みなさんこんにちは!ベビやまのママです!
空前絶後の女子大生シングルマザーとして、
「ダーリンはアフリカ人」の連載を書かせていただいています。
前回の記事で卒論~卒論~と言っていましたが、無事、提出することができました。途中から楽しくなってきて60ページ近くになってしまいました。
そして、この3月で通っていた大学を4年間一度も単位を落とすことなく、無事に卒業することができました!
私の授業中にべびやまのお世話をしてくれていた友人たち、教授たちには感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました!
では、本題に入ります…
実は本日、大大大発表があります!
私、覚悟を決めました!
今日までシークレットライターとして寄稿させていただいておりましたが、本日を持ちましてベビやまのママという名を捨て、私の実名と素顔を解禁させていただくことになりました!
自己紹介
はじめまして!ベビやまのママ改め、菊池モアナです。
本当に本名?とよく聞かれますが、本名です。笑
両親のハワイ好きが高じて、ハワイ語で海・大洋という意味のMoanaという名前を付けてもらいました。
現在23歳の大学4年生で、すべての子供に教育が受けられる世界を実現するという大きな目標を達成するためにアフリカの教育について学んでいます。
大学3年時に休学をして、アフリカの教育についてより深く学ぶためにイギリスへ留学し、その後、東アフリカの国であるタンザニアの山奥の村で「子どもが退学をする理由」を切り口にアフリカの教育事情の調査を行っていました。
現地での生活を少しお話しすると、お家は、村で一番仲良くなった村の子供の家に住まわせてもらっており、土壁のお家に、電気は電球一つ、水道なし、ガスなし、お風呂なし、トイレは穴!な生活をしていたのでだいぶ生きる力を学ばせてもらいました。
夜は毎日見える天の川と満天の星空を眺めて、お母さんの作ってくれるタンザニアン料理をごちそうになり、子供4人と雑魚寝して、朝は鶏にコケコッコーで起こされる。そんな最高に愉快で楽しい生活でした。
私とダーリンの出会い
いままで私の連載で登場していたダーリンの情報といえば、
・アフリカ人
・男なのにつわりが起きる
くらいでしたが、今日はもうすこし詳しく語ってみようと思います。
さきほど、タンザニアでは教育事情の調査をしていたとお話ししましたが、調査というのは個人的な卒業研究で行っていたもの、いや、言ってしまえば私の興味、好奇心から始まるものでした。
これまで、MDGsやSDGsなどでEducation for all「すべての子供に教育を」というスローガンのもと教育政策が行われてきている中で、世界中の子供の約10%は今もなお、学校に通っていません。また、アフリカにおいては20%の子供が学校に通っていないのが現状です。
こういった状況を知り、私は「こんなに一生懸命、教育普及のためにさまざまな政策が行われている中で、なぜいまだにすべての子供が学校に通えていないのだろうか」という疑問をもち、アフリカの教育について調べ始めたのが私がアフリカに興味を持ったきっかけでした。
もともと私が国際協力の分野に興味を持ったのは、ゆとり世代真っ只中の私たちに素晴らしすぎる総合教育の時間を与えてくれた、中学時代の先生たちがきっかけですが、より深く専門的に興味を持ったのは、大学生になってからでした。
前振りが長くなりましたが、その疑問をきっかけに、アフリカの教育の現状を実際に自分の目で見て、自分の言葉で当事者の子供に聞いてみたい!先行研究で見落とされてしまっている学校に通えない理由、通わない理由があるのかもしれない。年が近いからこそ語ってくれる貴重な情報が集められるのではないか。
などという小生意気なことを考えアフリカのタンザニアに渡り、私の調査を行ってきました。
タンザニアの公用語はスワヒリ語であり、私が滞在していた村の人々は英語が話せませんでした。
そのため調査はスワヒリ語で行っていたのですが、村の一部の地域では学校に通ってから初めてスワヒリ語を学ぶところもありました。
なので調査対象である学校に通えていない子供は、タンザニアの言語であるスワヒリ語が話せず、調査には民族語が話せる通訳が必要となるときもありました。
そのような時に民族語とスワヒリ語、そして英語が話せる調査助手として私の調査を手伝ってくれていたのがダーリンことベビやまのお父さんでした。
彼は現地の教育系NGOに所属しており、教育現場での実践経験も豊富であったため現地の教育事情にも詳しく、同じ志を持つものとして私の調査に協力してくれている中で、親友のように仲良くなりその後付き合うことになりました。
次回予告
…どうでしたか?
想像と少し違っていましたでしょうか??
これまでは素性を隠して寄稿していましたが、心の準備も整いこれからは私の経験や考えをよりオープンに届けていきたいと思いました。
これからの連載では、子育て日記に加え大学時代に行っていたタンザニアでの教育事情の調査のことや私のこれまでの経験について、タンザニア人パートナーとの遠距離恋愛について、タンザニアでの私の過ごし方や旅のコツや私流の楽しみ方などについて書いていこうと思います。
次回は、ベビやまを妊娠した時の私の決意についてお話させていただきます。
読んでいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
▼記事で出てきたスワヒリ語を学びたい方はこちらから▼
https://all-about-africa.com/swahili-study-1/