大学在学中アフリカについて専攻し、タンザニア・モロッコ・ルワンダへの渡航履歴を持つ吉川ますずさん。
インターンや旅行を通して気付き学んだこと、そしてそれらを自分の人生にどう昇華させていくのかを綴る、新連載です!進路に悩む高校生・大学生必見です!
この記事の目次
「水」日本でも大切にしたい
最近は新型コロナウィルスの流行により、「手を洗う」動画を色々なメディアで目にするのですが、「水がもったいない…」と思ってしまう時があります。
手を洗うのに使う水がもったいないと言っているのではありません。感染防止のための水は、沢山使ったほうがいいと思っています。
でも、日本人は、石鹸で手をゴシゴシしている間も、ずっと水を出しっ放しにしている人が多いので、思わず心の中で「水もったいないなぁ」と思ってしまいます。
私が1ヶ月間滞在していた内陸国ルワンダはとても水が貴重です。ウォーターサーバーから少し水が溢れてしまっただけでも、「水無駄にしないで!!!」と怒られていて、それだけこの国では水か貴重なんだと初日から感じさせられました。
この1ヶ月の間にも、何度が水の供給がストップしてしまい、現地スタッフが雨水をバケツに集めたり…
無意識のうちに、1日の多くの場面で水を使っているんだと気づかされました。
朝起きて顔を洗ったり、フルーツを切るために外側や包丁を洗ったり、歯を磨いたり、トイレに行ったり、帰ってきて手を洗ったり…などなど。「水の大切さ」を身にしみて感じました…。
アフリカではそもそも水がなくて、「感染防止のための手洗いができない」というニュースを見て心を痛めます…。
オンラインでの繋がり
そんなルワンダKISEKIで今行われているのが
対コロナプロジェクトです!
4月はロックダウンが続いたため、KISEKIのOB/OGがレストランや宿の代替になるような案を考えて、議論を進めました。
ルワンダと日本で毎週ZOOMを繋ぎ、
- オンラインチーム
- テイクアウトチーム
- ブログチーム
- 小物チーム
と様々なプロジェクトが発動しましたが、その中でも人気なのが、「オンライン英会話」や、「KISEKIの家」と呼ばれるオンラインでルワンダスタッフと交流できるプログラムだそうです!!
私も少しだけお手伝いしたのですが「オンラインでの繋がり方」もあるのだな!と感動してしまいます!
旅行での繋がり
そのほかに、アフリカとの関わりとして「観光」が挙げられます!
もし、数日という限られた中で「アフリカ」を体感するには、私は「市場」をオススメしたいです!!
…というか私は市場が大好きです!
今まで訪れた市場をご紹介します!
キミロンコ マーケット(Rwanda)
キテンゲというアフリカ布を使って、その場で服を作ってくれます!
友達の買い物を待っていると、「ここ座りなよ!」と声をかけてくれたり、めちゃくちゃ広い市場の中で友達を探してくれたり、フレンドリーな人が多くて楽しかったです!
ちなみにここのマーケットでは、タンザニアマンゴーを購入しました笑
ダラジャニ マーケット(Tanzania)
アフリカで一番最初に訪れたマーケットです!
ここはものすごく広くて、魚市場、香辛料コーナー、日用品、服コーナーなど、一通り歩くと汗びっしょりです…!
帰国前に、「ココナッツジュースが肌にいい!」と聞いて毎日飲んでいたのですが、「俺は1000(約50円)シリングで売るよ~」「俺は500(約25円)シリング~」とか言いながら、結局「俺はFreeだ!」と言って、ココナッツジュースを沢山飲ませてくれました!!
フォロダニ マーケット(Tanzania)
ザンジバルにいた時にほぼ毎日行っていた海岸にある市場です!陽が落ち始めると屋台が現れます!
さとうきびジュース、海鮮やフルーツの揚げ物、ザンジバルピッザ(お好み焼きみたいなもの)、ウロジョ(お芋の入ったスープ)などなど種類も豊富です。
その中でも、私はチョコレートやNutellが入った甘いザンジバルピッザがお気に入りです!市場の横では、若者が海に飛び降りる遊びをしていて、そんな景色がご飯のお供です笑
ジャマ・エル・フナ広場のスーク(Morocco)
広場には大道芸人やら、オレンジを沢山積んだジュース屋さんやら、賑やかで活気にあふれた場所です!!
文字もアラビア語で書かれていたりして、またマーケットの雰囲気もガラッと変わります。
ここの市場では、ジュース屋さんとすごく仲良くなって、一緒に厨房(?)に入り込んで写真を撮ったという思い出があります!貴重な体験です笑
本当に写真を見ているだけでも、ワクワクしちゃいますね~!!
現地の人と話したり、現地の人の生活を知るには、市場は最適の場所だと私は思っています!「こんなもの売っているんだ~」とか、それぞれの国の特色も感じることができます!
「旅行での繋がり方」もオススメの一つです!!
私流の繋がり方
「旅行という繋がり」「オンラインでの繋がり」に加え、私が今までお会いしてきた方の中には、「ビジネスとしての繋がり」「スポーツでの繋がり」「ニュースや記事を通しての繋がり」などなど…。
様々な形でアフリカに関わっていらっしゃる方がいました。
私は「人と人の繋がり」に貢献することを選びましたが、何が正解ということは決してないと思います。
限られた環境・状況の中で、皆さんはどのような繋がりを選びますか??
今はこのようなご時世なので、私も日本からアフリカに心を寄せたいです!
次に繋がる!