こんにちは!
東アフリカのルワンダのE-gatesという会社でインターン中の村上凌生です!
この記事の目次
こんな人が書いています。
初めての寄稿となりますので、軽く自己紹介させていただきます。
宮城県の大学院に通う修士2年生です。
こちらは現在滞在中のルワンダの床屋で「ポピュラーヘアにしてくれ」と頼んだ時の写真です。
こちらの男性はほぼ全員坊主です。髪を切るという行為自体ほぼしないのでしょう。手が震えていました。結果として前髪がぱっつん斜めになってしまいました。
気を取り直しまして、現在は1年休学中です。5月に世界一周に出るもフィリピンで遭った詐欺で大金を失い、2か国で帰国します。その後アフリカインターンを志し、世界各地をふらふらした後にルワンダにあるE-gatesという会社に拾っていただき現在に至ります。
トラブル対応のいろはでしたらお話しできることもあるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ルワンダでインターンを初めて2か月が経過しました。正直ここにやってくる前はアフリカ、怖いと思っていました。
ですがこの2か月間、ルワンダ(アフリカ)でインターンという選択肢を選んで良かったと思う場面が何度もありました。
そこで今回は、主にアフリカに行きたいと考えている人に向けて、僕がアフリカインターンを選んで良かった3つのことを紹介したいと思います!
そもそもなんでアフリカ??
最初に僕がアフリカに来た理由を説明させていただきます。おそらく、より僕の記事にリアリティを感じていただけるのではないかと思います。
さて、アフリカを選んだ理由は 好奇心 です。
先ほど、来る前はアフリカが怖かったと言いました。情報が少ない割にちょっと調べると治安や病気等のネガティブな情報ばかり出てくる。いや、怖い…
それでも来ることを決めたのは、ある意味怖いもの見たさです。一番知らないからこそ知りたい。一番怖いからこそ見てみたい。そしてそんな怖い場所に行けたらもう他には怖いものないやんとも思っていました。
ルワンダに来る前はアフリカ7か国を周遊していたのですが、今でも怖さがなくなったわけではありません。ただ、それ以上に、この刺激だらけの世界を知っていくことに楽しさを感じていました。
といった経緯でして、アフリカのこの国、この企業でインターンをしたい!とこだわりがあったわけではありませんでした。
こんな人間が書く記事ですので、私はこれがやりたい!と目的、意志が明確な方にはハマらない記事かもしれません。逆に何をしたいかはわからないけどアフリカで挑戦してみたい!という方にはきっと何か感じ取っていただけるものがあると期待しています。僕がインターン先を見つけた方法についてはこちらでご紹介しています。
アフリカインターンを選んで良かった3つのこと
まず初めに、僕は現在のインターン先、ルワンダのE-gatesという会社しか経験がありません。
よって他のアフリカインターンの事情は知りませんし、全く状況が異なる可能性も大いにあります。そこで今回はこの会社だけでなく、アフリカでのインターンすべてに共通しそうな点をピックしてご紹介します。
①全く文化や考え方の異なる現地人と働けたこと
ある意味これは僕がぶち当たった壁でもあります。
遅刻しない、サボらない、日本の常識は彼らにとっては通用しません。遅刻はほぼ毎日、雨が降っていれば仕事を休む。
おい…ありえんやろ…とイライラしてしまうこともありました。
もう少し僕の業務内容の話をします。
新規事業を軌道に乗せるために従業員が使っているPCソフトの操作マニュアルを作成していました。
無い知恵を振り絞って、漏れなくダブりなくわかりやすいマニュアルを意識してやっと完成したマニュアルが従業員には全く理解してもらえませんでした。なんでこんなことも理解できないんだとイライラしてしまうこともありました(2回目)
と、最初はどうしてもイライラしてしまうことが多かったのですが、2カ月たった今では、どうしたら遅刻が減るのだろう、どうしたら理解してもらえるマニュアルが作れるのだろうと建設的に考えられるようになりました。彼らと一緒に働けたことで自分の中の常識が壊されて(いい意味で)僕自身の考え方が柔軟になったと感じています。
②娯楽が無いがゆえにやりたいことに集中できたこと
僕は事前にインターン中にやりたいことリストを作っていました。
そこには“筋肉ムキムキ”と“英語ペラペラ”と書いていました。
終業後は筋トレと英語(英語でハンターハンター見てただけです)にいそしみ、2か月続けることができました。さて結果はどうなのかと言われるとムキムキでもペラペラでもありません(おい)。
いや、娯楽やんと思われて当然かもしれません。しかし日本や他の国だったら、飲みに行ったり、何となく目に入ったバラエティ番組を見てしまったり、自分のやりたいことは思うようにできていなかったと思います。
自分に向き合う時間をしっかりとれたことで自分がどういう道に進みたいか、何が得意で何が足りていないのか、これから何をしなければいけないのかを整理することができました。
③精力的に活動されている日本人の方に出会えたこと
いやアフリカ行ってまで日本人か、と思われるかもしれません。しかし、むしろアフリカの方が面白い日本人の方に出会える機会に恵まれているのではないかと感じました。それはアフリカを選んできている時点で既に面白い方が多いことと日本人が少ないゆえに横のつながりが強いからだと思います。
これは僕にとってとても重要な意味を持ちました。
アフリカのポテンシャルに目をつけ、現地で起業した方、新規市場の開拓のために日本からいらっしゃった大企業の社員の方、そのような方たちとレストランでアフリカ肉を食べながら会話をする、こんな場所に僕のような一介のポンコツ学生がいてもよいのか、と何度も恐縮しました。
そういった機会1つ1つが僕にとっては貴重な社会経験、間違いなく良い刺激、影響を頂いたと確信しています。正直良かった点として、いわば“テイク”を挙げるのは無礼、おこがましくも思います。ですが僕にとってはやはり大きい影響でした。
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