はじめまして!マンボ!
アライケンタです。
簡単に自己紹介すると、アフリカと川崎フロンターレが大好きな普通の大学生です。
そんな普通な生活を過ごしている学生ですが、ウガンダ、ケニア、タンザニアへ行ったことがあります!と知り合い(年齢高めの人)にいうと、珍しがられたり、驚かれたり、心配されたり。
この感覚、アフリカ行ったことがある!これから行く!っていう人にとっては、あるあるな話ですよね。
アフリカに触れる機会なんて、世界史の教科書かクーデターによる政権転覆や内戦とかのニュースしかないから当然ですよね。
ただ、アフリカは魅力的で、刺激的で、どこかまた行きたくなるところなんです。
話を戻しますと、3カ国それぞれ2週間前後滞在しました!1カ国に2週間ほどいると、飽きるもんですが全く飽きない!
いろんな人が、いろんな目的で、いろんな場所で、話しかけてくるから一人で旅してても、一人じゃない気分にしてくれます。
そんなアフリカで、私は国境をバスで超えることを決めました!今回は、そのバス移動の体験談をお伝えしたいと思います!!
アフリカでの長距離バス移動って、トイレは?食事は?座席は?
そんな疑問を持っていると思いますが、それらを解消させたいと思います💡
まず、バス移動を決めた理由は3つ
1、 やってみたかった
2、 安い
3、 便利
一つ目の、やってみたかったは置いといて、日本の長距離バスも、安い、便利。飛行機や新幹線と違って、安くて、街の近くから出ているから便利ですよね。
それ以上に、アフリカでは毎日格安セールのような値段で長距離を移動することができます。また、空港まで行くこと自体に時間がかかるし、空港でのチェックも時間がかかる。
だったら、バスでいいじゃん。バスのがいいじゃん。ということになり、バスで国境を超えました!!
↑ケニアータンザニアのタンザニア側の国境
なんか緊張感伝わりませんよねw
走行距離 600km
走行時間 14時間
600キロっていうと、東京から姫路くらいまでの距離に相当します。
日本だったら、新幹線で約3時間、車で約7時間で行ける距離ですが、ここはアフリカ、そう簡単には行きません。
まず、バスが止まる街までマタツ(乗合タクシー)で向かいます。
車から降り、大きな荷物を出した途端、長距離バスのチケットを売っている人たちが群がってきました。
ダル、ダル、バス、バス。
みんな同じ値段で声をかけてきます。人よりも安く売り出そうと考える人はいないのか、、、なんて考えていたら、チケットには既に値段が書かれており、気分によって値段が変動するシステムではないことがわかりましたw
ちゃんと運行会社が管理しており、売っている人もビブスのようなものを身につけていました。そして、領収書もあったんです!
バスの運賃は、約1,500円ほど
飛行機だったら、1万近くするからかなりお得ですよね。
バスの発車予定時刻は、9時
ダルエスサラームに到着予定時刻は、17時
念願の長距離バスとの初めての対面はあっという間でした。
店先でチップスを食べていたおっちゃんに「あれだ!乗れ!」と怒号のように言われ、バスの全体像を写真に収める間も無く、勢いそのままに乗車。
ちゃんと停留所に止まるわけではなく、途中駅だからか道路に止まるんですよ。。。
急がないと乗り遅れる!
車内に入ると、みんな1席ずつ座っている!涙
これって奇跡に近いことなんです。乗合タクシーではミニバンに11人くらいがギュギュうに座って、お母さんたちのお尻に負けないように気合を入れて座らなければいけないんです。
↓乗合タクシーは座席3つに大人4人
座席の8割近くが埋まっており、車内の前方に荷物がまとめられていました。
乗客に観光客のような人はいなく、アジア人はもちろん僕だけでした。
乗客が乗り終えると、すぐ出発。荷物は前方の荷物置きに。
走り始めると、大草原の中を一本の真っ直ぐな道がずーっと続いてます!
ちなみに、写真左側の2人はずっとこの姿勢で、ダルまで移動してました。。。
アフリカといったら、野生動物!なんと、キリン2頭が道路脇に!!
現地の人にとって、日常なのか、なんの歓声も前触れもなく過ぎ去っていき、写真撮れず。。。
日本人テンション上がっていました。(サファリツアー行かなくても、野生動物を見れ、移動もでき、一石二鳥な長距離バス)
車内の設備について
修学旅行で使うようなバスを古く汚くしたような感じ!ただ、席も問題なく座れて、とても快適!!
そして先頭にテレビがついていて、映画が上映されてました。
さらに、車内販売があるんです!いくつかの輸入菓子であったり、飲み物であったり、それらを車内で買えるんです。日本の長距離バスで車内販売を行なっているところなんて見たことないですよね。
ただ、トイレはないんです。。。が!
バスは途中、サービスエリアのようなところへ停車し、小休憩。チキンやチップスなどの食事からトイレ設備まで完備されているサービスエリアが存在!👏👏
バスの外に出るものの、バスがいつ出るのかだけはわかない。。。w
だから、ある程度時間が経ったらバスの近くにいないといつのまにか出発しているなんてことも。。。アフリカで置き去りは厳しいですよねw
一応出発前にクラクションは鳴らしてくれるのですが、他のバスも止まっていて、どのバスも出る前にクラクション鳴らすから自分のバスの音なのかわからないw
実際に乗り遅れて、ボダボダ(バイクタクシー)に乗って、バスを追いかけてくる人がいました。
せめて、出発時間だけでも案内してくれればいいのにって思いますけどねw
サービスエリアを出たのが、15時ごろ。
「あれっ。もう3時間くらいで着くのか?」
んなわけ。ないない。
「まだまだ先だよ」言われてしまいました。。。
アフリカンタイム作動です⭐✨
さあて、何時に着くことになるのか。
到着予定時刻の17時ごろになるとあたりは徐々に暗くなってきます。
宿も決めないまま、夜のダルエスサラームに着くのはマズイと徐々に 徐々に 焦りを感じてきました。
アフリカの人は親切!
焦りが顔に出ていたのか、通路を挟んだ隣の人が話しかけてくれました。
その人はウガンダから乗っていて、もうバス生活3日目だそうです。。。
(バスの運転手大丈夫か??w)←運転手数人で交代しているそうですw
ただ、この人からバス停近くのホテルを教えてもらい一安心。
19時、20時、21時。
ついに出発してから12時間が経過しました。まーなんとなく、こうなることは予想できますよねw
ようやく23時頃ダルエスサラームのバス停に到着しました!
実に14時間のバス移動。
多くのバスが行き来しているため、深夜でもバス停は活気に満ち溢れていました。
翌日のバス停。右奥に見えるのがホテル。
長距離バスは密室な空間だからこそ、現地の人と話し、触れ合うことができるし、飛行機からは決して見えない景色をバスだからこそ見ることができました。
ぜひアフリカで長距離バス乗ってみてください!
きっと最高の経験をすることができると思いますよーー!
Asante!!
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