日本人初!セネガルで450羽を売り切った29歳大学生の養鶏家

 

 

牧野拓朗と申します。

 

  自己紹介


現在29歳・東洋大学生(夜間生)、2回目の大学生、離職経験2回。今後の目標は「途上国で教育の普及」。突然西アフリカのセネガルに移住して養鶏場を始めたアラサー。いずれ、セネガルでサッカーチームやダンスチームをつくり地域の活性化に繋げることを画策中。ポリシーとして、ものごとを楽しんでやることが最優先事項。


 

初めに皆さんの固定観念を払拭させて頂きたいのであえて言わせて頂きます!!

 

高校時代、試験の度に赤点をとり、現在TOIEC350点の私でさえ

アフリカで行動力とジェスチャーだけでビジネス出来ています。

 

上記の根拠は

日本人にとって決まり文句になりつつある、「アフリカといえば文化が異なる、インフラが未整備、治安が悪い」などにより、アフリカでビジネスや何かしらの活動を行うことは困難を極めるのは確かかもしれません。

 

しかし安心して下さい、私はセネガルの公用語であるフランス語の「何時?」というフレーズも滞在6カ月目にして認識しました。

 

また、現地語では滞在5ヵ月目が過ぎた時でさえ、私が「あなたはこれが欲しいですか?」と言おうとしてた時でさえ「私はこれが欲しいですか?」と意味をなしていないフレーズを多々言いながらお客さんにばんばん営業をしていました。

 

こんな私ですが、お客さんとはなにも問題なく450羽を販売し終えセネガルで養鶏場経営を続けれています!!

 

 

今回は、直近のセネガルでの鶏飼育模様について書かせて頂きます。

 

直近の状況
*私は本日(H30・10/22)までに鶏の出荷を2回終えています。
*雛は35~40日で出荷可能日に到達します。
*約3ヵ月の養鶏場運営期間で通算450羽程販売させて頂きました。

 

西アフリカ・セネガルで養鶏場(ブロイラー)を始めました!!

今から、約3ヵ月前の7月26日(H30)に回帰させて頂きます。

 

、、、あれは7月26日のお昼13時頃だったでしょうか、300羽の雛が私の町に届いたと業者から連絡がありました。

 

私は胸をわくわくさせるとともに、「いよいよ300羽の雛が来たか、これから戦いの日々が始まるんやな」と思いながら雛のもとへ向かいました。

 

業者の方から雛を受け取り、我が家に連れて帰り300羽の雛を一羽一羽鶏舎の中に足や羽を傷つけないように放していきました。この作業にかれこれ2時間ちかくかかりましたかね。

(一羽一羽雛を放している様子)

 

私が知っている限りでは、現地の養鶏家の方はけっこう大雑把に雛を掴み、雛にとっては高いと思われる位置からポンポンっといった感じで放していくんですよね。   一羽一羽掴んでは放してなんて時間がかかり過ぎるので、現地の方の気持ちは理解できますが。

 

だけど、正直私は「いや~~そのやり方だと一定数の雛は体のどこかにダメージを負い成長度合いが悪くなるか、亡くなってしまうよ!!」と思っています。

 

私は今まで鶏の出荷を2回しか終えていませんが、他の養鶏家の話を聞いていると私の鶏の死亡率はかなり低いそうです。(初めてその言葉を頂いた時、めっちゃ嬉しかったのが本音です)

 

セネガル人の知り合いからは「牧野!!その死亡率は信じられないよ!!」などの驚きや「日本人はやっぱり凄いな」といったニュアンスのお言葉を頂きましたが。

 

いやいやお父さん、ポンポンと雛を放してない?や、愛情込めて育てってんの?と、大先輩に対して失礼極まりないですが私の頭の中にはその様なキーワードがポンポンと浮かんできます。

 

(このことをお父さんに伝えたいんですが、現地に約6か月程住んでるのに現地語やフランス語が今だにほとんど話せないので、いつも笑顔でありがとうと言ってるだけです。笑)

 

だって私から言わせれば愛情込めて、ただ当たり前のことをやって育ててるだけなんでです。

 

愛情を込めて育てるだけで死亡率の原因を大部取り除けます。

 

その当たり前のことが分からないという声が聞こえてきそうですね! それは人間が自分の子供を育てる時と同じです。

 

暑そうにしてたら暑さ対策をして、ご飯をたくさん食べそうな時間帯がわかればその時間帯に多めにご飯を与えるなど、、、つまり観察力が重要です

 

少しお父さん達の実状をお話しすると、未婚者の私とは違って既婚者のお父さん達は四六時中鶏の相手ばかりをしてられないでんですよね。

 

近所付き合いや、なんといっても奥さん(家族)の相手もしないと「あんた私と鶏のどっちが大事なのよ」と言われかねないからですね。

 


 

そんなこんなで、第二回目の雛が我が家に入居してくれた初日から私と可愛い雛達の共同生活の火ぶたが切って降ろされたのです。

 

初夜から雛達が風邪を引かないように、火鉢のようなものに火をつけ三日三晩・鶏舎内を温め続けました。

 

鶏舎内の温度は5分間滞在できればよいというぐらい熱かったので、外に出てアップアップしながら呼吸をしてました。
(1時間おき位にチェックすればいいのではと声が聞こえてきそうですね!それは火事が発生する可能性もあったので出来なかったです)

(この器具を2つ使用して室内を温めてました)

 

雛が初めの1週間をどう過ごすかで、その後の成長状況が決まるんです。三つ子の魂百まで、、違うか。

(資金に余裕があれば眠い目をこすりながら徹夜する必要はないんですけどね。ケチるから。笑)

 

その様に自分の子供のように愛情たっぷりに育てたので、その後は体重も順調に増え、肉付きがよい体型にしっかり成長してくれました。

 

地元のやり手の養鶏家の方から「この日数でこのサイズまで成長している鶏は初めてみた」と言って頂いたこともあります。泣

 

正直、初めからこんな順調に鶏を育てれるとは私自身思っていませんでした。

 

ここで言いたいこと!!

 

 

なにか物事を行う時、自分でハードルを作り挑戦心に水を差すようなことは凄く勿体ない。時間は有限ですから!

 

 

(元気いっぱいの鶏達)

 

一見、外見が大きく見える鶏であっても肉付きが悪く、外見より軽い体重のものもいます。

 

その様な鶏を防ぐためにはやはり初期の頃の温度管理と餌の与え方で防げるとアマチュア養鶏家(牧野)は感じています。

 

次回は、臨場感あふれる鶏の販売模様について書かせて頂きます。

 

また、セネガルで他の有志達とGO SENEGALというサービスを立ち上げました!!

GO SENEGALでは、インターン・スタディツアープログラム、ゲストハウス、フランス語留学などのサービスを提供させて頂いています。

 

そのインターンプログラムの中で私が運営している養鶏場でインターン生の募集もさせてもらっているので、良かったらチェックされてみて下さい。

リンク→牧野養鶏場インターンプログラム

 

・質問やどんな些細なことでもよろしいので、何かありましたら下記Gmailまでご連絡下さると嬉しいです。

(例・セネガルのご飯は日本人の口に合いますか?など)

 

牧野拓朗(まきのたくろう)

Gmail:tm.taiyou0212@gmail.com

 

Instagram牧野・インスタグラム

 

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