世界中からケニアに留学生が集まる、アメリカ国際大学を徹底紹介!

こんにちは!齋川英明(@Afs_hide0209)です!

 

現在、東アフリカのケニアにあるアメリカ国際大学に長期留学に来ています。

 

初回の記事では、「なぜアフリカ、ケニアに長期留学しようと思ったのか」について書かせて頂きました。前回の記事はこちら↓

 

こうした機会を頂けると、自分の原点を改めて鮮明に思い出すことが出来るので、感謝の気持ちで一杯です。もし興味があれば、一度ご覧になって頂けると嬉しいです!

 

そして、第2弾の今回は、僕が今通っている「アメリカ国際大学」について詳しく書いていきたいと思います!

 

・アフリカ/ケニアに行ってみたい
・多様な価値観/文化に触れたい
・長期留学を考えている
・留学先で勉強もしたい
・世界中に友人を作りたい

と考えている方に、現地にいる私だからこそお伝えできる有益な情報が届けられればと思います。

 

さて、それでは、今回の目次です!

目次
目次
アメリカ国際大学(以下USIU-Africa)とは
■USIU-Africaの設立背景
起源
その後の変遷
■USIUの4つの特徴
特徴①世界各国から学生が集まる
特徴②自然豊かなキャンパス
特徴③多種多様な学部学科
特徴④個人と多様性を尊重する校風

(この記事では、アメリカ国際大学をUSIU-Africaと表記します。)

 

アメリカ国際大学とは

Ⅰ-1.USIU-Africaの設立背景


■USIU-Africaの起源


USIU-Africaの起源は、1927 年にアメリカのサンディエゴにて、Balboa Law College が設立された時まで遡ります。

 

その後、1952年からは教育者Dr.William C. Rust が学長を務め、学生と学部が世界中の知識を共有し宣揚する国際的な教育を志す彼は、1968年に当教育機関名をUnited States International University へと変更しました。

 

その後、彼自身の研究を進める中で、ナイジェリア、ガーナへの視察を経て、最終的に、ケニア・ナイロビに系列大学の設立を試みます。


しかしながら、当時、USIU-Africaの設立は簡単ではありませんでした。


①ケニア政府からは、元支配国イギリスの教育体制の変更
②アメリカのUSIU本校からは、マルチキャンパス制度(一つの教育機関が海外にもキャンパスを持つこと)
の2点への反対が強かったと言います。

 

こうした反対にも関わらず、彼は双方の説得に成功し、ケニア政府からは私立大学としての受理を受け、1969年9月18日にUSIU-Africaを設立しました。


ここまでが、USIU-Africaの起源になります。


■その後の変遷


その後1970年~80年代にかけて経営学、心理学、国際関係学の学術体制を整え、キャンパスを更に拡大。

 

充実した拡大の一方で、1994年には、深刻な経営難に直面します。国政が不安定の中、国立大学を修了できない学生がUSIU-Africaに流入してきたためだと言われています。

 

しかしながら、当時の学長であるDr. Garry B. Haysは、当時USIUの国際キャンパスに関わる外部アドバイザーだったDr. Freida A. Brown氏を事務局長に抜擢。これにより一時は機能不全になりかけた大学の立て直しに成功しました。


その後、2001年には、The Alliant International University管轄の California School of Professional Psychology (CSPP) と合併。2005年にはWestern Association of Schools and Colleges (WASC)から公認を受ける形で、USIU-Africa は正式に独立した私立大学としての教育機関となり現在に至ります。


以降は、ケニアの実業家Manu ChandariaやUSAID(United States Agency for International Development,アメリカ国際開発庁)からの積極的な出資を通じて、現代的な教育施設の充実にも注力。

 

現在は、5つの学部を中心に26の学科。世界各国の22の大学と学術協定を結ぶまでになっています。


以上がアメリカ国際大学(USIU-Africa)の変遷になります。

USIUの4つの特徴

①世界各国から学生が集まる

 

1つ目の特徴は、世界各国から学生が集まるという事です。

 

その数なんと71ヶ国!!

 

約6300人の学生が学び合うUSIUのキャンパスの他国出身者の割合は、16-20%と言われています。つまり、全体の約5人に1人の学生が、ケニア以外の国から来ていることになります。

(⚠他国からの正規学生が多いので、留学生ではなく他国出身者と表記しています。)

 

 

世界中から集まる、多様な文化的背景を持った学生と友情を育む事が可能です。

 

さらに、毎年3月頃には、各国地域の文化の違いを活かしたカルチャーフェスティバルが開催されます。果たして、どんな祭典なのでしょうか。僕も楽しみです!!

 

②都会から離れた自然豊かなキャンパス

 

2つ目の特徴は、都会から離れた自然豊かなキャンパスです。USIU-Africaのキャンパスはとにかく緑の自然が多いんです!「ここは森か何かか!」と思うくらいです。笑

 

 

多くの緑のおかげか、キャンパスの外に出ると普段は暑い日中でも、一度キャンパスに戻ると自然と涼しくなるのを何度も経験しています。

 

地理的にも、首都ナイロビの中心地から車で40分程離れた郊外にキャンパスはあります。そのため、ビルなどが立ち並ぶ都会と比べて、比較的穏やかで安全な地域に位置しているのも大きな特徴の一つです。

 

③多種多様な学部学科

3つ目の特徴は、多種多様な学部学科がある事です。自分の興味に合わせて学ぶ事ができます。種類は以下の通りです。

 

USIU-Africaでは留学生に対して、全ての授業を受講可能としています。なので、Basic なものからAdvancedなものまで、約600を超える授業の中から自分の興味のあるものを好きに選択できます。(4授業まで/セメスター)

 

④個人と多様性を尊重する校風

 

4つ目の特徴は、個人と多様性を尊重する校風である事です。

 

例えば、到着当日、留学生向けのオリエンテーションに参加した際の事です。その日参加した留学生は約80名いるにも関わらず、全員に自己紹介(名前と出身国のみ)の機会がありました。

 

そして、1人1人の発言に対して、スタッフが必ず反応し、「ようこそ」と声をかけ、拍手をしていました。僕の番では、機体トラブルで2日遅れでの入学と、当日に到着したばかりの事を紹介して下さり、会場全体で拍手を送って頂きました。

 

 

また、寮のオリエンテーションでは、歓迎用の大きなケーキをカットする際に、寮のRA(生活支援学生スタッフ)が、各国出身の代表1人がそれぞれ前に出てくるよう呼びかけました。RAは、『各ナショナリティへの尊敬の意味を込めています。』と話していました。

 

Discover your full potential”というUSIUの教訓の一つを体現するかのように、1人1人と一国一国を重んじるUSIUの校風と学生の心の深さに感銘を受けました。

(⚠留学先を決めるにあたって重要な要素となる公式な学術成果などは、残念ながらは現時点では見つけられていません。なので特徴には記載しませんでした。見つかり次第、5つ目の特徴として追記します!)

 

 

今回は、アメリカ国際大学(USIU-Africa)の起源と4つの特徴をご紹介させていただきました。

 

1人でも多くの方に、来てもらえれば幸いです。

 

次回は、キャンパス内の施設をご紹介したいと思います!!

 

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