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こんにちは。3回目の連載になります、きゃのんです!
タンザニアには多くのサファリパークがありますが、私は3日間で、ンゴロンゴロ、マニャーラ、そしてタランゲラの3つに行ってきました。
今回は、Canonのレンズが映したタンザニアのサファリをお届けします。
あなたがサファリに行くべき理由も3つほどお伝えします!
①言葉を失うほど美しい景色に360度囲まれる
この写真は、ンゴロンゴロ保全地域。火山が長い間かけて生み出したカルデラで、世界自然遺産に登録されています。
山の上の部分がぽーんと飛んでいったんだよ!とガイドさん(写真右)が教えてくれました。
このガイドさん、運転が少々荒いですがとっても博識な、いいおっちゃんでした。
そのくぼみに約2万種もの動物が生息しているんです。広大な動物の世界に足を踏み入れる日が来るなんて…。
ドキドキわくわくが止まらない…!!
ライオンキングのBGMが頭の中でガンガン流れていました。
このような9人乗りのジープに乗って、サファリの中を走ります。
砂埃をあげながら、風を切って動物の世界に入っていく感覚が、今でも忘れられません。そして、私が見たのは、
動物園でしか見たことなかった動物たちが、本当に自由に、幸せそうに生きている姿でした。
美しい自然と、この動物たちの姿を見たとき、私は言葉を失いました。
言葉にできない、感動の波がぐわあああっと体中を占めていく。(BGMクライマックス)
写真を撮るのも忘れるくらい、地平線まで広がる美しい風景に360度、包まれていました。
②動物についていろいろ知ることができる
最初に見たのは、シマウマでした。
シマウマってこんなに美しかったっけ!?
ちなみに、シマウマは黒いボディに白いシマか、白いボディに黒いシマか。どっちか知っていますか?
正解は、黒いボディに白いシマ、らしいです!(おっちゃん情報)
このウンチクを知れただけで、あぁサファリに来てよかった!と思ったサファリ1日目でした。
では、BIG5という存在はご存知ですか?
これはサファリ中に見れたらラッキー!というライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー、ゾウの、5つの動物のことです。
ガイド兼運転手のおっちゃんは、脅威の視力の持ち主で、BIG5をどんなに遠くにいても見つけます。見つけたら逃しません。
「あそこにライオンがいるぞ!!」と叫んだかと思えば、ジープを走らせ、ピタッと停める。
おっちゃんのおかげで、遠くでしたがライオンを見ることができました。
双眼鏡越しのライオン。
ライオンって、オスがあたかもすごい強そうに見えますが、実は狩りをするのはメスなんです。
メスライオンが、ヌーの内臓を取り出して家族の元へ帰っていく姿も見ることができました。
これがリアルな弱肉強食の世界。
ゾウもたくさんいます。かわいい子どもゾウを、お母さんゾウが後ろで見守っています。
最近はゾウの密猟が問題で、どんどん個体数が減っているということも知りました。
ガイドのおっちゃんは、密猟してお金を稼がなくてもいいように、他の部分で雇用を生み出す必要がある、社会の仕組みを変える必要があるんだよ。と教えてくれました。
象牙の消費者である私たちのニーズがあるから、密猟が絶えないのも事実です。
キリンの睡眠時間は、長くても10分らしいです。夢を見るのかどうか、気になるところです。
また、キリンの赤ちゃんは、2mの高さからボトッ!と産み落とされるけど、ノープロブレム◎
そのあとすぐに走り出しますからね、生まれた瞬間からタフすぎます。
転がっていました。なんの動物の骨かは忘れました。
バブーンという猿の一種。赤ちゃんバブーンたちがキャッキャと楽しそうにじゃれていて、大人のバブーンがたしなめていました。
ボスバブーンは、ボスっぽく歩くのでなんとなく見ていてわかります。
アフリカの夕陽は、いつも燃えていました。見ていてなんだか心も目頭も熱くなります。
夕陽に向かって走り出したい衝動に駆られます。
これは、実際にアフリカに行って見てみないとわからない!
③宇宙に包まれ、悩みが消える
私が泊まったのは写真のような小さなコテージでしたが、私の友達はテントに泊まって、夜中ハイエナの大群に包囲されたと言っていました。
ツアーによって泊まるところは違うので、そこは要チェックです!
サファリツアーでは、大自然の中、満天の星を見ることができます。
星の数の多さに圧倒されました。
プラネタリウムというより、宇宙そのもの。
空から星が落ちてきてしまいそうなくらい、びっしりと暗闇を埋め尽くしていました。
写真を撮るのもすっかり忘れてしまい、手元に写真がありませんが。(泣)
ぜひ、この星空は実際に見て欲しい。
そして、星の下で、悩みがしゅわしゅわ〜となくなりました。
広い広い宇宙の中で、私という存在は本当にちっぽけで、
そんな私が持ってる悩みなんて宇宙規模で考えたら、目に見えないホコリ以下!!悩んでても仕方ない。
この宇宙の中に生まれて、生まれたところからはほど遠いアフリカ大陸で、星を見ている今に感謝しなきゃ。
……と、とってもエモーショナルな気分になりました。
巷で言う、「エモい」というやつです。
3日間で、心が浄化されました。このサファリで感じた世界は、一生忘れません。
この記事を読んで、死ぬまでにサファリ行ってみたいな!と少しでも思っていただけたら、嬉しいです!
では、クワヘリ!
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