物価が安いというよりも、それぐらいでないとお金が回らないととらえた方が良いかと思います。

 

ジュースや小さなビスケットも売ってはいますが、買うと目立ちます。

ベナン名物 アタシ インゲン豆と米を炊き、ピリ辛トマトソースと一緒に食べます。
厚揚げも一緒に食べます。この量で20円!!

 

村の家は土壁が主でたまにセメント造りの家もあります。

 

外にはシャワー室がありますが、トイレがある家は少なく、野外で行うか、トイレのある家庭に行って用を足しています。

 

そしてなんと言っても 水道がありません!

 

よって私も含め村人は、ポンプの井戸か井戸から水を汲んでいます。

 

女性か子どもが水汲みに行きますが、大きなタライに水を入れて頭にのせて運ぶ姿はとても頼もしいです。

私はやりたくてもできません・・・

 

電気はチャージ式で隣町まで行かないと買えません。

 

家庭のほとんどに電線は引かれていますが、チャージするお金がなくて、数ヶ月も電気なしの家庭もあります。電気の優先順位は低いかもしれません。

 

またほとんどの家庭のキッチンは外にあり、食事も庭で座って食べます。

 

庭では鶏、羊などが自由に食べ物を求めて歩いているので、時たま衛生環境が良くないな…と感じることはあります。

 

以上、コドワリ村の紹介を簡単にしましたが、皆さんどのような印象を受けましたか?

 

大変…
こんな生活はできない…

と思ってしまったかもしれませんが、日本の生活と比べるのではなく、こんな生活をしている人がいるということをぜひ知ってほしいと思います。

 

私は村での生活を通して、何も出来ない自分がとても情けないと思いました。

 

村人の生きる力のすごさを素直に尊敬しています。

 

ぜひ皆さんにもそんな村人のすごさを少しずつ感じてもらいたいと思います。

 

ここまで色々と書きましたが、まとめると村での生活はとてものんびりしており、お互い助け合いながら生きています

 

一歩外へでると、

みんなに挨拶を交わし

お互いの勤労をねぎらったり

何気ない会話をしたり

日本では考えられない世界が始まります。

 

みんな顔見知り状態なわけですが、そんな貴重な経験ができていることに感謝し、コドワリの村の人々と一緒に活動し、ちゃんと日本へ向けて発信していきたいなと日々過ごしております。

 

コドワリ村に住む上で心がけていること

以上、コドワリ村の生活を紹介しましたが、少しはイメージを持って頂けましたでしょうか?

 

最後にコドワリ村に住む上で心がけていることを記載して次の投稿につなげたいと思います。

 

日本人であることを忘れない

郷に入っては郷に従えということわざがあるように、その土地の風俗・習慣に従うべきだという考えもありますが、

私は日本人である部分は大切にしないといけないな

と思っています。

 

例えば・・・
村人はイスラム教徒なので1日5回お祈りをしますが、私は週1回ある集団礼拝へ行くだけにしています。
というのも世の中にはイスラム教徒、キリスト教徒以外の人もいるということを肌で感じてほしいからです。

 

村にいると日本と中国は同じ言葉を話すとか思い込みがすごく多いなと感じることがあります。

 

もちろん村の食べ物を食べ、村の習慣にならっている部分もありますが、

がいることによって与えられる影響というのはきちんと与えていきたい

と思っています。

 

村人ひとりひとりと向き合う

アフリカというのは54カ国も国があるのにアフリカとまとめて言われがちです。

 

しかし、それぞれ国によって雰囲気は全く違い、それはベナン国内においても同じです。

 

日本でもいろんな人がいますが、ベナンにもいろんな人がいます。

 

村を歩いていろんな人と話していると考え方や発言は様々でとても面白いです。

 

そう考えると、

言語や文化は違っても、人と接することに人種の違いは無いのでは? 人と接していて、いろんな感情が生まれるのは世界共通(=どこでも同じ)なのだ!

と思えるに至りました。

 

そう考えるようになってから、何を言われても過度にいらいらすることがなく、上手く交わせるようになった気がします(笑)

 

ベナンにいても日本にいてもひとりひとりとの関係性が大切である、と当たり前のようですが、忘れないようとどめておきたいことのひとつです。

 

以上、少し理解しづらい部分もあるかもしれませんが、次回の投稿からはさらに私が経験したことを基に、色々とお話を深めていきたいと思います。

 

今のところ2つほど話したいテーマ、ストック中です(笑)

 

最後に、時間を作って読んでいただき、ありがとうございました!

 

ぜひ次回もお楽しみにしていただけるとうれしいです♪

 

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