僕は現在青年海外協力隊としてタンザニア、キリマンジャロ州モシという場所でアフリカ最高峰キリマンジャロを毎日眺めながら、小学校教諭としてタンザニアで生活しています。
【前編】をまだご覧になっていない方はこちらから⬇︎
【前編】ではタンザニアの三大魅力(=場所)をお伝えしました。ただ、僕が思うタンザニア最大の魅力は「場所」だけはありません。
僕が思う、タンザニア最大の魅力は「人」です。「場所」ではなく「人」なのです。
この記事の目次
タンザニア最大の魅力は人!
タンザニア人は日本と比べて人との距離があまりにも近いです。そしてしつこい。
例えるならば、居酒屋のキャッチのよう。(語弊があるかもしれませんが、すいません。)
ただ、考えてください。ここは外国タンザニア。違って当たり前。日本と比べて粗探しをするのではなく、純粋にタンザニアの文化を感じてタンザニアの良さを探してほしいです。
僕がもう一度タンザニアに来て旅行するならば、間違いなく「友」に会いに行きます。友を訪ね続ける旅をすると思う。いや、必ずそうします。
では、どんな関係性の友がいるのか?どんな人たちなのか?僕がなぜそう思うのか?少しだけ紹介します。
- ここタンザニアにも親友と呼べる人がいる。
- 僕を本当の弟だと呼んでくれる人がいる。
- 息子の親友は俺の息子だと言ってくれる第三のじいちゃんがいる。
- 家族の一員だと言ってくれる第二の家族がある。
- 腹減った!と伝えると笑顔でご飯を作ってくれるママがいる。
- 僕を慕ってくれる共に働いた同僚がいる。
- こんな僕を先生と呼ぶ教え子がいる。
- 名前も知らないのに毎日世間話をする近所の友人が山ほどいる。
例え一度しか会ってない人でも、再び会いたいと思える人は数え切れないです。
いつもそばにいてくれたのはタンザニア人だった
今まで1年8ヶ月間、活動に対するもどかしさ、言語の壁、文化の違いによる行き違い、自分の無能さ、無力さ、などなど毎日ふりかかる数え切れぬ数多のストレスから僕を守ってくれたのは、間違いなくタンザニア人です。
タンザニアでは、ずっとみんなに助けられ続けてきました。ずっとみんなに頼り切ってきました。
彼らがいたから開始から今までずっと活動を、ここでの生活を楽しむことができていると思っています。
彼らは常に陽気で、おしゃべりが大好きで、特に下ネタが大好きで、時間なんて守らないし、すぐ疲れたというし、怒られたら言い訳するし、何なら嘘だってつくし、逆ギレするし、謝らないし・・・。
挙げればキリがないほどに欠点がある。でも、そんな彼らはいつも幸せそうに見えるんです。
お金がないっていうし、発展してないっていうし、日本が羨ましいっていいます。
でも、発展してしまったことで僕ら日本人は、優しさや温かさ、穏やかさ、当たり前に生きる幸せ、大切な何かを犠牲にして、そして手放してしまった気がしてしまうのです。
それくらい、彼らは、彼らの文化は素晴らしい。
「助け合うのが私たちの文化」
「愛情があるのが私たちタンザニア人」
と誇らしげに言うタンザニア人。
現に彼らは僕を助けてくれて、愛情を持って接してくれています。
先進国と呼ばれる日本で育った、言葉も文化も肌の色も異なる、詳しい素性も知らぬ外国人を、笑顔で疑いもなく歓迎してくれて、何かあれば全力で助けてくれて、初対面でもご飯を分けてくれたり、作ってくれたり、タンザニアに来たことそのことだけで喜んでくれます。
この温かさは言葉では伝わりません。幸せのお裾分けと良く言いますが、僕は違うと思います。
当たり前の幸せをこの人たちは当たり前に感じさせてくれるのです。僕はそんな気がするのです。
そんな彼らと、また会いたい。友人の実家に行くのも良い。120を超える部族があるタンザニア、部族文化もまた興味深いですよ。
「人」に出会う旅を
さて、
そんな人こそ、行って確かめてきてほしい。僕の自慢の友人を紹介します。
その時はその時、今度は切り替えて、キリマンジャロでもサファリでもザンジバルでも、タンザニア三大魅力に行きましょう!!
だって、【前編】の最初に書きました。僕、タンザニア好きだから、上方修正がかかりまくってますから。
タンザニアの治安について思うこと
ただ、これだけはもう一度考えてください。最大の魅力は「人」だといっても、悪い人もいるということを。
ここタンザニアは安全な国ではないかもしれない。
多くの日本人が被害にあってる。そんな記事を書いているブログもあります。僕も旅人さんからよく聞かれることが多いです。
そんな人たちに限って、夜1人で出歩いたりする。「この辺なら大丈夫っしょ?」と。
ブログを見たのであれば、警戒して欲しいです。それだけで犯罪被害に遭う可能性はぐっと下がると思います。
僕は1年8ヶ月住んでいますがただの一度も、犯罪被害に遭ったことはありません。
日本人被害者を増やしてほしくないのと同時に、タンザニア人犯罪者を増やしてほしくない。
犯罪被害に遭った人が言いますよね、「今ではいい経験だと思えます。」と。
いや、それって本当??その経験有りと無し、どっちが良いですか?僕は、後者、犯罪被害による怖い思いはしなければそれだけ良いと思っています。
被害にあったせいで、その国での出来事全ての印象がなんだか悪くなってしまいませんか?
旅行を楽しむために必要なことは最大限の注意ではないでしょうか。
あなたもおいでよ!タンザニア
「アフリカ」と一括りにしてしまいがちだけれど、日本韓国中国と同じように少しずつ違う。
きっと他のアフリカ諸国も素敵な人たちで溢れてる。素敵な文化が残ってる。
そんな、「人」に出会う旅 をしてみるのも旅の楽しみ方の一つかもしれません。
アフリカもタンザニアも、実はそんなに遠くはない時代なのかもしれません。
お金も時間も確かにかかります。時差6時間もあるし、北半球と南半球の違いもある。それでもこんなに遠いのに、飛行機に乗るだけで移動できる時代です。
長々と書き綴ってしまいましたが、ありがとうございました。
この記事を書くチャンスを頂いたこと、感謝しております。
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