ルワンダでビジネスに挑戦!ー視野を広げて同志を見つけた2週間!

皆さんこんにちは、信州大学4年次休学中の米田耕太郎です。

第一弾・第二弾に引き続き、今回は僕が今年の2/153/2にかけてアフリカのルワンダで行なわれていた起業家体験プログラム「KOBE STARTUP AFRICA in Rwanda」に参加した時の経験について書かせて頂きます。

海外インターンに興味のある方や、これから参加する方の参考になればうれしいです。

 

ルワンダとは?

最初にプログラムが開催されたルワンダという国について、簡単に紹介します。

ルワンダは東アフリカに位置する国で、正式名称ルワンダ共和国。四国の1.5倍という小さな国ながら、人口は約1200万人で、アフリカで最も高い人口密度を誇ります。

赤く表示されているのがルワンダ。

 

 

民族対立が発端となり起こった1994年のジェノサイド(大虐殺)で100万人ともいわれる人々が亡くなりましたが、それから4世紀半、汚職や治安に関する政策に力を入れたことで「アフリカの奇跡」と言われるほどの経済成長を続けている国です。

 

近年はICT (情報通信技術)立国を掲げ、ICTの普及・整備に力を注いでいます。

 

世界銀行が発表する「Doing Business 2018」では、ビジネス環境の良さでアフリカ大陸の首位に評価され、世界ランクでも第41位と、第34位の日本とさほど変わらない高評価となっているそうです。

首都キガリの街並み

 

僕からのルワンダの紹介はこれくらいにしておきます。

 

もし、ルワンダのより詳しい情報や実際に生活した様子に興味をもったら、一緒にKobe Startup Africaのメンバーとしてルワンダに行った保坂遥介くんTwitterはこちら)が素晴らしい記事を書いているので、そちらを是非読んでみて下さい!記事はこちら

 

 

Kobe Startup Africa in Rwandaとは?

次に今回僕が参加させて頂いたKobe Startup Africa in Rwandaについて簡単に説明させて頂きます。

Kobe Startup Africa in Rwandaは、2016年からルワンダと経済交流がある神戸市さんと、海外インターンを数多く斡旋されているTiger Movさんが提携してできたプログラムです。

以下、神戸市のHPからこのプログラムについての説明を一部抜粋させて頂きます。

 

目的(以下神戸市のHPから抜粋)
神戸経済の持続的成長を実現する上で重要となる「神戸でチャレンジしたい若者」を増やすための施策の一環として、起業家(スタートアップ)のエコシステム構築に向けた取り組みを平成28年度より、アフリカ・ルワンダ共和国との間で(中略)交流を進めてまいりました。
この度(中略)アフリカをフィールドとした海外派遣プログラム「KOBE STARTUP AFRICA」を初めて実施することとなりました。
アフリカの中でもICT立国を目指す取り組みで注目を集めており、近年欧米の企業・投資家が多く訪れているルワンダ共和国に起業家を目指す若者を派遣します。

というものです。

私はこのプログラムの第1期生18名(高校生・大學生・社会人)のうちの一人として参加させて頂きました。

 

 

Kobe Startup Africa in Rwandaに参加した理由

僕がこのプログラムに参加することを決めた理由としては大きく分けて2つあります。

1.アフリカのビジネスに関する理解を深め、自分の活動に還元すること

僕はルワンダのプログラムに参加する前に「アフリカの野性生物保全」をテーマに、ケニアでボランティア活動をしていましたが(詳しくは第二弾の記事)、そうした自分の活動を将来の活動にどう繋げられるのか、具体的なイメージを描けていませんでした。

そこで全く分野は違いますが、同じアフリカにあるルワンダという国を舞台にビジネスを学ぶことで、新しい視点から自分の活動を見つめ直し、今後に生かせるのでは?と考えました。

 

2.アフリカを舞台に活躍する方、興味を持つ同世代とつながること

僕はアフリカが好きで、アフリカと関わり続けたいと考えていますが、正直日本にいるとそういう変な奴を見つけることは至極困難です(笑)

そのためこのプログラムを利用し、同世代の仲間を作り、既にアフリカを舞台に御活躍されている日本人の方々から多くを学びたいと考えました。

 

活動内容

プログラムは最初の1週間で世界最先端のスタートアップ企業や現地のスモールビジネス、現地のコーヒー農園等を視察しました。その後、後半の1週間で活動から感じたこと・現地の課題等を基に、個人またはチーム毎にビジネスのアイデアを出し、そして最終的にそのアイデアを現地の起業家の方やルワンダ政府関係者を前にプレゼンしました。

世界的なスタートアップ企業、zipline
AIで自動操縦されるドローンを使い、ルワンダ中に血液を届けます

 

視察した現地コーヒー農園にて

 

僕はこの中で「コーヒー農家の生活改善にビジネスで貢献する」をテーマに活動することにしました。

僕自身コーヒーが好きなことに加え、ルワンダ渡航前の事前調査で以下のことが分かったからです。

・ルワンダで生産されている高品質なコーヒーが近年注目されているということ
・コーヒー1杯に占める農家の取り分の割合が非常に低く、コーヒー農家の貧困が世界的に問題になっていること。
・森林保全に配慮したレインフォーレストアライアンス認証等を受けたコーヒーが注目されるなか、興味がある環境系に関係するビジネスが出来る可能性があること
この三つの考えをもとに、上記のテーマに取り組みました。

コーヒー農園

 

コーヒー豆

 

渡航前に立てた仮説が覆されたり、ほぼ完成しかけたビジネスプランを何度も白紙に戻したり、大幅なビジネスモデルの変更を余儀なくされたりしながら、最終的に「消費者がカスタマイズしたコーヒー豆を販売する」というビジネスモデルを最終プレゼンで発表しました。

最終プレゼンを終えて

プログラムを通しての学び

このプログラムを通じての学びは、大きく4つあります。

1.ルワンダのスピード感

プログラム期間中、地元の起業家の方にお会いする機会が何度かあったのですが、お忙しい中どこの骨とも分からない大学生の無理矢理なアポを常に快く受け入れ、その日のうちに会って下さる、というスピード感に何度も驚かされました。(日本だったらあり得ないと思います)

 「行動すればした分だけ、何かが得られる」

そんな環境を生み出す人々の熱気をルワンダで感じました。

 

2.現地の人と同じビジョンを描くことの難しさ

僕は現地の方達と話し合う中で、長期的に一緒にビジネスをしたい彼らと、ルワンダに簡単に行けるわけではない僕らの間で、そのビジョンの差を感じることが度々ありました。

それは「アイデアで勝負し短期的に現地でインパクトを残す」のか「現地に密着し、長期的な目線を持って活動する」という考えの違いだったのかな、と思っています。

相手に失礼のない様、そこを早めにハッキリさせておくことの重要性を感じました。

 

3.個人とチーム、それぞれに短所と長所がある

プログラムではビジネスモデルを考える際、一人で動くか、それともチームで動くかは完全に個人の判断に委ねられていました。

僕は3人のチームで動いていたのですが、一人で動く場合に比べ「多くのメンバーの意見を聞くことで様々なアイデアが生まれやすく、圧倒的に作業スピードが早い」反面、「自分がやりたいことを時には我慢する必要があり、個々人の責任が軽い分、一人に比べ圧倒的に成長する可能性は低い」ということを感じました。

どちらがいいということは無いと思いますが、自分の目標に会わせて判断することが重要だなと感じました。

 

4.同じような思いを持つ仲間と繋がる大切さ

個人的にこれがプログラムを通じての一番の学びだったと思っています。

このプログラムを通じ、「自分の夢を追いかけたい、または追うと決めた人達は自分が思ったより世間に沢山いて、そしてそれを実現させた方も結構いる」ということを学びました。

「自分の好きなこと、やりがいを仕事に落とし込みたい」と思いながら、「それは世間知らずの大学生の理想」「仕事≒我慢」という印象を拭えなかった自分にとって、この学びは非常に大きなものになりました。

この学びがあるからこそ、その後のアフリカでの活動に自信を持って臨めた、といっても過言ではありません。

 

一緒に参加したメンバーと。

 

今でも、SNS等を通じて日々彼らから刺激を受け続けていますし、彼らと再び会うときに胸を張って会えるよう、日々研鑽を積みたいと思っています。

 

最後に

大きな向上心とそして素晴らしい仲間をくれた、最高のプログラムでした。今回のプログラムは15日間だけでしたが、そこでの学びは半年経った現在も生き続けています

興味のある方は是非参加を検討してみて下さい!

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回は、留学の締めくくりとなる南アフリカでの活動について紹介します!!お楽しみに!!

もしよろしければ、少しでいいので記事の感想を僕宛にぶつけて貰えると嬉しいです。次回以降、よりよい記事を書くために是非役立てたいと思います。

Twitter:@yone_yagayashi

それでは、また!!