「あなたの学生時代の“時間”が戻るなら、いくら払いますか?」

 

初めまして!西美乃里と申します。

ごく普通の大学生の私ですが、ウガンダに飛び込んで、ルウェロ県はウォブレンジの「Happy Times Child Junior School」という孤児院併設型の学校で教師をやりつつクラウドファンディングもしています。

 

突然ですが、質問です。

 

あなたなら、自分の学生時代の“時間”、いくらで買い戻しますか?

 

 

 

答えは様々だと思います。ちなみに私はまだ学生なので回答しづらいですが、高校時代に戻れるなら1時間当たり1万円くらい払います。今、価値を想像していただきやすいように「お金」という単位を使っていますが、お聞きしたいのは「この記事を読んでくださっている皆さんにとっての“学生時代”は、どれほどかけがえのない時間ですか?」ということです。

どれほど今が充実している方でも、良くも悪くも「学生時代なんか忘れたい」という方でも、皆さんのそれが今の自分にどれだけ多くのことを与えてくれたかということについては、多くの方々に納得していただけるのではないかと思っています。

 

さて、なぜこんな質問をしたのか疑問に思う方がいらっしゃると思います。その説明のために、まずこれから私の“学生時代”(すなわち現在も含みます笑)についての話をさせてください。

 

(ご自分の学生時代の様々な思い出に想いを馳せていらっしゃった方、邪魔して申し訳ありません。しばらくの間、一女子大学生の“学生時代”の話にお付き合いいただけると幸いです。)

 

 

「自分だけの場所」を作りたい。

(写真はお気に入りの1枚で、夕暮れ時のウォブレンジのとある農場前の道です)

 

私がウガンダにやって来たのは、「アフリカ」を自分の五感で定義したかったからです。

私は大学で国際関係、国際開発を学んでいるのですが、授業でのアフリカの存在観がすごいです。数字的にも、2100年には地球上の3人に1人がアフリカ人になる、とよく言われていますし、人種差別問題、環境問題など政治経済的にも存在感がすさまじいので、授業でもよく取り上げられていて。

「アフリカ」っていう地域はこんなに私の生活に入り込んでくるのに、私は全然「アフリカ」に入り込んでないな、と思いました。

そう思ったら、アフリカの中に「自分の場所」——自分の五感で定義した場所を作りたいという欲求が猛烈に湧いてきて、気づいたら「アフリカのウガンダにある孤児院で、子どもたちと学ぶ楽しさを共有する」というインターンに参加していました。

 

「アフリカ」と一括りにされがちですが(渡航前の自分がそうです)、来てみたら当然一国ごとのカラーの違いに気づいたわけです。渡航前の自分が持っていた「誰かが言っていたアフリカ」は、お湯が出ない、井戸に水汲み、ご飯はバナナ、情熱的なアフリカ人、、、といったような場所でした。そしてかれこれ約1か月間過ごして、人が優しくてでも時間にはルーズで、スリとかあるくせに盗みは禁忌とされていて、現地語の発音が面白くて、埃っぽくて、日本の奄美大島にいるような錯覚を起こす時があって、、、という「私だけの、アフリカのウガンダ」が形作られたわけです。

 

そんな中、もちろんインターン先の孤児院に対しても色々な思いが浮かんできました。

 

 

「私がこの孤児院にいたら、生きてはいける。でも暮らしてはいけない。」

(就学前の年齢の、児童の一人)

 

 

この孤児院に暮らす生徒たちの「日常」を目の当たりにしたときに、思わず日本人として生まれたことに感謝してしまうほどの衝撃を受けました。

献立は毎日同じだし量も少ないけどご飯は1日に3度出るし美味しいし、

ベッドはあるし、パジャマだってあるし、、、

衣食住は足りていて、もっとひどい境遇にある子どもたちからしたら、とても「恵まれている」。ただ、1点だけ「過酷」と呼ぶしかない状況があり、その状況が孤児院での生活を「暮らし」というより「1日の連続」にしてしまっていました。

それは、子どもらしく過ごす時間の無さでした。

 

彼らは朝4時に起きて夜9時に寝ます。その間は、食事の時間や掃除の時間を除く延べ11時間半ものあいだ、予習復習、授業など、勉強をし続けています。体育や音楽の授業は無いので、勉強時間とはすなわち教室で机に向かう時間です。

 

生徒のなかには、まだ5歳の子どもたちもいます。

自分だったら、と想像していただけますか。わざわざ言葉にする必要もありませんが、その毎日のなかで、子どもらしく過ごす時間は間違いなく足りていません。私だったら、こんな生活はしたくありません。素直にそう思います。

でも、ここの子どもたちにはこれが「日常」であり「普通」です。
変わりたいけど変われないんじゃない、変わるという選択肢すら見えないんです。

そんな子どもたちに、

「変わる」という選択肢の存在に気付いてほしい。

授業外の「学び」の機会の大切さを味わってほしい。

 

その一心で、「1,000冊の教科書を子どもたちに届ける!」というクラウドファンディングを始めました。

え、ここにきてなんで教科書?と思った方も多くいらっしゃると思います。

その疑問の解消は次回に回させていただくことになりますが、今伝えたいのは、教科書があれば子供らしく過ごす時間が増えるということです。

気になっていただけた方は、ぜひこちらのクラウドファンディング専用ページをご一読ください。ぜひ。

 

 

最後にもう一度質問です。

 

あなたなら、自分の学生時代の“時間”、いくらで買い戻しますか?

 

もういくらお金を積んでもあなたの「時間」を取り戻すことは難しいかもしれません。

なのでその分をどうか子どもたちの「時間」に。

 

 

クラウドファンディングページはこちら⇓
https://camp-fire.jp/projects/view/67791

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