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4時間目、カーボベルデに行く方法
まさに十島十色、島それぞれに特徴と、感動と、自然と、美しさがあります。
日本ではまだまだ知られていないだけで、観光地としていかに充実しているかはもうわかっていただけたはず。
国の名前すら聞いたことのない人には、どうやって行くか想像もつかないかもしれませんが、実はどこの国に行くにも基本は同じ!
大切なのは、いつもこの2つです!
飛行機を予約する
日本からカーボベルデに行くには、国を経由して行きます。
代表的なのは一番近いセネガルなのですが、日本からはセネガルまで行くのにも乗り継ぎが必要です。
そこで、おすすめの経由国がポルトガルやブラジルです。
カーボベルデは旧ポルトガル領になるので、これらの国からは直行便が出ていて、さらには値段も安く行くことができます。
ビザを取得する(アライバルビザも取得可能)
カーボベルデへの入国にはビザが必要ですが、日本では取得することができません。
しかし、ビザの取得自体はそこまで難しいものではありません!
方法は2つ
6ヶ月以上の残存有効期間のあるパスポートと写真2枚が必要です。
発行手数料は1ヶ月29,350フランセーファー(セネガルの通貨)、約5400円です。
パスポートの残存有効期間はセネガルと同様、6ヶ月以上の残存有効期間です。
それ以外に必要なものは無く、発行手数料は1ヶ月5,900エスクード、約6400円です。支払いはクレジットカード(VISA)が使用可能です。
外務省の海外安全ホームページではセネガルでの事前取得がおすすめされていますが、空港での取得で問題ありませんでした(2019年5月15日時点)。
(参照:外務省海外安全ホームページ2019年6月20日閲覧https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_275.html)
※なお、イエローカード(黄熱の予防接種証明書)は不要です。
補講、コジマ先生のカーボベルデお気に入り
アフリカとポルトガルの文化も併せ持つカーボベルデには、他のアフリカ諸国とは違った文化が見られます。
カーボベルデの国民食といえば「カチューパ」です。
柔らかく煮込まれた豆とトウモロコシの素材のうまみをしっかり感じる、見た目以上に食べ応えのある一品です。
やさしい味付けに塩気の強いソーセージとやわらかい目玉焼きがマッチします。
イスラム教の国が多い西アフリカの中で非常に珍しいキリスト教の国、カーボベルデ。
お酒の文化もあるこの国では、自国のビール「STRELA」が非常に人気です。
すっきりとした飲み口でキレのあるビールなので、ついついおかわりがしたくなるこちらのビール!
お値段は一本150エスクード(約160円)です。
変わりどころだと、サントアンタン島にあるサトウキビを使ったお酒(ラム酒)。
アルコール40%越えとガツンとくるやつですが、非常にスッキリで、甘さがほんのりと口に広がる美味しいお酒でした。
音楽に関しても非常に興味深いカーボベルデ独自の文化が見られます。
様々なジャンルの音楽が歴史の中でつくられた中で特に有名なものに「モルナ(Morna)」というものがあります。
カーボベルデ出身のアーティスト「セザリア・エヴォラ(Cesaria Evora)」は、モルナの歌手として活躍し、2003年にグラミー賞を受賞しました。
今回はアフリカの隠れた観光の島国カーボベルデについて紹介してきました。
島によって全く違う表情を見せるこの国には想像を超える絶景や感動がまだまだ眠っているはずです。
冒険心もくすぐるこの魅力あふれる10の島。
ぜひ全ての島に訪れてみたいものです。