「外国人労働者問題」を解決するためルワンダへ!!

皆さんこんにちは!えびすです。

私は20193月、タイガーモブのSTARTUP AFRICA in Rwandaに参加してルワンダに行ってきました。

今回は、私がルワンダへ行くことになった経緯と行った後の私の二本立てでお送りしたいと思います。

まず今回の記事はルワンダに行く前の私のストーリーです。

 外国人労働者に出会う前

まず、私が通っていた高校はグローバル人材の育成に力を入れていて、少し変わっていたので、少しだけ高校についてお話ししたいと思います!

 

例えば、NIEというアクティブラーニングの教科があり、その授業では時事問題についてであったり、問題を語る上で必須となる対立概念について学びました。何かを考えるために必要なベースはここで作ってもらっていたんだなと思います。

 

また、私の学校は本当に様々なことに挑戦することをよしとしていて、何かチャンスがあったら飛び付けというのが先生方の教えでした。

高校内では色んなことに挑戦することが当たり前となっており、わたし自身も高校の時は、震災にあった子どもたちに対するプログラムのボランティアや、LGBTのパレードのボランティアなどに参加しました。

 

とりあえず飛び込むという行動力

そして行動してからの考え方の基礎を学びました。

 

そして、高校2年次に留学するプログラムがありました。

よく聞くとは思いますが、留学では本当に価値観がくつがえりました

 

一度、ディナー後にテレビでニュースを見ていると、日本の過労死のニュースが流れてきました。過労死は良くないとは思っていましたが、私の中では働きすぎちゃう真面目な人は一定数いて、しょうがないものだという考えでした。

 

しかし、ホストファミリーのみんなはこのニュースに対して

あり得ない!なんで?

と、とても驚いている様子で、その時初めて自分の感覚がずれていることに気づきました。

 

"work ethic"という言葉を初めて聞いたときはそんな言葉があることに驚きました。
日本にはブラックとか問題となっている企業を誹謗中傷する言葉はたくさん生まれているのに、労働倫理については全然発展していない日本の現状に落胆したのを覚えています。

 

そんな自分の価値観が目まぐるしく変わっているときに外国人労働者の問題と出会いました。

 

外国人労働者問題との出会い

私は高校2年次にニュージーランドへ留学しました。

 

留学先では友達に恵まれ、現地の友達も出来ました。

友達の中にネパール人の子がいて、彼女はたびたび次の学期に引っ越すかもしれない、転校するかもしれないと不安と漏らしていました。彼女になぜか問うと、彼女の父親は出稼ぎ労働者で今までも引っ越しを繰り返してきたと教えてくれました。

それ以上は聞けませんでしたが、私はこの時初めて出稼ぎ労働者という存在を知りました。

 

出会いから考えたこと

今まで何不自由なく育ててもらっていた私は、いつも不安を抱えながら生活をしなければならない彼女のその現状に

なんで彼女がそんなこと心配しないといけないんだろう?

と疑問を持ちました。

その時はなんか違う気がすると思っただけでしたが、小さなわだかまりは考えれば考えるほど、私の中で大きくなっていきました。

 

 

ニュージーランドでの留学生活を通して、

やっぱおかしいよな~
そんないらない不安は取り除かないといけないよな~
何とかできないのかな~

という気持ちがどんどん大きくなり、この問題に興味を持ち始めました。

 

シンガポール研修

私の高校ではニュージーランドへの留学の後に、シンガポール1週間の研修もありました。

 

シンガポールではテーマ別に分かれ、フィールドワークをするのですが、どういうわけだか私は外国人労働者をテーマとするチームになりました。

効率的な経済活動を優先するシンガポールの労働法は企業側に有利であり、労働者の立場は弱く、シンガポールにおける外国人労働者の立ち位置や扱いに驚いたのを覚えています。

 

その時はものすごくこの問題に興味があったわけじゃなかったんですが、なんとなく調べていて楽しくて、自分がこの問題に興味があることを再認識しました。

 

日本で外国人労働者問題について学んで

研修から帰国し、大学でこの「外国人労働者問題」を深く学びたいと思い、移民研究・国際人口移動研究の教授の多い学部に入りました。

 

日本の外国人労働者問題について学んでみると、大きな疑問が浮かびあがってきました。

日本では決して「移民」という言葉は使われず、日本で働く外国人は「外国人労働者」という一括りにされ、労働力としか考えられていませんでした

日本で働く外国人には多くの場合仕事を選ぶ権利がなく、搾取状況に置かれていることも少なくありません。つまり、労働力が商品化されているということです。

 

ニュージーランドで感じた小さなわだかまりは、時が経つにつれ、大きくなり、そして私自身が解決したいという気持ちになりました。

 

次回の記事は、ルワンダに行った理由とルワンダの雇用問題に出会って考えたことについて書いています!

私のストーリーの続きです。興味があったらぜひ読んでみてください!次回もお楽しみに!!

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