協力隊、開発コンサル、起業。3つの実経験からアフリカ生活徹底比較!③

Olá! Como está? (やあ!元気?)

 

投稿4回目、モザンビークからやんびーがお届けします!

 

大学卒業

青年海外協力隊

開発コンサルタント

起業

 

アフリカで長期生活する方法はいくつかあると思いますが、私は今まで3つの立場で生きてきました。

 

この比較シリーズ、嬉しいことに時々All About Africaの週間人気記事にランクインしているみたいです。

 

興味ある人いるかな?価値ある情報書けてるかな?と不安だった私には最高の朗報です。

 

よし、書きます!

 

前回記事では比較表を紹介し、『収入』『技術・専門知識の向上』『語学レベルの向上』について書きました。

 

今回は、『日本社会への適応』『将来への安心度 について書いていきます!相変わらずの独断と偏見に満ちた内容ですが、どうぞお付き合いください。

 

3つのアフリカ生活スタイル比較表!

前回までの復習です!表にして比較してみました。独断と偏見で作られた表なので、あくまで一個人の意見として受け止めてくださいね。

 

アフリカ生活における3つの立場比較表

協力隊開発コンサル起業
なりやすいか
生活安全レベル
収入
技術・専門知識の向上
語学レベルの向上
日本社会への適合
将来への安心度
話のネタが増えるか
人生へのワクワク

 

・・・こうして表にすると、『起業』のバランスの悪さが目立ちますね(笑)。

 

赤字の部分が今回説明していく項目です!

 

日本社会への適応

協力隊開発コンサルタント起業

 

【協力隊】△

アフリカ社会へ適応するために身につけた習性が、日本でマイナスになることもあります。

 

例えばモザンビークでは冗談を言った後、笑いながら握手をする文化があります。

でも、日本で冗談の後に笑いながら手を差し伸べたら「え、なにこの人・・」と怪しまれること間違いなしです。

 

協力隊は日本で経験できないことを山ほど味わえる一方、日本でそのまま活かせる経験は少ないかもしれません。

 

と、ネガティブ情報を書きましたが、ご安心ください!

協力隊生活は2年間。それまで日本で暮らしてきた人にとってみたら人生の10%未満です。しばらく日本で暮せば大抵の方は慣れます。

 

どうしても慣れない場合はアフリカへカムバックです。お待ちしています。

 

【開発コンサルタント】

アフリカで仕事中でも常に日本側と連絡するので、日本社会を忘れることはありません。

一回の現地渡航が13ヶ月程度なので、アフリカへ浸かる前に日本へ戻れます。

 

日本への適応力が抜群に高い一方、コンサルタントはアフリカ社会への溶け込みが弱くなりがちです。

食事は日本から持ってきた日本食、休日はNetflixで日本のドラマ鑑賞。

楽ですが、現地社会のことを知るのも仕事を進める上で重要なので、現地に来たら現地社会を満喫するのがGoodです。

 

ちなみに前述のライフスタイル(日本食+Netflix)は、私が日本からモザンビークへ帰るとやりがちな生活です。

現地に戻ってきて1ヶ月ぐらいすると、日本食は食べ尽くし、ダウンロードしたNetflix動画も観終わるので、おとなしく現地社会へ戻ります。

 

【起業】

 

アフリカ生活に染まりすぎると、日本社会へ戻れなくなります。

これは他の諸外国で暮らしても同じことかもしれません。日本社会は、傍から見ると本当に特殊な世界なので。

 

アフリカで起業し、なおかつ日本社会への適応力を維持するコツは

日本人と仕事をすることです。

 

日本人と仕事をしていれば、遠いアフリカの大地でもほのかに日本社会の香りを感じられます。

その香りが命綱で、この匂いを覚えていればなんとか日本社会へ戻れる(と信じています)。

 

日本人から仕事の依頼や提携の話が来なくなった際は赤信号なので、そうならないよう気をつけましょう。

 

将来への安心度

協力隊開発コンサルタント起業
◎→○

 

【協力隊】

会社に籍を置きながら活動する『現職参加』以外の人は、任期終了後の進路が不安定です。日本へ戻ったら就職活動が待っています。

 

ただ、今まで歴代のモザンビークOB/OG隊員を見る限り、就職できなくて生活に困っている人はいません。

協力隊で得た『ガンガン行こうぜ』『何とかなるさ』精神が、就職活動に活きているんだと思います。

 

2年間アフリカ生活を経験すれば、不安を感じるポイントが奥の方へズレていきます。

協力隊経験者に一種の頼もしさを感じるのは、心の余裕からきているのかもしれません。

 

【開発コンサルタント】

前回の記事で説明したように、開発コンサルタントは大きく2つに分けられます。分けて評価すると次のとおりです。

 

個人または会社に籍だけ置くスタイルで働く:
自分でプロジェクトを取ってこないと収入が無くなるため、常に次のプロジェクトを見据えて動く。自分に自信が無いと不安な日々を過ごしそう。

 

一般企業と同様に、会社にガッツリ属する勤務形式:
自分でプロジェクトを取ってくることもあるが、会社が仕事を振ってくれることもある。自由度は低い反面、安定度は高い。

 

中には「このままこの会社に居ていいのだろうか?」と不安を感じる人もいる。

 

【起業】

『将来の安心』をそっと日本に置いて行うのがアフリカ起業です(真偽不明)。

 

安心安全に重きを置いてしまうと、アフリカでの起業は苦行になってしまいます

そこには鈍感でありたいものです。

 

周囲を見渡すと、それ以外の事に重きを置いている人がアフリカで活動しているように思えます。事業への想い、現地愛、自己解放などなど。

 

『将来の安心』は無いに等しいアフリカ起業。

ただ、やっている本人たちは周りが思うほど気にしてない、そんな感じです。

 

比較シリーズは次がラストです!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

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