今回は、アフリカ最高峰キリマンジャロの麓で開催される「キリマンジャロマラソン」を申し込み方法からすべてご紹介します!!
2020年3月で18回目を迎えるキリマンジャロマラソン。世界各国からランナーが集います。入賞者には、賞金とメダルが授与される国際レースです。
- フルマラソン(42.195km)
- ハーフマラソン(21.0975km)
- Fun Run(5km)
上記の3つから選べます。
舞台はキリマンジャロ登山の玄関口となる街モシ。モシ中心部からでもキリマンジャロ山をはっきりと見ることが出来ます。
キリマンジャロ国際空港もあり、カタール航空、エチオピア航空なども運航しています。
この記事の目次
申し込み方法
申し込み方法は簡単。
公式サイトから申し込みフォームを記入して送信するだけ。
公式サイトはこちら👇
https://www.kilimanjaromarathon.com/
支払いにはクレジットカードが使えます。
申し込み・支払いが完了するとメールが送られてきます。このメール、レースナンバー受け取りの際に必要になります!!
※レースナンバーを事前に取りに行く必要があります。(申し込みフォームに選択欄があり、ダルエスサラーム、アルーシャ、モシの3か所から都合のよい場所を選択。日程は場所によって異なるのでお間違いなく!!)
参加費は
- 東アフリカ居住者
- レジデンスパーミット保有者
- その他一般
上記の3つの枠に分けられ以下の通り異なります。
その他一般の参加費は、70USD(早割)、85USD。
クレジットカードでの支払いは南アフリカランド(ZAR)で決済されるため、レートによって変動します。
早割もあるので、もし参加希望の場合は早い目の申し込みをお勧めします!!
◉フルマラソン【Kilimanjaro Premium Lager Full Marathon】
距離42.195km
6:45スタート。参加条件は21歳以上であること。
12:30を過ぎると打ち切りあり。
◉ハーフマラソン【Tigo Half Marathon】
距離21.0975km
7:00スタート。参加条件は18歳以上。
12:30を過ぎると打ち切りあり。
◉Fun Run
距離5㎞
7:00スタート。参加条件は10歳以上あるいは保護者の同伴。
打ち切りはないが、タイムの計測はなし。
レースナンバー受け取り
レースナンバーは事前に受け取る必要があります。僕は2月28日にモシのKeys Hotelで受け取りました。
申し込み時に受け取ったメールを見せるとゼッケンナンバーを小さな紙に書いて渡してくれます。それを担当の人に渡すとゼッケンを受け取ることが出来ます。
2020年の概要はこちら。
◉ダルエスサラーム(Dar es salaam)
日時:2月22日(土)・23日(日)13時~19時
場所:Mlimani City Mall
◉アルーシャ(Arusha)
日時:2月25日(火)・26日(水)14時~20時
場所:Kibo Palace Hotel
◉モシ(Moshi)
日時:
➀2月27日(木)12時~17時 前払い・現金払い すべてのレース
➁2月28日(金)10時~20時 前払い・現金払い すべてのレース
③2月29日(土)9時~17時 前払いのみ フルマラソンとハーフマラソンのみ
場所:Keys Hotel, Uru Road
周辺宿のご紹介
Kilimanjaro Backpackers
ここは日本人が多く宿泊することで有名です。ドミトリー、シングルルームなど格安で宿泊することが出来ます。
このお値段で、蚊帳・朝食・wifiが付いていて、シャワーもお湯が出ます。
近くにバスターミナルやスーパーマーケットもあり便利です。
https://www.booking.com/hotel/tz/kilimanjaro-backpackers.ja.html
Kindoroko Hotel
ドミトリーが不安という方には、こちらがおススメ。
値段も1泊1000円ほどで泊まることが出来ます。
蚊帳・朝食付きでシャワーもお湯が出ますが、wifiはラウンジのみ利用可。
上のKilimanjaro Backpackers からは徒歩1分。
https://www.booking.com/hotel/tz/kindoroko.ja.html
いよいよ、マラソン当日!
スタート地点には人がたくさん。
荷物を預ける場所はないので、宿泊先から走る格好でスタート地点へ。
個人的には、腰に巻くポーチをお勧めします。何かを買いたいときのお金、ケータイを入れるため。
定刻になると列が動き出しました。
しばらく走るとキリマンジャロが姿を現します。朝が早いので涼しくて走りやすいです。
5kmあたりで初めての給水所。
このマラソンのスポンサーでもある、Kilimanjaroが水を提供しています。
しばらくは上り坂が続きます。そんなときはキリマンジャロを探してください。心が落ち着きます。
2個目の給水所。給水所では音楽だけでなく、スワヒリ語ですが励ましのことばで元気をもらえます。
また、水シャワーもあり、暑くなった体を冷やすこともできます。ここでは水だけでなくコーラとバナナもありました。
しばらく進むと舗装されていない凸凹道を走ります。
これはこれで意外と面白い。
僕がこの道を走っているときに後ろから猛スピードで車が通過。スビーカーを持った男性が、
とアナウンスし、先頭集団が光の速さで通過しました。
凸凹道を抜けると給水所。
ここでは、オレンジとスイカもありました。
道端では地域住民からの温かい歓声が。手を出してハイタッチを待っている人もいました。
このあたりで半分を迎えます。
後半は、下りが多く、広くて舗装された道を走るため、とても気持ちよく走ることが出来ます。
ゴールまでの案内を知らせる幕が。
最後の力を振り絞ります。
最後は、Ushirika Studiumというスタジアムの中に入っていきます。
フルマラソンとハーフマラソンのゴールは分けられています。
いよいよゴール。
ゴールすると、水・記念Tシャツ・メダルがもらえます。
ゴール後には、大会のスポンサーであるKILIMANJAROとCASTLEのビールで乾杯。
その他にもジュースや食べ物が様々な場所で売られています。
フィニッシュタイムはオンラインで
気になるタイムは、ネットで見ることが出来ます。
名前を入れるだけですぐに詳細が表示されます。タイムだけでなく、全体の順位、性別ごとの順位、ラップタイムなどまでも。
過去に出場された方でも見ることが出来ます。
こちらから。
https://www.topevents.co.za/search-results/?keyword=&category=&status=expired&startdate=
また、後日大会本部からメールで完走証が送られてきます。
マラソンを走っている途中に公式カメラマンが撮ってくれた写真もこのメールからダウンロードすることが出来ます。
いかがでしたか。
もちろん、キリマンジャロ登山以外にもキリマンジャロ、タンザニアをもっと楽しむことが出来るはずです。
実際に走ってみて、日差しが強くなる前に走るのでとても心地よく走ることが出来ました。
個人的には、小中高と陸上部で長距離を走っていたので、テレビで見て憧れていたアフリカ人ランナーの走る姿を見れたことが何より一番の幸福でした!