それでも国際協力を諦めない。NPO法人コンフロントワールドと、荒井昭則の今後。

 

学生時代に海外ボランティアをやっていた。

でも、社会人になり離れてしまった。

 

学生時代にアフリカへ旅した。

あの時の興奮は忘れない。

社会人になり、気づいたらアフリカは心身ともに遠い存在になってしまった。

 

 

「副業」という言葉を見かけることも増えた。それでも自分は関係ない。

 

お金の問題、時間の問題。何かを得ることというのは、何かを失うことかもしれない。

 

社会人になり、お金が入ったとしても時間がない。

 

就職せずに国際協力やアフリカのことを仕事にする。お金はどうしよう。生活はどうしよう。

 

この記事を読む読者は多分私ぐらいの年齢の人が多いと思います。

 

悩んでいる方、モヤモヤしている方、そうでない方もちょっとお付き合いいただければ幸いです。

 

副業でNPOの代表やっています

 

初めまして。荒井昭則と申します。

 

現在私は人材系の企業に勤めながら、副業としてNPO法人コンフロントワールドの代表を務めております。

 

 

NPO法人コンフロントワールドとは、ウガンダで貯水タンクや浄水フィルター、トイレなどの建設、ウガンダ人が作った小物の販売などを行っているNPO法人です。

これからは、南米の刑務所発のファッションブランドの販売にも挑戦しようとしております。

 

副業でNPO法人の代表理事。正直大変です。

 

なぜ、副業をしてまで活動を続けるか、どんな生活を送っているのかはこの連載の1回目、2回目に寄稿させていただきました。

 

※1回目、2回目はこちら↓

 

でも、サラリーマンになって、国際協力や、アフリカ、世界とのつながりが無くなるなんて嫌だ。

 

本業以外で人を救いたい。

 

そんなワガママでキレイゴトを言い続けて活動して2年ほどになります。

 

この記事は連載の最終回。

NPO法人コンフロントワールドと荒井昭則が進む道についてお話いたします。

4人に1人しかトイレを使えない

 

NPO法人コンフロントワールドは正会員20名ほどの小さなNPO法人です。

 

「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」を目的に活動をしております。

 

 

不条理とは何だと思いますか?

 

「生まれた国で紛争が起きてしまい、他の国へ逃げてきた。」

 

「自分の生まれた国にはトイレも水道もなく、毎日何時間も水くみに時間をかけている。」

 

私は過去に何度も、このような言葉を聞きました。もちろん日本に生まれた人からは聞いたことはありません。

 

世界は不条理で溢れています。

それをまるっと全部解決するのはかなり難しいです。

 

それでも少しずつ不条理が無くなればという想いで活動をしております。

 

現在私たちが活動しているウガンダのブタンバラ県では、トイレを使える人がたったの25%と言われております。

 

逆に考えると4人に3人はトイレを使えないのです。

 

 

その他にも飲み水が無いなど様々な問題があります。

 

私たちコンフロントワールドは、ウガンダ人による現地NGOと提携し、貯水タンクの建設、浄水フィルターの建設、トイレの建設などを行っております。少しずつでも現地の生活が改善されればと思い活動しております。

 

その他にも就労支援をしたウガンダ女性が作った小物を日本で売っていたり、ウガンダの別の地域で別の団体と南スーダン難民支援などを行っております。

 

「こんな活動意味あるの?」

 

活動をしていると言われます。

 

「こんな活動意味あるの?」

「自己満じゃないの?」

 

海外ボランティアをやったことがある人は、一回は経験したことがあると思います。色んな人が色んなことを言ってくる経験。

 

私たちが世界の全ての「不条理」を解決することはとても難しいことです。

 

UNICEFUNHCRなど大きなNGOと比べると、やっていることも、ちっぽけです。

 

ただ、私たちの活動のおかげで貯水タンクが建設され、住民に使われている、トイレを建設している様子を現地のパートナーが嬉しそうに報告してくれると、ぶっちゃけ周りのごちゃごちゃした意見どうでもよくなるんですよね。

 

それが周りの人からどう見られているか関係なく、実際に現地の生活が変わった、それだけでやりがいを感じます。

 

私たちは世の中を2°変えることは出来ないかもしれない。でも2%を変えることが出来るかもしれない。しかもコンフロントワールドが存在しなかったら起こりえなかった変化である。

 

そんなことを誇りに想い続け、がむしゃらに活動していきます。

コンフロントワールドと荒井昭則の今後

 

最後に、コンフロントワールドと荒井昭則個人の夢・野望について書きます。

 

現地にトイレを〇個や、ウガンダの小物を〇個販売みたいなことでもよいのですが、もっと抽象的な話をさせてください。

 

僕たちのNPOは20代前半が中心です。

 

学生と社会人が力を合わせながら国際協力を続けている団体はかなり少数かと思います。

 

学生だとスキルが無いから、、

社会人だと時間が無いから、、

 

いわゆる国際協力の法人って代表が他の仕事をせず人生をかけてっていう場合や、国連系の大型のNGOの場合が多いです。

 

でも、それだけでは足りないんです。

 

そして私たちのような、代表が副業で、専門でもない学生が、人を救いたいという気持ちで世界で必要とされている役割を担う。それも可能なのです。

 

不条理の無い世界を実現するために、もっと多くの人が、様々な関わり方をする・出来る世界になればと思います。

 

私たちが目指す姿は、

新しい国際協力のロールモデルとなることです。

 

やる気があれば、誰でもNPOとして活動できるし、世界を少しずつ変えられる。

 

そのためには私たちが、一歩ずつ進み、後の世代へのつなぐということが必要だと思っております。

 

私個人もそうです。

副業という形でもNPOを経営し、世界を変える。そうして「副業で国際協力」というロールモデルになり、後の世代にもつないでいきたいと思っております。

最後に、アフリカのことわざで締めさせていただきます。

 

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

早く行きたければ、ひとりで行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け。

 

一人ではなく、仲間と共にコンフロントワールドは進んでいきます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。